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大雨の夜、上司と会議室で二人きり♡
声を我慢しないといけないのに、クンニとクリフェラをされた後、挿入されて激しく腰を動かされてしまって♡


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花木:入社して3年目で、調子に乗り始めている。以前面談で三島さんを挑発したら返り討ちにあった。それ以来、三島さんのことが気になっている。
三島:花木の上司。真面目で堅物な男としてある意味有名。

※本作品では、名前変換①②のみ使用可能です。③、④は入力しても使用できませんのでご了承ください。



大雨の夜、上司と会議室で二人きり♡
声を我慢しないといけないのに、クンニとクリフェラをされた後、挿入されて激しく腰を動かされてしまって♡



 わたしは慌ただしく会議室から出ていく三島さんをぼんやりと見ながら、静かにため息を吐いた。使い終わったコードを綺麗に纏めつつ、この間の出来事を思い出す。

 ――この会議室で面談中に三島さんを挑発したことを。
 三島さんは、かき上げた黒髪をぴっちりとワックスで固め細縁のフレームの眼鏡をかけた、いかにも堅物といった男性であった。どんな時も表情を崩さず、冷静に仕事を淡々とこなしていく、そんな上司。だから、ほんの出来心で。この人の崩れた表情を、わたしは見たくなったのだ。

「まさか、あんな事になるなんて……」

 結果、わたしは確かに三島さんの表情が崩れたところを間近で見ることができた。表情どころか、身体まで覗くことになってしまったけれど。想像もできなかった彼の欲部分は、酷くわたしを興奮させたのだ。

 とはいえ、また揶揄いますねとは言ったものの、あれ以来、三島さんと身体を重ねるようなことはなかった。
 そもそも面談は半年に一回しか無く、流石に会議の前後にそういった行為をする気にもならないため、機会が無いのだ。それが良いことなのか、悪いことなのか、わたしには分からなかった。もう一度そんな機会があったら、わたしは――。
 ふと窓の外へ顔を向ければ、雨が絶え間なく降っており、息を吸い込めば雨の匂いがしたような気がした。

「え、電車も止まっているんですか」
「……そのようですね」

 夕方になっても朝からの豪雨が収まらず、とうとう公共交通機関が止まってしまった。会社から身の安全を優先し、帰宅するようにと通達が来たが、既に遅く、わたしは通勤手段が無くなってしまっている。続々と周囲のメンバーが帰宅する中、わたしは当てもなく会社内を彷徨っていた。

「ええ……どうしよう」

 僅かな可能性に賭けてタクシー会社へ連絡したものの、皆考えることは同じようで。何回か掛けてみたが繋がることはなかった。当然、徒歩で帰れるような距離ではない。どこかホテルへ行こうにも、その場所までの移動にリスクがありすぎる。会社へ泊まろうか、そう話している人たちもちらほら居て、わたしも同じことになりそうであった。

「まだ空いてる会議室あるかな……」

 会社に泊まるとなると、その場所が問題になってくる。ベッドがあるような仮眠室は、もうとっくに埋まってしまっているだろう。どこかの会議室に簡易布団をひいて、寝ることになるだろうが、どこか空いている場所があれば……。

「――おや花木さんは、帰宅されていないのですか?」
「三島さん……!? 三島さんこそ、帰らないんですか」
「俺は電車で通っているので、運転見合わせではとても帰宅出来ません」
「わ、わたしも同じくです……」
「そうでしたか。ということは会社に泊まるのですか」
「その予定です、けど……会議室がもう空いて……」
「ああ。先程取り合いになりましたからね」
「う……そんなに……」
「会議室によってはソファがあったり、備品があったり、設備が部屋ごとに違いますから」

 言われてみればその通りで、何もない会議室より冷蔵庫があるような部屋やソファがあるような部屋の方が良いだろう。こんなことならさっさと会議室を抑えておけば良かった、と密かに落ち込んでいれば、三島さんがくすりと笑った。

「な、なんですか、三島さん……っ」
「いえお困りのようだと思いまして。俺は既に会議室を一つ抑えていますが……」
「それは良いですね……」
「もし良ければ来ますか? 寝る場所が無いんでしょう」
「――え!? 良いんですか!」
「ええ、構いません。花木さんが俺と同じ部屋で寝ることに、抵抗がなければ」
「あ……」

 同じ部屋で寝るという言葉に、どきんと心臓が高鳴った。もしかしてこれは、密かに期待して待ち望んでいたチャンスなんだろうか。あの日以来見ていない、三島さんの崩れた表情を見るチャンス。意識すれば急に恥ずかしくなり、かぁぁ……と頬がゆっくり赤く染まっていく。

「えと……あの……わたしは大丈夫、です…………」
「……そういうことでしたら、行きましょうか。奥の会議室をとっていますので」
「はい……ありがとう、ございます……」

 急に二人の間の空気が変わったのを感じとり、強気な言葉がつい萎んでしまう。前を歩く三島さんに無言でついて行き、抱えていた鞄を胸の前できゅうと握りしめた。

「こちらです」

 案内された会議室に二人で入ると、かなり大きめの会議室であり、大人二人分の布団は余裕で置けるようだった。三島さんは何だかんだ上司であり、役職もあるため、皆が良い部屋を譲ったのかもしれない。その恩恵にありつけることをありがたく思いつつ、荷物を置いて寝る準備ををしてることにする。

「わたし、メイク落としたりしてきますね」
「はい。俺はここで仕事の続きをしていますから、好きに使ってください」
「え……はい」

 女性用のトイレで化粧を落としたり、顔を洗ったりしつつ、とんでもないことになったなあと、どこか他人事のように思う。トイレの小窓からそっと外を確認すれば、まだまだ蛇口をひねったような雨が降り続いていた。

「三島さん、戻りましたー」
「はい」

 ある程度身体を身綺麗にした後、三島さんがいる会議室に戻れば、壁にもたれて座り込んだ三島さんが、自身の膝の上にパソコンを置いていた。

「まだ仕事は終わらないんですか」
「ん……もう終わるよ。キリがついたからね」
「良かったです。お疲れさまでした」
「ありがとう」

 三島さんの、ふっ、と気の抜けたような笑い方がわたしは好きだった。普段眉間に皺を寄せて難しい顔をしている上司が、ほんの少し気を許したような気がして。
 パタンとノートパソコンが閉じられ、机の上に置かれる。今更二人きりであることに緊張してしまい、うまく言葉が出てこない。

「…………二人きりですけど、揶揄ってこないのですか」
「え……っ! いや、その……」
「……冗談ですよ?」
「あ、冗談……なんだ……」

 くすくすとほんの少し口角を上げて、上品に笑われてしまい、胸がきゅうと締め付けられる。三島さん、冗談なんて言うんだ……っ、上司の知らない顔にドキドキした。
 ――三島さんの言う通り、今は、絶好の機会だよね。今なら、三島さんに触れることが出来る。
 わたしはそっと三島さんの隣にしゃがみ込むと、腕同士がこつんと触れ合った。

「三島さん……こっちを見てください」
「はい、どうかしまし――っ」

 三島さんの言葉は最後まで紡がれず、わたしの口内へと消えていった。ちゅっ、と形の良い唇が己のそれと重なり、といやらしいリップ音が鳴ったはずなのに、雨の音でかき消される。三島さんの唇は濡れていて、リップクリームで丁寧にケアされているようだった。それさえも彼らしいと思ってしまい、わたしは密かに身体を熱くする。

「は、あ…………」
「……馬鹿ですね、貴方は」

 三島さんのこんなにも低い声を、初めて聞いた気がした。欲望に染まった黒い瞳に囚われて、もう引き返せない。わたしは近づいてくる三島さんの唇に陥落し、そっと目を閉じた。

 くちゅくちゅと舌を絡ませ合った唾液の音が、二人きりの会議室に響く。行為がバレないように、電気は消した。中途半端に外されたシャツの中で、薄桃色のブラジャーが乱れている。代わりに三島さんのワイシャツのボタンが全て外れていた。

「あっ……♡♡ んん……っ♡♡ んっ、くう……んっ♡♡ あむっ♡ んちゅ♡ ちゅ……♡♡ んむっ……♡♡」

 お互いの舌を貪り合いながら、暗い部屋の中で、お互いの胸もとを弄り合う。固くなった乳首に指先が触れると、びくりと三島さんの身体が揺れるのに、酷く興奮した。

「はあ……っ、会社でこんなこと、いやでも…興奮っ……してしまいます、ね」
「んううっ♡♡ んっ、んん♡♡ ……ぷあ、っ♡ 三島さ、っ……♡♡ そんなこと、言っちゃ、っ♡♡ んあっ♡♡」
「相変わらず、俺のことを誤解しているようだ。ん……っ、貴方にキスされて、手を出さないほど……んっ、俺は落ちぶれていませんよ……っ」
「っ♡♡ きゃう……っ!♡♡♡ 乳首、っ♡ ぴんって、しないれ、あっ……くださっ、ああっ♡♡♡」

 左右の乳首がこりこりと、三島さんの太い指で捏ねられる。ぷっくりと膨れ上がった乳首に甘い痺れが走って、びくびくと身体が揺れてしまう。電気を消していてよかった。こんな風にいやらしく反応しているところを、三島さんに見られずに済むから。
 けれど同時に三島さんは今どんな顔をしているのか見たい、なんて矛盾した気持ちになっていた。

「んんっ、んんうっ、ん……♡♡♡ ふあっ、あっ♡♡ ら、らめ……っ♡♡ んちゅ♡ ちゅむ♡♡ んっ♡♡」
「っ……あんまり、大きな声は出さないように、っ、万が一外に聞こえてしまったら……困るでしょう」
「ぁ……っ♡♡ ご、ごめんな、さ……♡♡ んんっ、んう、っ、んむっ♡♡♡ ん――っ♡♡ ん――っ♡♡」

 唇が触れ合う距離で囁かれ、わたしは反射的に口もとを手で覆った。口付けと愛撫に夢中になっていたが、ここはあくまで会社なのだ。いつ目の前の廊下を人が通ってもおかしくはない状況だった。三島さんが乳首をぴん、ぴんと指先で弾いてくる中、わたしは必死で声を我慢する。

「んっく、んんう……♡♡ ふ、う……♡♡ ん……ッ♡♡ っ、ううぅぅ……っ♡♡♡」
「……声を抑えるのは正しいのですが、こうなってくると、声が聞きたくなりますね」
「は……?♡♡ 〜〜〜〜っ゛うう!?♡♡♡ んああっ♡♡ あっ♡♡ なんれっ、乳首っ♡♡ 押し込んじゃ、あううっ♡♡♡」

 突然、乳首を親指で内側に押し込まれると、そのままぐりぐりと掻き混ぜられてしまった。甘くて深い快感電流が乳首の中に広がってきて、半開きの口から嬌声が漏れる。

「可愛い……っ、ですね」
「……っ♡♡♡」

 余裕のない声で、可愛いなんていう極上の言葉を貰ってしまえば、もう駄目で。くぐもった声の合間に、はしたない嬌声がどんとん溢れていく。

「……っぁ、ぁぁあ…ふあっ♡♡♡ んあっ♡♡ やぁぁ……っ♡♡♡ 三島さ、っ♡♡ あっ♡ 声でちゃ、っ♡♡」
「声……聞かれたくないですよね? ほらこの可愛らしい手で口を押さえてください」
「う、あっ……♡♡ おさえても、声……ッ♡♡ で、て……んんっ♡♡ は、あっ♡ んっ、くぅぅ……♡♡ っ!!♡♡ 今っ、あんっ、乳首舐め……ッ!?♡♡♡」
「乳首がガラ空きでしたので。指で触っていた時よりも固くなっていますよ」
「そ、そんな…こ、と……んふうぅぅっ♡♡ や、ぁぁ、っ♡♡♡」
「せっかくですから、自分で触ってみたらどうですか? ……カチカチに固くなっているでしょう?」
「〜〜〜〜ゃっ!♡♡♡」

 そっと触れた自分の乳首は、いつもよりもずっと大きく、そして固くなっていた。欲情している身体を自ら認識させられ、羞恥を煽られる。
 わたし、こんな状況なのに発情してしまっている――。

「……下も、触れますよ」
「ぇ……きゃっ♡♡ なんでっ、スカート……っ♡♡」
「自分で脱ぐのと俺に脱がされるの、どっちがいい?」
「ど、どっちも、無理……で、す…………ひあっ!?♡♡」
「なら脱がせますね」

 容赦なく黒のタイトスカートへ手をかけられると、器用にサイドのチャックを外された後、ずるずると脱がされてしまう。更にストッキングにもその手は伸びてきて、腰を浮かせるよう、命令された。

「っ、う、う……♡♡ 〜〜〜〜っ♡♡ ぃや、らめ……れす、っ……♡♡」
「もうこの下着は使えなさそうですね、見えますか。花木さんのものでびちょびちょに濡れてしまっているのが」
「ひ……っ♡ ち、ちが……♡♡ わたし、そんな…つもり、じゃ、っ…………ああぁぁんんっ!!♡♡♡」

 僅かな抵抗の声も意味をなさず、目も眩むほどの熱さが秘部へ絡みつく。ぬめった三島さんの舌が、秘部の花びらごと舐め上げたのだ。前戯により既に半分ほど開花した花びらは、ひくひくと疼き雄からの続きを待っていた。

「そんなつもりじゃないと言う割に、身体は違う反応をしているようですね」
「あ…ああ……♡♡ っ、ぁ、ら……め……♡♡♡ ちが、っ……♡♡」
「――本当に駄目ならせめて、足を閉じればいいものを」
「え、っ、あ、んううぅぅぅっっ♡♡♡」

 ぐったりと前へ投げ出した足を嘲笑うかのように、太腿を手のひらで撫でられ、びくんと内腿が震える。はっとして足を閉じようとすれば、股の間へ三島さんの身体が入り込まれてしまい、もう閉じることは許されなかった。

「舐めますよ」

 いちいち宣言する必要なんてないのに、三島さんはわざわざこれからする行為を伝えてくる。暗闇の中、秘部へ熱い吐息が吹きかかり、思わず口を「あ」の形にして、淫らな嬌声を漏らしてしまった。

「あ、ああ……っ!♡♡♡」
「しーっ、声が大きいです」
「だ、だっ…て……んぐっ♡♡ んむ、っ、んんう♡」

 口内へずぼっと太い指が二本差し込まれ、ぴちゃぴちゃと水音を立てながら、うっとりとそれを舐めていく。

「んむぅ、んぅ……♡♡ んっ、ん♡ んふぅぅ♡♡ ん…………ひああっ!?♡♡♡」

 ぬるうぅぅと湿った舌が、雌の秘められた入り口を往復する。柔らかい舌で舐められる感覚に、身体を震わせて悶絶してしまう。吐息がかかる距離のまま、親指で秘部の上部を引っ張り上げられ、ちょこんと小さな秘豆が顔を出した。

「あ……っ、クリっ、らめ……らめ……♡♡♡」
「貴方の陰核を今度は舐めますね」
「ひっ――――ん゛あ゛あぁぁっっ!?♡♡♡♡」

 ずり……っと舌のざらざらが肉芽を擦り、燃え上がるような快楽が身体中を巡っていく。ガクンと腰が大きく跳ねて、思わず目の前の男の頭を両手で掴んだ。

「や、やめ……っ!♡♡ ふあぁぁぁ――っ♡♡♡ ああ〜〜〜〜ッ♡♡♡ あっ、ああっ♡♡ 声っ♡♡ これ、無理ぃぃぃ……っ♡♡♡」

 クリトリスを責められると、声が本当に我慢できない。唇を震わせ、はぁ、はぁと荒い呼吸を繰り返していれば、再びぬるんと舌を這わされてしまい、甘くて蕩けるような刺激で、じいぃぃいんと痺れた。

「んあっ、ア……ッ♡♡ ひあ、っ、ああ……♡♡♡ も……っ、ゆるひ、て……♡♡♡」
「許すも何も……花木さんはして欲しくないんですか?」
「ぇ……うあっ♡♡ わたひ……っ、んひいいっ♡♡ ひ、あ……らって、声……♡♡ んんうっ♡♡♡」
「声を我慢する必要がなければ、して欲しいという事ですか?」
「っ、あっ……♡♡ そ、れ…は……♡♡」

 ビクビクビク……ッと腰が激しく震える。三島さんの黒髪を掴む手から力が抜けて、添えるだけになっていた。雌の弱点への刺激に少しも抵抗なんて出来ず、恥ずかしい声を上げてしまう。湿った柔らかい舌が肉芽の裏筋を擦ると、鼻先に火花が飛び散った。

「ん゛ぐッッッ♡♡♡ ん、あ゛あ、っ……♡♡♡ あ……っ♡♡ ひああぁぁ〜〜〜〜っっ♡♡♡ や、やめ……♡♡」
「やめてください、でしょう?」
「っ〜〜♡♡ ぁ、やめ…て、あっ、く…ださ……っ♡♡ 三島、さっ……♡♡♡ おねがひ、っ、んっ、しま……♡♡」
「――まあ、嫌ですけど」
「……ぁっ、ぁぁあああっっっ!?♡♡♡♡」

 ぢゅるるるっとクリトリスを口に含まれたまま、吸引されてしまい、がくんと身体が大きく跳ねた。一瞬何が起きたのが分からず、目の前が白く明滅する。気がつけばチョロチョロ……と愛液が秘裂から溢れており、軽い絶頂を示していた。

「ぁ……っ、ぇ、イっ、て……?♡♡ はぁ、はぁ……♡♡ ん……っ♡ うぅ……♡♡♡ ん゛ッッ!?♡♡♡ な、なんれっ、今イ……っ♡♡♡ ひああぁぁっっ♡♡♡♡」
「甘イキしたようですね。幸い廊下に誰も居なかったようですが……引き続き声は我慢するように」
「やぁっ♡♡ ん゛〜〜〜〜ッ♡♡♡ ふう゛うぅぅっっ♡♡♡ う゛っあ、っあぁ♡♡♡ っ゛――♡♡♡ んっ、んんうぅぅ♡♡♡♡」

 唇をきゅっと締めて、声が漏れないようにしたところで、一度イってしまった肉芽は嬉しそうに快楽を受け入れてしまい、雄に媚びた嬌声が溢れてしまう。ぬるぬると舌で勃起したクリトリスをくすぐられ、華奢な裸体がいやらしくくねった。

「ん゛、ん、っ、んっ、ん……♡♡♡ っう゛う゛〜〜〜〜♡♡♡ ……ぁ、っ、んあ゛ああっっ♡♡♡♡ っ、声……♡♡ っ゛――♡♡♡ う゛――っ♡♡♡」
「ええ。出ていますよ?」
「っ、う゛、イ……イ、ク……ッ♡♡♡ あっ、あ゛あっ♡♡♡ イ……っくの、来てっ♡♡ やっ、うっ、イっちゃ、っ♡♡ イク――ッ!♡♡♡ ん゛ううぅぅぅ――――っっ♡♡♡♡」

 床についていたはずの背中が弓のようにぐぐっと反り、舌をだらしなく突き出したまま、真っ白な絶頂に身を任せた。びくん……びくん……と揺れる腰を掴まれ、イっている最中だというのに、クリトリスを舐め上げられると、意味をなさない声が漏れ続ける。ぴちゃん、と床に愛液が垂れる音が響き、漸く三島さんの唇が秘部から離れていく。

「……ぁ……あ、っ、ぁ…………♡♡♡」
「貴方のそういう姿を見ていると、堪らなくなりますね」
「ぇ……♡♡」
「……こちらへ」

 暗闇ではっきりとは見えないが、カチャカチャとベルトの金属音が当たる音が聞こえて、三島さんがズボンを脱いでいるのが分かった。すぐに身体を抱き寄せられてしまい、三島さんの膝の上に座らされる。

「三島、さ……♡♡」
「流石に会社ではと思っていましたが……花木さんの誘惑に負けました」
「ゆ、誘惑なんて、してな……♡♡」
「冗談です。ただ貴方の色香に誘われたのは確かですね」
「っ♡♡♡」

 冗談なんて言うんだ、とか、誘惑したつもりはない、とかたくさん言いたいことはあったのに、三島さんに抱きしめられたら何も言えなくなってしまった。軽い腰をひょいと持ち上げられると、つぷんと熱いモノが自らの膣口に当てられる。

「あ……っ?♡♡ う、そ……三島、さっ、これ……♡♡」
「大丈夫ですから、大きな声は出さないように」
「っ、うあ、っ……♡♡」

 太い雄竿が身体の膣内へと入ってくる感覚に、うまく息が出来ない。膣の入り口が熱くて、火傷してしまいそうだった。両手を三島さんの首にぎゅっと回しながら、少しずつ雄竿を膣内へ取り込んでいく。

「あ゛、ぐっ、ぅ……!♡♡ はいら、な……っ♡♡ 三島、さ、っ♡ も……っ♡♡ 無理ぃぃ……ッ♡♡♡」
「……花木さん、顔をこっちに寄せなさい。キスをしますよ」
「んむっ♡♡♡ ん゛ッ♡♡ ん……っ♡ う゛あッ♡♡ ふ……っ♡♡♡」
「は――……っ、もう少しで、全部挿入できます、から」

 既に膣内は極太の肉棒でギチギチだというのに、更に三島さんの腰が押し進められる。耳元にかかる吐息がやけに色っぽく、じわじわと快楽の熱で身体が蝕まれた。苦し気に呼吸をしていれば、「全部、入りましたよ……っ」と囁かれ、堪らず目の前の男に強く抱きつく。

「ん゛っ、ぐ……♡♡♡ ふ――っ♡ ふ――っ♡♡ あ、っ、う……♡♡♡」
「……流石にここでは動きませんから、怖がらなくて良いですよ」
「ぇ、うごか、ないん…ですか、っ……♡♡」
「動きたいのは山々ですが、動いたら貴方の声が激しくなるでしょう?」
「ぁ、その……っぅぅ……♡♡」
「その代わりこのまま、抱きしめ合いましょうか」
「あ……っ♡♡」

 乱れたブラウスの上から三島さんに抱きしめられて、けれどブラウスが気に入らなかったのか、すぐにブラウスを脱がされてしまった。中途半端に外れたブラジャーも床に投げ捨てられると、三島さんは自身のシャツも脱ぐ。温かい肌同士が重なり合い、きゅうと胸が自然に締め付けられた。
「ふあ、あ……♡♡♡ あ……♡♡ んっ♡ 三島、さ……♡」
「貴方の膣内も温かいですね……ずっと入っていたいくらいだ」
「きゃうっ♡♡♡ あっ、動かない、で…くださ、っ♡♡ んんんう……っ♡♡♡ きもちい、とこ……んっ、あたっ、てぇぇ♡♡♡」
「動いて、いませんが……っ、花木さんこそ、そんなに締め付けないでください。すぐに出てしまいますから」

 お互い動いてもいないのに、膣内がうねって奥がぞくぞくと震えてしまっている。わたしが自らの身体の異変に気がついた時にはもう遅く、ぷしゅっと尿道から小さな潮が噴き出した後だった。

「うぁ、〜〜っ♡♡ ぁぁ……くっ、ぅ……♡♡♡」
「っ、入れただけで、イったのですか」
「……は、は―っ、ぁ、ぁ……♡♡♡ ぁ、イっ、たぁ……♡♡ イき、まひたぁ……っ♡♡♡ ぁっ、あぁっ♡♡」

 全身が急激に熱くなり、膣内が勝手にぎゅうっと締め付けてしまう。じっとりと汗が滲み、お互いの汗を交換し合う。どうしようもない衝動に、わたしは三島さんの腰へ両足を必死で絡めた。

「〜〜〜〜っ、あ♡♡ イっ、た、のに、っ♡♡ あっ、あ、身体…おか、し……っ♡♡♡ ひ、あ、あっ、あ……♡♡♡ イっ、また……イ……クッ……♡♡♡」
「ぐ……っ」

 自分の意思とは関係なく、身体が高みへと昇っていく。上司の腕の中で柔い身体を緩く震わせると、包み込むように抱きしめられた。甘くて蕩けるような性感が纏わりつき、とろんと瞼が重くなる。粘度の高い愛液がどろりと秘裂から垂れていった。

「あー動きたい、な。腰をガンガン振って、貴方を気持ちよくしてあげたいですね。ねえ、動いていいですか? 激しいと外まで音が聞こえるかもしれませんけど……」
「ら、らめに……あっ、きまっ、て、っ♡♡ う、っあ、ぁぁ、っ、ああ♡♡♡ 三島…さ、やめ……っ♡♡」
「悪いのですが、気が変わりました」
「…………っ、ん゛あ゛あッッッ!!♡♡♡♡」

 突然の重い衝撃。
 がつんと下から腰を打ちつけられ、反射的に腰が揺れた。膣の奥を太い肉棒が擦ってしまい、びりり、と快感電流が全身に流れる。あ……今、なにを、されて……っ。
 だって三島さんが言ったのだ。三島さんが動いたら、声や音が外に聞こえるかもしれないから、動かないって。
 なのに、どうして。どうして、今……っ。

「あ゛っ♡♡ あ♡♡ う゛あ!♡♡♡ まっ、きこえるっ♡ これっ、そと……あ゛ぐっ♡♡♡ とまっ、ひあっ!♡♡♡ あ゛あ゛ッ♡♡♡ い゛……っ♡♡ ん゛ああっっ♡♡♡」
「無理、だな……止まれる、訳が、ないでしょ、う…ッ」
「い゛あ゛ッ!♡♡♡ お゛お……っ♡♡♡ 三島…さ……♡♡ なんれっ、イ゛……イ゛グッッ!!♡♡♡ オ゛ッ♡♡♡ また、っ、イ゛ッぐ……♡♡♡♡」

 ガツガツと腰を押し付けられると、気持ちいいところに肉棒の先端が当たってしまい、顎先から仰け反った。白い首に舌を這わされ、うあ、っと切ない声を上げれば、楽しそうにくつくつと笑われる。絶頂の余韻で震える乳房を鷲掴みにされた後、ちゅう、と乳首を吸い上げられた。

「ひんっ♡♡♡ ぁっ……あっ、ぁ……ッ♡♡ は……はっ、ぁう……♡♡♡ うああっ♡♡♡ ゃ……ゃめ……♡♡」
「はぁ……ッ、このまま……っ、――ッ?」

 急にびくりと三島さんの身体が驚きに揺れ、すぐに廊下から見知らぬ声が聞こえてくる。
 え、こんな夜に、誰か……歩いて……っ。
 わたしは反射的に片手で口を押さえて、息を殺した。少しでも気を抜けば、いやらしい声が漏れてしまいそうで、ぎゅうと目を瞑る。

「っ……三島、さ……人、が…………」
「……分かっています。少しだけ、お静かにお願いしますね」

 汗まみれの身体を密着させた状態で、わたしの頭ごと包み込むように抱きしめられる。外はガヤガヤと騒がしく、どうやら空いている会議室を探しているようだった。今入って来られても、困ってしまうのに。
 ふと体勢が気になり、ほんの少し腰を浮かせ身体をずらそうとする。大した意味はなかったが、何故か三島さんの苦しげな声が聞こえてきて、え、と思った瞬間。ぐりっ、と雄竿の先端が弱いところを擦った。

「〜〜〜〜ぁ、っ♡♡♡ ――――っっ!!♡♡♡♡ ぃ、くっ…………♡♡♡ んむっ♡♡ 〜〜〜〜っ゛!!♡♡♡」

 大きく腰が震えて、嬌声が漏れそうになった所で強引に唇を奪われた。視界が白く染まり、頭がくらくらする。声を抑えつけられた状況での絶頂は、悶絶するほど気持ちが良かった。

「フ――ッ♡♡ フ――ッ♡♡ ぁ……っ、ぅ……ふぁ……♡♡♡ んっ、くぅ……♡♡♡」
「…………静かにね?」
「ら……らっ、て、今……イッ……♡♡♡ っ〜〜〜〜♡♡♡ ううっ……♡♡ はっ、は……っ♡♡ あ……♡♡♡」

 あっ、あっ、と小さく溢れる嬌声が、わたしの緊張を誘う。ぐちゅと口内を舌で掻き混ぜられながら、廊下の人々が立ち去るのをなんとか待った。

「あ……あっ、あ……♡♡♡ ん……っ、あっ♡ あっ♡ あ……♡♡」
「は……っ、行った、みたい……ですね、っ」
「ぁ……おわ、り……?♡♡♡」
「終わりではないですが……やはり会社で悪いことをするものではないな、と」
「んぅ……♡♡ あっ♡ うあ……っ♡♡ ふあ♡♡ あっ♡ あ……っ♡♡ あっ♡ なんれ、っ♡ 腰、っ……ふっ、て♡」

 ゆさゆさと挿入された腰を左右に揺さぶられ、乳房がたぷんたぷんと揺れる。抜き差しをされているわけではないが、雄竿の側面が膣壁を擦ってしまい、快感電流が膣の中を流れてしまう。

「ひんっ♡♡ あ――っ♡ あ――っ♡♡ あうう……ッ♡♡ 三島、さっ♡ ゆるひ、て、っ♡ あっ、あ♡♡」
「……足りない、ですか? もっと奥を突いて欲しい?」
「っ……!♡♡ ち、がっ、あうっ♡ ああっ♡ おっ♡♡ あ……ッ♡♡♡」
「そうですか。――俺はもどかしくて堪らないのに」
「ふやああぁぁ〜〜〜〜ッッ♡♡♡♡」

 結局わたしたちは、この行為にひたすら夢中になった。甘い口付けを繰り返し、ゆっくりと腰を震わせる。熱に侵されたような瞳で見つめられながら、気がつけば二人は簡易布団で寝てしまっていた。

to be continued……