名称未設定

上司に乳首イキをさせられる日々♡
ノーブラで一日を過ごした後に、他の男に見られた嫉妬で、乳首とクリを同時に激しく責められ、上司に陥落させられる話♡


名前変換

佐倉:憧れの部長に声をかけたら、何故か胸を触らせることになった社員。押しに弱いとこもあるが、心優しい。
水田部長:佐倉の上司。顔立ちが整っており、仕事ぶりも優秀であるため、部下からは高嶺の存在であると敬遠されがち。佐倉が声をかけてくれたことが嬉しかった。
石川:佐倉の同僚。

※本作品では、3名の登場人物が出てきます。そのため下記のように読み替えて名前変換をご利用ください。
名前変換①:わたしの名字
名前変換②:わたしの上司
名前変換③:わたしの同僚



上司に乳首イキをさせられる日々♡
ノーブラで一日を過ごした後に、他の男に見られた嫉妬で、乳首とクリを同時に激しく責められ、上司に陥落させられる話♡



「失礼します」

 ガチャリと会議室の扉を開け中に入れば、水田部長が立っていた。わたしは後ろ手でしっかりと扉を閉めた後、ゆっくりと水田部長へ近づいていく。

「佐倉のこと、待ってた」
「……ぁ、ちょっ♡ んっ♡♡」

 水田部長に後ろから性急に抱きしめられると、清楚な白ブラウスの上からすりすり…っ♡と乳首を撫でられた。わたしはぴくっ♡と身体を揺らし、思わず「あんっ……♡♡」と感じたような声を漏らしてしまう。まだ服の上からだというのに、わたしの身体は敏感に快感を拾ってしまっていた。
 そもそも会社の就業時間内にこんなこと、駄目だと分かっているのに――初めて誘われた日からずるずると続いてしまっている。もう一ヶ月になるだろうか。

「さて、佐倉の胸を見せてもらおうかな」
「ひゃあ……っ!♡♡」

 白いブラウスを勢いよくたくし上げられたら、ばるんっ♡♡と乳房が上下に揺れ動き、その胸の豊かさをアピールする。そして胸の頂きでは期待して待ちきれないとばかりに、真っ赤な乳首が勃起していた。

「おや……ブラジャーはどうしたんだ?」
「んっ、水田部長が…来る前に外せって、言うからぁ、っ♡♡」
「それでも実行したのは佐倉だろう。人のせいにするんじゃない」
「んああ……っ♡♡ ご、ごめんなさい……っ♡」

 すっかり固くなった乳首を左右とも指腹ですりすり…♡と撫でられて、「ふああっ♡♡」と甘えたような嬌声が漏れてしまう。元々、乳首は大して感じなかったはずだけれど、水田部長に触られているうちに乳首が敏感に反応するようになってしまった。

「大体……俺が触る前からこんなにも乳首をたたせて、期待してたんだろう?」
「そ…そんなつもり、じゃ、っ♡」

 ――図星だった。水田部長がわたしを呼ぶのは火曜日と金曜日の夕方と時間が決まっていたので、気がつけばその時間になると、身体が勝手に期待して乳首が勃つようになってしまっていた。乳首の先っぽをゆっくりと指で擦られて、どんどん息が荒くなってしまう。

「はぁ、あっ……♡♡ あ……水田、部長……っ♡♡」
「なあ佐倉、何だか乳輪もデカくなってないか?」
「えっ……そんなわけ、んんっ♡♡」

 桜色の乳輪を指で挟まれ、こねこねと捏ねられてしまい、ぴくっ♡ ぴくっ♡と腰が揺れる。ちらりと自分の胸元を見れば、確かに乳輪の幅が大きくなっているような気がして――ぶわりと耳まで赤くなってしまった。

「佐倉がこうして胸を触らせてくれると、元気が出るな」
「お、お役に立てて……んっ、嬉しいです……っ♡」

 そもそも普段から水田部長にはお世話になっていて、密かに尊敬している。そんな人がある日、デスクで悩んでいるように見えたので「何か力になれることはないですか」と軽い気持ちで声をかけたのがきっかけであった。

 すると、水田部長はこちらをじっと見た後、胸を触らせて欲しい、と。癒しが欲しいと言ったのだ。
 あの完璧な水田部長が!
 正直躊躇う気持ちもあったが、尊敬している上司がそこまで追い詰められてることを知ったわたしは腹を括り、会議室で胸を見せるようになったのだった。もっとも今は乳房だけではなく、乳首も触られてしまっているが。
 カリカリっ……♡♡ カリカリっ♡ カリっ♡ カリっ♡

「あっ、あ……っ♡♡ 乳首っ♡ かりかりっ、らめぇ♡」
「おや。駄目だったか? こうやって乳首を引っ掻くと……随分気持ちよさそうに見えたんだけどな」
「ふあ、あっ、あっ♡ あっ……ご、ごめんな…さ、っ♡ きもち、いい…れすっ♡ んんっ♡ んっ♡」
「ふむ……佐倉今度は俺の方を向いてくれるか?」
「……ぇ…………?♡」

 ぼうっとした頭のまま、くるりと身体を反転させて、水田部長と向き合う。わたしよりも十五センチは背が高いであろう水田部長に見下ろされながら、片方の乳房を鷲掴みにされると、彼の薄い唇がちゅむっ♡と胸の突起に触れた。
「やぁんっ……!?♡♡」

 水田部長に、な、舐められてる……っ♡
 ちゅぷっ♡ ちゅぷっ♡と水田部長の舌にころころと硬い乳首を転がされ、ぬるりとした感触に「あああ……♡♡」と蕩けたような声が自然と出てしまった。分厚い舌でゆっくりと下から上へ舐め上げられると、舌のざらつきが乳首を刺激し、腰が思わずガクついてしまう。

「ふあ、あっ♡ ああぁあんっ……♡♡ ああっ……♡♡」
「君は指よりも、舌で触られるほうが好きなようだな」
「ぁ、ぇ、そ…そんな、こと……♡♡ ふあっ♡♡ あっ、すみませ、っ♡♡ 舌…っ、舐められるの、好きっ♡♡」
「素直でよろしい。俺もせっかく触るからには、佐倉に気持ちよくなって欲しいからさ」
「んあああ……っ……♡♡♡」

 ぬちゅ、ぬちゅ、と唾液の音を立てて、胸の突起を舐められるせいで、恥ずかしさと気持ちよさが同時に襲ってくる。火照った身体に汗がたらりと垂れていき、はっ♡ はっ♡と呼吸が早くなっていく。最初から勃起していたはずの乳首は更に大きく膨れ上がり、ぴんっ♡とそのいやらしいさを主張していた。

「はぁ……はうっ♡♡ う――……っ、はひっ♡ ああっ♡♡ そんなに、舐めちゃ、っ♡ らめ、れす……♡♡ は、ああぁぁ――っ♡♡♡」
「駄目じゃないだろ。気持ちいいって言いなさい」
「あっ、きもちい♡ きもちい…れす、っ♡ んっく♡♡ あっ、あぁぁぁ♡♡♡」

 身体から力が抜けていき、膝がガクガクと震える。これ以上はもう立っているのが難しい。目の前の男の腕をぎゅっと掴み、必死で耐えようとするが、気を抜いたらすぐにでもしゃがみ込んでしまいそうだった。

「〜〜っ、水田部長…♡♡ も、もう…立って、るの、辛い、です…っ♡♡ ふうぅぅっ♡♡」
「ああ、悪い」

 すると水田部長は近くにあったソファへわたしの手を引き、自らが座った後にわたしをその上へ座らせた。恋人同士がいちゃいちゃするような体勢で、恥ずかしい。水田部長の膝の上へ座っているため、普段は見下ろされているはずの水田部長を見下ろす格好になっていた。

「え、と……水田、部長……?♡」
「これなら体勢も辛くないだろ。あ、服はたくしあげてくれるか、乳首を舐めるから」
「……は、はい…………♡♡」

 ブラウスの裾をぎゅっと握り持ち上げれば、自らの乳房の体積でブラウスは止まったようだ。右側の乳首へ唇を寄せられ、ぢゅるるっ♡♡と真っ赤な突起を吸引される。

「んひいぃぃぃっ♡♡ あっ、あっ、あっ♡♡♡」
「ああ、癒されるな……マシュマロみたいだ」
「ふあっ♡ んん……っ♡ あっ、マシュマロっ、てぇ♡ そんなんじゃ、っ♡♡ あっ、あうっ♡♡」
「あれ、おっぱいを揉まれるだけでも感じてる?」
「あ……っ♡♡」

 もにゅん♡ もにゅん♡とたっぷりの乳房を揉みしだかれ、じくん……っ♡と重い快楽が胸の奥に溜まっていく感覚がする。いつの間にか、乳房だけでも感じるようになってしまっていた。左右の乳房を味わうように揉まれながら、片方の乳首を短い感覚でちゅぱちゅぱ♡と吸い上げられて、思わず顎先から仰け反ってしまう。

「んああ……ッ!♡♡♡ もっ、おかしく、なっちゃい…ましゅ、からぁ♡ あっ♡ おっぱい、弱いのぉ♡♡」
「はは……おっぱいが弱いって、ここまで敏感になってくれて嬉しいぞ。……まんこも、俺に擦りつけてるし」
「……ぇっ、ああっ♡ ご、ごめんなさ、っ♡♡ ああっ♡ お股、ぐりぐりって♡ んっ♡♡ しちゃって、っ…る…♡♡ とめられない、れす……っ♡♡♡」

 ヘコヘコっ♡と情けなく腰を前後に揺らし、秘部を固い太腿に擦り付けてしまっていた。口の端からだらしなく唾液が溢れ落ち、目がとろんとなってしまい、雌の表情を晒している。股が太腿と擦れて気持ちいい……♡♡

「我慢できてなくて、可愛いな。こら、まんこじゃなくて乳首に集中しなさい」
「あっ、アッ……!♡♡♡ は、はい……っ♡♡ んんっ、乳首そんなに、舐めちゃ……っ♡ うあっ!?♡♡♡ ま、まって、同時しちゃ、らめぇッ♡♡♡」

 爪先で片方の乳首を優しくカリカリ引っ掻かれながら、もう片方の乳首を熱い口内で舌に転がされている。気持ちいいのが、深いところから登ってきて、身体の奥底にどっぷりと溜まっていく。このまま、舐められたら、わたし……イカされてしまう。

「んうう、っ♡ あの、っ……水田、部長っ♡♡ ほんとに、イっちゃいそう、なので、っ……♡♡ んんっ♡♡」
「イキそうだから、何?」
「一旦、止めて…くださ、ああっ♡♡♡」
「こんなタイミングで止めてって……本気で言ってるのか。それとも俺に酷くされたくて、わざと言ってる?」
「わざと、なわけ……ッ♡ うあっ♡♡ あっ……そんな、んっ、はやく…舌うごかしちゃ、っ♡ ふあぁぁんんっ♡♡」
 
 舌先がぴちゃぴちゃと素早く動かされ、乳首の先端が何度も弾かれる。こんな責めに耐えられるほどの余力がわたしには到底残っておらず、次第に足の先っぽに力が入ってしまっていった。

「あっ♡ ああんっ……♡♡ ごめんな、さっ♡ んっ、乳首舐められて……ッ♡ イっ、イっちゃうっ♡♡ 水田部長、やめ、て…くださ、ぃ♡♡ ……ひいいぃぃっ♡♡♡」
「エロいな…乳首だけでイクなんて、この変態……っ」
「や……っ♡♡ そ、そんなぁッ♡♡ あ゛ッッ♡♡ んんんっ♡♡♡ イ、イくっ……!♡♡ イっちゃ、イ――ッ♡♡ ふああぁぁぁぁ〜〜――……ッ!♡♡♡♡」

 瞬間、胸全体に甘い快楽が広がり、たっぷりの絶頂感に全身が包まれた。頭が真っ白に染まって、ふわふわと浮いたような心地になる。半開きの口からは「…っっッ♡♡♡」と声にならない嬌声がぽろぽろと零れ落ちていく。ちゅぱっ♡と水田部長の唇が離れていった後、わたしの乳首はヒクン♡ ヒクン♡と震えていた。

「あ、う……っ……♡♡ あっ…………♡♡♡」
「さて……佐倉の可愛い反応を見ることができて、満足した。ありがとう」
「い、いえ……こちらこそ……♡♡」

 水田部長はいつも通りといったように、鞄から柔らかい質感のタオルを取り出すと、わたしの乳房を優しく拭いてくれる。舐められた乳首を丹念に拭いてくれているが、そのせいで乳首がタオルで擦れて余計な反応をしてしまう。

「ふ、あっ……あっ……♡♡」
「こら、佐倉。タオルで拭いているだけなんだから、反応するなよ」
「す、すみませ、ん……んっ♡♡」

 こんなこと、良くないなんて分かりきっているのに。
 わたしは何故かやめることが出来ずにいた。

「佐倉、ちょっといいか?」

 朝いつものように会社へ出社すると、水田部長に声を掛けられて驚いた。水田部長は今日午後に大事なプレゼンがあると聞いており、声を掛けられるとは思っていなかったからだ。最近はいつも週二回呼ばれていた秘密の逢瀬も、一回もしくは無いこともあり、かなりプレゼンに力が入っていたはずだ。そのため密かに応援していたのだが……。

「水田部長、あの、どうされました?」

 会議室で二人きりになり、自然と気持ちが高揚してしまう。スーツをばっちり着こなした水田部長が近づいてくると、わたしの胸もとがとんとん、と優しくノックされた。

「今日のプレゼンが終わってから、予約していいか。ここ」
「――っっ♡♡」

 水田部長の言葉が何を意味しているか、はっきりと分かってしまい、思わず顔を真っ赤に染めた。慌てて何度も首を縦に振れば「ありがとう」と穏やかな笑みで微笑まれる。

「水田部長こそ……頑張ってくださいね♡」
「ああ、もちろん頑張るぞ。だから……佐倉はご褒美を用意して待っていて欲しいんだ」
「ご、ご褒美ですか……いいですけど、どんなものがいいですか?」
「ん――……」

 少し悩んだそぶりを見せた後、スローモーションのような仕草で耳元に唇が寄せられた。

「今日一日、ノーブラで過ごして待っていてくれ」
「え……っ♡♡」
「俺が帰ってくるまで、ご褒美の準備をしておいて欲しいんだ」
「で、でも一日は流石に……誰かに、ばれて、しまうような……♡♡」
「今日まで頑張ってきた俺へのご褒美だと思って……駄目か?」
「ッ、水田部長がそういうなら♡♡」

 結局わたしはあっさりと水田部長の願いを聞き入れてしまった。まあ一日くらいなら何とか周囲の目も誤魔化せるだろう。
 さて化粧室で下着を外してこようか、と会議室を出ようとすれば、何故か水田部長に細腕を掴まれ、引き止められる。

「……水田部長? ええと、わたし下着を外してこようかなと思うのですが……」
「ここで脱いでくれ」
「は、っ♡ え、でも水田部長が……いるのに♡♡」
「俺のことは気にしなくていいから。というより、君の胸はよく見ているだろう」
「そういう問題ではないのですが……分かりました♡」

 いくら水田部長に普段から胸を見られているとはいえ、自分から脱ぐところを見られるのは恥ずかしい。
 けれども水田部長も主張を譲ってくれそうにもないので、大人しくわたしはこの会議室で下着を脱ぐことにした。ブラウスのボタンを一つ一つ外し、中に着ていたキャミソールを脱げば、桃色のブラジャーが姿を見せる。

「可愛いブラジャーだな」
「あ、ありがとう…ございます……♡♡」

 背中へ両手を回しブラジャーのホックを外せば、支えを失ったように、豊満な乳房がたぷん♡と揺れる。そしてキャミソールを手に取れば、「それは着ないでくれ」と拒否されてしまい、結局、直接ブラウスを着ることになってしまった。
 乳首が勃起していないため、ブラウスを強く押し上げるような様子はないが、よく見られたら下着を着用していないことがばれてしまいそうだ。

「こ…これで、大丈夫ですか……?♡♡」
「…………大丈夫ではあるんだが、エロいな」
「え……っ♡ ……あ、ちょっ、水田部長♡♡」

 つかつかと近づいてきた水田部長の指が、ブラウスの上から乳首をきゅむ♡と摘まんでしまい、思わず「ああっ♡♡」と淫らな声を上げてしまった。一気に性欲のスイッチが入り、身体が熱く欲情していく。摘ままれた乳首が期待したように膨れ上がり、ぷくん♡♡とブラウスの布を押し上げる。

「やぁぁ……っ♡♡ 乳首、ばれ、ちゃ……♡♡ んッ!♡♡♡」
「おっと、悪いな。着衣の上から触るのもいいだろう? バレたくないなら乳首を勃起させないようにするんだぞ」
「そ…そんな、んああっ♡♡ あっ、あ……っ♡♡ らめぇ……っ♡」

 乳首を勃起させないように、なんて。どうやってすればいいの……♡♡
 服の上から乳首を指で触られると、布と乳首の先っぽが擦れてしまい、甘い刺激が送られてしまう。ぴくぴく♡と震える身体を可愛がられ、楽しそうに弄ばれる。
 スリスリ……♡ スリ…♡♡ スリスリっ……♡♡

「あぅ…♡♡ あっ……あっ……♡♡ あ……♡♡」
「……おや、もう乳首がびんびんになってるぞ。シャツ越しても形が分かるようになってしまったな」
「っ……!!♡♡♡ ら、らめ……なのにぃぃ♡♡ んあ、っ♡ あ……っ♡」

 見ればすっかり勃起した乳首がシャツの布を押し上げ、その形が外からでもはっきりと分かるようになってしまっている。
 じわじわとゆっくり水田部長の指が下乳から登ってきて、乳輪をくるりと撫でていく。その指から目が離せなくなったところで、ぴんっ♡♡と強く突起を弾かれてしまった。

「あ゛あぁっっ!!♡♡♡」

 思わず身体が大きく跳ねて、後ろに仰け反りそうになってしまう。
 もっと、もっと乳首を触ってほしい……♡ 触って、カリカリってして欲しい……っ♡♡
 水田部長に自ら胸を突き出したところで、水田部長の指が離れていってしまった。

「…………え?♡」
「もっと触ってやりたいところだが、そろそろ準備のために先方へ向かわなければならないんだ。続きは戻ってから…な?」
「あ……♡♡」
「そんな物欲しそうな顔をするな。行きたくなくなるだろう」

 頬にちゅっ♡とあいさつ代わりのような口づけをされると、水田部長はあっという間に会議室を片付けていってしまう。呆然としていれば去り際に「佐倉、君は少し休んでから会議室を出てきなさい。その顔で出歩かれると困る」と言って、会議室を出ていった。そっと両手を頬で挟むと、顔が熱い。胸元を覗けば乳首が完全に勃起している。わたしは言われた通り、会議室で火照った身体を休めた後、部屋を出ることにした。

 胸元をさりげなく腕で隠しながら、自らのデスクへ戻れば、幸いにも周囲の人は出払っているようだった。
 これなら何とか夕方まで隠し通せそう……とわたしは密かに安堵する。
 ただ、何か作業をしようとして腕を動かそうとすると、ブラウスの布と乳首の先端が擦れてしまい、敏感になった乳首はそれだけで反応してしまう。

「ぁ……っ♡♡」

 はっとして慌てて口を塞ぐ。
 けれども意識すればするほど、乳首が過敏に反応してしまって、収まったはずの乳首がぷっくりと大きくなっていく。

 どうしよう……♡♡ また乳首勃ってるのが、見えてしまう……っ♡
 こんなの誰かに見られたら、変態って思われしまうのに……♡ 水田部長にも、迷惑が掛かってしまう♡♡

 こしゅ♡ こしゅ♡ こしゅ♡と乳首が布と擦れるたびに、小さな嬌声が漏れてしまい、まともに仕事なんてできそうにもない。

「……っ♡ ふ……っ♡ ん……っ……♡」

 御手洗いに行くために席を立って移動するだけでも、一苦労だった。個室で座り込み「ふーっ♡ ふーっ♡」と息を荒くしたまま、自らの乳首へ手を伸ばす。
 いっそのこと、自分で触ってすっきりしてしまえば……なんて、思ってしまう気持ちを振り払い、呼吸を整える。
「あとで、水田部長に、触ってもらうんだから……っ♡」
 腕で胸元を隠しながら仕事を鈍足で進めていれば、不意に同僚に声を掛けられてしまった。

「佐倉さん、この案件の資料ってどこにあるか知ってる?」

 まさか誰かに声を掛けられると思っておらず、びくりと身体を揺らしてしまう。

「――――っ、石川くん。ああ、っ、それなら……メールで場所を送るね」
「助かるよ、ありがとう」

 茶髪をふわふわと跳ねさせた彼は、すぐに満足したように立ち去って行った。慌てて腕で胸を隠しながら話したけれど、不自然ではなかっただろうか。
 まだまだ水田部長が戻ってくるまで時間がたっぷりありそうだ。

 そうして何とか水田部長が戻ってくるであろう時間まで、あと少しになる。

 ……あと、ちょっとで。水田部長に…………♡♡ 会える……っ♡♡

 ふわふわとした頭で、身体は火照らせながら廊下を歩いていれば、先程の同僚が再び声をかけてきた。

「あ、佐倉さん。さっきはありがとね」
「っ、い、いえ……」

 さっと顔を背ければ、訝し気に彼が近寄ってくる。あ、まずい。そんなに近寄られるとバレてしまう。

「……ねえ、佐倉さん。さっきも気になったんだけどさ、もしかして下着着けてないの?」
「……ぇ、あ、いや、その、あ……っ!」

 胸元を隠していた腕を掴まれ持ち上げられると、そこには水田部長の帰還を期待して勃起した乳首が♡

「ふうん。佐倉さんって真面目そうだったけど、案外そういう趣味だったってわけ?」
「っ、いや……ッ」
「嫌って、自分から見せてるくせに……何を言ってるの。ほら、俺が触ってあげるから、さ」

 目の前の男の手がわたしの胸元へ伸びてくる。触っていいのは、水田部長だけなのに……っ!
 どうすることもできず視界が涙で滲み、嫌悪感で嗚咽が出そうになったところで、不意に後ろから身体を引き寄せられた。

「――えっ」
「佐倉、待たせて悪かったな」

 背後の熱はよく知っている人のもので。振り返らずとも、水田部長が来てくれたことが分かった。

「水田、部長……」
「君……ええと、石川だったか。佐倉に関しては俺から注意しておくから、君はもう戻りなさい」
「は、しかし……っ」
「……戻れと言っているんだが? あとこのことは他言無用だ。彼女にもし危害を加えるようなことがあれば容赦をしない」
「~~っ、分かりました」

 ぱたぱたと足音を立てて、同僚の男はこの場から立ち去って行った。水田部長と二人きりで、無言の空間が続く。
 おかえりなさい、とか、お疲れ様でした、とか、言いたい言葉はたくさんあったはずなのに、なぜだか上手く言葉が出てこない。

「佐倉、会議室へ行くぞ」

 ぐいっと強い力で手を引かれると、ずんずんと廊下を歩かされ、いつもの会議室へ連れ込まれた。がちゃん、と扉がうるさく閉まる音がする。額の汗をハンカチで拭きとる水田部長を見て、急いできてくれたんだと胸がきゅんと響いた。羽織っていたジャケットを脱いだ後、水田部長に強く抱きしめられる。

「あっ……水田、部長……っ♡♡」
「遅くなって、悪かった」
「い、いえあの…助けてくださって、ありがとうございました……♡」
「間に合って良かったよ。佐倉の胸は俺だけのものだろう……っ?」
「っ、はい……ッ♡♡」

 ぎゅうぎゅうと搔き抱かれて、心も乱される。触れられて温かく心地よいのも、この人だけなのだ。とっくにわたしの身体も心も、水田部長に奪われていたのだから。
 そろり…と水田部長のたくましい背中へ両手を回せば、一瞬彼の身体が固まった後、一層強く抱きしめられた。

「そういえば水田部長、プレゼンは大丈夫だったのですか……」
「ああ、無事成功したから問題ない。だから、ご褒美をもらおうかな」
「ぁぅ……もちろんです♡」
「なら、見せて」

 腕の力がするりと緩められ、わたしは自らブラウスのボタンを早急に外していくと、すっかり勃起した乳首がぴくん♡♡と外気に晒される。羽織っていただけのブラウスをさっと水田部長に脱がされてしまい、会議室で上半身が裸になってしまった。
 腕で胸を隠そうとすれば、無言で首を振られてしまったため、大人しく両手をぴったりと左右の脚に付けて、直立する。水田部長の視線をじっとりと感じてしまい、恥ずかしい。見られているのが、分かってしまう♡

「ああ、すっかり真っ赤になって、準備万端じゃないか」
「う、うう……♡♡」
「佐倉。俺の前に自分で乳首を持ってきなさい」
「わ…わかり、ましたぁ……♡♡」

 ソファにどかりと座った水田部長の前へ移動すると、自ら前傾姿勢になって身体をかがめる。そして位置を調整しながら、水田部長の唇へ左の乳首を運んでいく。

「ん、上出来だ」
「あんっ♡♡♡ ぁ、っ、舐められ…て……♡♡ ひゃうっ♡♡ んっっ♡♡♡」

 水田部長の唇の前へ移動させた乳首をちゅぷ♡ ちゅぷ♡と舌先で転がされ、屈めた腰がガクン♡ ガクン♡と揺れてしまう。待ち望んだ刺激に身体が歓喜し、甘い痺れが全身に広がっていく。気持ちいいけれど、こんなの恥ずかしい……わたしが自分で望んで、乳首を舐めさせてる、みたいだ♡♡

「さっきの男に見られたのか、乳首」
「み、見られてない、です……っ♡」
「……嘘を吐くなっ」

 片方の乳首をぎゅっ♡♡と強く指で挟まれ、反射的に「ん゛あ゛っ♡♡」と蕩けたような嬌声が漏れてしまった。快感の余韻で痙攣するわたしを嘲笑うかのように、レロレロッ♡と舌で乳首を弾かれてしまい、気持ちいいのが終わらない……♡

「こんなにも勃起してるんだ、服の上からも見えたに決まってるだろ」
「そんな……♡♡」
「全く……佐倉は、誰のものか自覚が足りないようだな」
「ひゃあっ♡♡♡」

 突然スカートへ手を掛けられると、器用にもホックを外され、スカートを下ろされてしまった。汗で蒸れたストッキングもショーツもすぐに脱がされてしまい、わたしは会社の会議室で全裸にされてしまったのだ。むわり♡♡と雌のいやらしい臭いが周囲に広がっていく。どうしようもなく両手で秘部を隠し、頬を赤らめていれば、男の強い力でソファへ寝転がされる。

「ちょ、水田部長…っ♡ さすがに、会社で……ッ♡」
「……大丈夫だ、今日は誰もここには来ない。それよりも、俺のものだという自覚を持ちなさい」
「ひあぁぁっ!?♡♡♡♡」

 躊躇うことなく秘部へ水田部長の顔が寄せられると、ぬるうぅ♡♡と舌で割れ目を舐め上げられた。思わず閉じそうになる太腿を押さえつけられ、ぬるぅ♡ ぬるぅ♡と割れ目をなぞられていく。とろっとろにふやけた嬌声とともに、ガクガクと腰が痙攣する。いままで一度もされたことがないクンニ♡をされて、頭が沸騰してしまいそうなのに、あろうことか水田部長の手はそのまま胸元へと伸びてきて――。

「んああっ♡♡♡ ちょ、っ♡♡ えっ、あっ♡♡ うそっ、同時にっ……!?♡♡♡ ひああぁんんっ♡♡♡」
「まんこと乳首を両方されるの、堪らないだろう。君に自覚が芽生えるまで、今日はとことん責めてやるからな」
「ひいぃぃん……っ♡♡♡ じ、自覚ってぇ♡♡ あっ、あうっ♡♡♡」

to be continued……