名称未設定

恋人にお仕置きでずっとクリをカリカリされながら、絶頂寸止めを繰り返されておかしくされちゃう話♡


名前変換

佐倉:上司の恋人。

一之瀬:佐倉の上司。真面目で一生懸命に働くわたしを見て好きになった。

※本作品では名前変換①②が使用可能です。③④は入力してもご利用頂けませんので、ご留意ください。



恋人にお仕置きでずっとクリをカリカリされながら、絶頂寸止めを繰り返されておかしくされちゃう話♡



「さて、佐倉さん。どうして俺が怒っているのか分かりますね?」
「え、ええと……?」

 わたしは今恋人であり上司でもある一之瀬さんに、何故か責められていた。いつものように週末、彼の部屋に遊びに来て楽しく過ごそうとした矢先、いきなり壁へ追い込まれたのだ。

「本当に分かりませんか? ほら、佐倉さんの同期である彼……なんて言いましたっけ。あの男と随分親しそうでしたね」
「あ……」

 同期ってもしかして、南雲くんのこと?
 わたしはさーっと身体から血の気が引いていく様を直に感じた。南雲くんとは会社の同期で、今日も仕事の用件があって話していたのだが……話が終わった後に食事へ誘われたのだ。もちろん今日は一之瀬さんとの約束があったし、丁重に断ったけれど、なら空いている日はいつかとしつこく誘われてしまい、結局約束を取り付けられてしまった。
 一之瀬さんにあれを見られていたってこと?

「ようやく分かったみたいですね。佐倉さんはあろうことかあの男と食事に行くと……」
「ご、ごめんなさい。どうしても断りきれなくて……」
「……まあ。同期と食事くらいでとやかく言うつもりはありませんが、しかし」
「は、はい」
「もう少し危機感は持っていただきたいですね。君は俺の恋人なんですから」
「――きゃ、っ」

 不意に身体を包み込むように抱きしめられて、驚いたような声が漏れてしまった。一之瀬さんのたくましい腕の中に身体がすっぽりと収まって、優しい匂いに包まれる。ああこの人が好きだなあ、とぼんやり思っていたら、身体をそっと離されて、にっこりと大好きな笑顔で微笑まれた。

「なので、お仕置きが必要ですよね」
「……え?」
「自覚が足りない悪い子には、身体で覚えてもらいましょうか」

 そうしてわたしは一之瀬さんに横抱きにされると、ベッドへ連れて行かれてしまった。

 薄暗い寝室で、女性のいやらしい嬌声が響き渡る。ベッドの上で背中側から強く抱きしめられて、逃げられないような格好にされていた。わたしはショーツ一枚だけを身にまとい、下着越しにクリトリスを優しく撫でられている。

「あっ、あっ、んっ……、ふああ〜〜……っ、あっ、あうっ、一之瀬さん、っ、らめぇ……っ、クリばっかり、ぃ、んんんう……ッ」
「どうして。佐倉さんはクリが大好きだったはずですよね。ほら、今もこんなにパンツを押し上げて喜んでますよ?」
「〜〜〜〜っ、そ、そんなこと…い、わないで、くださ……っ、あああっ、あんっ、あっ……」

 すり…、すり…と指腹でゆっくりクリトリスを擦られ、甘えたような雌の声が溢れてしまう。内腿カクカクといやらしく震えて、じぃんじぃんと腰が甘く痺れた。いつの間にか頬が赤く上気し、目尻に涙が溜まっており、発情した雌の顔になっている。汗まみれの手でぎゅうっと白いシーツを握りしめ、わたしは熱っぽい快楽に耐えていた。

「ふ……っ、ん、っ、あう……っ、んああ……ッ、やうっ、あっ、ああっあっ、クリ……ッ、きもひ……っ、きもひぃぃ……っ」
「クリ気持ちいいですねえ。佐倉さんのクリちんぽ、もうビンビンに勃起してますよ? 気持ちよくて堪らないって顔してる」
「やぁぁぁ……ッ、あ、っああん、クリ……そ、そんなにしちゃ…、ふあ、あ……ッ、やら、っ、んんん……っ、あ――っ、あ――っ」

 あくまで強い責めではなく、撫でるだけの優しい責め
 激しい刺激は決してないのに、ひたすらにクリトリスを可愛がられてしまえば、とろっとろに身体が溶かされていく。
 もう……っ、いつまでクリばっかりぃ……ッ、ああっ、きもひ、クリ、すきっ、ずっとクリ触られて、頭おかしくなっちゃうよぉぉ……
 もはやクリトリスのことしか考えられず、頭の中がピンク色に染まってしまう。背中側から伸びてきた一之瀬さんの腕を掴んだはずのわたしの手は既に添えるだけになっていた。

「ふああ……っ、あ、ん……、んんうっ、ッ、ああ……、っうぅぅ――……、んっ、んう――……、一之瀬、さ……、もう、やめ……っ」
「ん? 気持ちいいんですよね、どうして止める必要があるんですか。佐倉さんは気持ちよくて、俺は彼女の身体へ触れられて満足して……良いこと尽くしでしょう」
「だ…だって、っ、ふ〜〜……ッ、んっ、あっ……も……もっと……んんっ」
「もっと、何ですか?」
「〜〜――ッッ、……ぁ、う、っ、もっと、触ってっ、くださ……ッ、触ってぇ……っ、いっぱい…く、クリを、触ってくださぃぃ……ッ、ふああっ……」

 くすり、と一之瀬さんが微笑んだような気がした。わざとゆっくりスローモーションのような動きで、クリトリスへ指がそっと押し当てられる。そして、その指がきゅむっと強くクリトリスを摘んだ。

「んむっ……!?」

 ガクンっと大きく腰が浮き上がり、数回カクカクと揺れる。待ち望んだ刺激に全身が歓喜し、ぶわりと身体が一気に熱くなった。けれどもそれは一瞬で、すぐにその指が離されると、また、すり…、すり…と優しくショーツの上からクリトリスを撫でられてしまう。

「あ、っあ……ああっ、あっ……、ふぅぅ〜〜……ッ、んっ、んんっ、んう、っ、や……っ、クリ、優しく、しちゃ、っ……んんっ……」
「何言ってるんですか、彼女には優しくするに決まってるでしょう? それもとびっきりね。心配しなくとも、佐倉さんのクリを優しく大事にしてあげますよ」
「ぁ…ぁ……、んっ、そ…んな、っ、ふあぁぁ――……っ、あ、っああ、んんん――……っ、んっ……んん――っ、やらっ、きもひっ、きもひぃぃ……」

 ふわふわと蕩けた気持ちになってきて、自然と股が開いていく。全てを一之瀬さんに曝け出すような、恥ずかしい体勢に変化しているというのに、心はなぜか多幸感で満たされていった。太い指でクリトリスが弾かれるたびに、じいぃぃんんと腰が震えて、ずくんと身体の奥へ重たい快感が溜まる。

「っう、あ、あっ……、うあ、っ、一之瀬ひゃ、これ……イ、イっちゃいましゅ、んん、うっ、イ……イっちゃ、う、あ、あ、あっ、あ、イ……くっ」
「イきそうなんですか、佐倉さん。イきたい時はおねだりしてくださいね」
「ふぅぅ……ッ、あ、っ、一之瀬…ひゃ、イ、イかせてくださいっ……!、んんんっ……、イか…せて、くださ、いぃぃ、ふあ、んっ、あっ、あっ、あ」
「よく言えましたね。でも、まだ駄目です」
「――――ぁ、っ?」

 急激に身体から熱が引いていき、発散されるはずの快楽がお腹の奥にくすぶり留まってしまった。ビクビクと跳ねていたはずの腰も行き場を失い、ずっしりとベッドへ落ちていく。「はぁ……はぁ……」と浅かったはずの呼吸が徐々に落ち着き、わたしはようやく絶頂に達することができなかったことを悟った。

「ぁ……ぇ、っ……?、一之瀬さ……ん……?」
「言ったでしょう、これはお仕置きだと」
「っ……」
「まだまだイかせませんよ? 佐倉さんが誰のものか身体できちんと覚えるまではね」
「そ、そんな――――ひあっ、あっ、あ――っ、あっ、ん……!、クリだめ……だめです……、あっ、ああうっ……、んんっ……」
「ふふ……イクのを我慢したせいか、先程よりもクリがぱんぱんに腫れていますね。これだけ勃起していたら、少し触るだけでも、だいぶクるでしょう?」
「っぅぅ……!、ふあ、ああ〜〜……っ、きもひ、い、んんっ……、クリぃ……、クリっ……、ああっ、んんん〜〜〜〜っ」

 こんなお仕置きなんて……っ
 まさかイかせてもらえないとは思っておらず、わたしは戸惑ってしまう。既にショーツのクロッチ部分は愛液でぐっしょりと濡れており、染みがたくさんできてしまっているし、下着の隙間から愛液が垂れてきてしまっている。それでもショーツを脱がすことなく、あくまで下着の上から、クリトリスを優しく指で可愛がられてしまえば、足の先っぽにぎゅう…っと力が入っていく。

「んっ、ん――っ、はう……、あっ、んん、〜〜ッ、〜〜ッ、や……ら、だめ……です、一之瀬さ……、今、敏感だからぁ……っ、あぅぅ……っ」
「さっきまでイきそうになっていたから、クリが過剰に反応してしまうのですか? 佐倉さんは可愛いですね……」
「ふっ……、あっ、あっ、あぅぅぅ〜〜……っ、ん、きも……ひ……、きも、ひぃ……っ、あっ…クリ、らめぇ……、んっとけちゃ…、あああ……」
「ああ……また足がビクビクしてきましたね。イきそうになったらちゃんと俺に教えてください」
「あぅ……っっ」

 分かっているのに、イクのを止められない……っ、どうせまたイキそうになったら、寸止めされてしまうのに。
 けれども、クリトリスを撫でる動きが気持ち良すぎて、すぐに絶頂へと追い込まれてしまうのだ。足を前へと伸ばして、油断した雌の格好へと体勢を変えていく。

「う、あ……ッ、やぁ、っ、ん、っ…イ……くっ、一之瀬、さ、イ……き、ましゅ、ああっ……イクの、きてま、すぅ、んんっ、ああっ、あっ、あ」
「そうですか」
「ぁ……っ、ん、一之瀬…さ……、イ、イかせて……イかせて、くださぃぃ……ッ、おねがぃ、しましゅ、あああ……っ、あ、うっ、んんう……っ、も……っ、イクイクッ……!」
「ちゃんとおねだりできてえらいですね」
「ふあ…………?」

 もうイきそう……っ!となったところで、一之瀬さんの指が残酷にも離れていった。際どいタイミングを狙われてしまっているせいで、不完全燃焼になってしまう。呆然としたまま指一本も動かせないでいると、わたしの身体の熱が収まったことに気がついたのか、ゆっくりとクリ責めが再開されていく。

「んああ……っ!、やら、っ、もう……とめるの、やらぁっ……、ああっ、一之瀬さ、っ、も……っ、ゆるひてぇぇ」
「寸止めは辛いですよね。ふふ……佐倉さん、泣いてしまって可愛いですよ」
「あ……う、っ…………」
「こうやって……クリをよしよしと可愛がられるだけでも……」
「ひああっっ」
「すぐに快感に浸ってしまって、やらしい子ですね。……そんな佐倉さんには、女の子のおちんぽを指でこすこすと擦ってあげましょうか」
「あん、あっ……、あうう……っ、ら、めぇ、おちんぽ、じゃないのにぃぃ……、はう、クリを擦ったら、らめなのぉ」
「こら。クリちんぽでしょう? こんなに膨らんだ下品なクリなんだから。ほら、言って。クリちんぽが気持ちいいって」
「っぅぅぅ――ッ、あ、っ、ん……っ、ち、ちがうのにぃぃッ、んんんん――っ、あっ、クリ……弾いちゃ、やらぁ゛、やら、れすぅぅ゛……!」
「佐倉さん、言いなさい。言わないと、イかせてあげられないですよ。クリちんぽが気持ちいいと、言いなさい」
「あ、う゛、っ、ん……、――っ、…………き、きもひいい、っ、あっ、クリ……ち、ちんぽ……っ、きもちいい、れすっ、ああぁぁ――……っ!」

 正直に言った瞬間、一之瀬さんがご褒美とばかりにクリトリスをきゅむと指で摘んできて、思わず大きな声が出る。

「は――っ、は――っ、あ、あ、あ……っ、うう……っ、クリ、きもひ……きもひ……、んん」

 あまりの快楽にちょろ…と愛液が漏れてしまい、「んん……っ」と身を捩った。いい加減汚れてしまったショーツを脱がせてほしいのに、一之瀬さんは許してくれないようだ。濡れぼそって秘部の割れ目が透けてしまったようなショーツの上から、クリトリスを指ですりすりと擦られてしまう。

「ふあああ〜〜……ッ、あっ、ああん……、んっ……いく、っ、いっちゃ、う、い……くっ、ああ、一之瀬さ、っ、も、っ、イ……っちゃ、う」
「佐倉さん、そろそろイきたいですか?」
「っ……!、イ、イきたいっ……!、イきたいでしゅ、ああっ、イかせて…く、くださ、っ」
「本当に可愛いですねえ……もう二回も寸止めされてイきたくて堪らないですよね?」
「あっあっあ、イ……イきたい、です、あっ……イかせて、んっ、くださ……っ、一之瀬、さ、おねがひ、っ、も……っ、我慢でき、な……ッ、んんぅ」

 いやいやと首を必死に振りながら、なんとかイかせて欲しいと潤んだ瞳で一之瀬さんの顔を見ると、目を細めて愛おしそうに見つめ返されてしまい、ずくんと腰が重くなった。勃起したクリトリスをゆーっくり撫でられて、ちかちかと目の前が白く明滅する。

「ふ――っ、ふ――っ、あっ、も……いく、っ、イ……っ、いくいく……ッ、一之瀬、さ……いくっ、ごめんなさ、っ……いく……ッ!」
「――まだ我慢できるでしょう?」
「…………ぁ、え゛?、…………う……うそ、っ……、なんで、また……イ、ってな……、ううう……っ、そんな、ぁ……ッ、一之瀬……さ……」

 ショーツの中でひくひく…っとクリトリスが虚しく揺れる。じんじんっ……と膣内が疼き、秘部を触りたくて堪らない。
 やだ……っ、また、イけなかった……っ、なんで、っ、なんでぇぇ……ッ、あぅぅ……お、おまんこっ、おまんこ……う、疼いて、指をずぽずぽっ、したぃぃ……
 背中を大きく仰け反らせて、「は…っ、は…っ」と淫らな吐息を吐いていれば、ちょうど目があった一之瀬さんにディープキスをされた。

「んっ、んむぅぅぅっ、ん……ッ、んん゛っ」
「はぁ……っ、佐倉さんの口の中美味しいですよ。ふふ……佐倉さんが言いたいこと分かります。思いっきり指でクリちんぽを擦って欲しいんですよね」
「あ……っ!」
「それで……同時にまんこへ指をずぼずぼ出し入れされたいんでしょう?……はは、図星ですか。まん汁が垂れてきましたよ」
「ぅぅぅっっ……!、ゆるひ……て……、ゆるひ、て……くださ……、あああ……、もうイかせて……イかせてよぉぉ……っ」
「そうですね。佐倉さんも限界のようですし、そろそろイかせてあげましょうか」
「っ……あっ、や……っ、パンツ、とっちゃ」

 不意にショーツへ両手をかけられ、ずるりとショーツを脱がされてしまった。現れた秘部は既に愛液でぐっしょりと濡れていて、羞恥で顔が真っ赤になる。そして、つんと勃起したクリトリスに一之瀬さんの指が乗せられて。

「――ひあぁぁぁっ!、あっ、ああっ、ああぁぁぁんんん……っ、きもひっ、クリっ、しゅきっ、あああっ、あっ、ああっ……!」
「待ち望んだクリは気持ちいいですか。いいですよ、お仕置きは終わりです。好きなだけイってくださいね」
「〜〜〜〜っぅぅ、イく……ッ、いくっ!、イっちゃうッ、イ……っ、く、ああ、あっ、いくっ、イ……ッ、うああぁぁ゛ぁぁぁ――っ!!」

 ビクビクビク……っ!と腰が小刻みに震えて、わたしはやっとクリトリスでの絶頂に達した。我慢した後に与えられた快楽はあまりにも甘く、舌を突き出しながら、ふやふやに喘いでしまう。無意識のうちに溢れた愛液は白濁した本気汁になっており、わたしの絶頂の激しさを物語っている。しばらく絶頂の余韻に浸り、ようやく絶頂の波から抜け出せたと思えば、すぐに一之瀬さんがクリトリスを指で責め立ててきた。

「――んあ゛っ!?、あっ、え゛っ、い…いま、イったのにぃ゛、うあ゛ああ゛っっ……!、やっ、クリきもち、っ、んんん゛っ……!、らめえ……っ」
「イきたかったんですよね? 遠慮しなくていいんですよ?」
「あ゛っ、あ゛っ、あ゛……ッ!!、えんりょ、してな゛……っ、あっ、クリっ……!、こすらない゛でぇ゛、うう゛う゛――っ、また、イ゛くう゛」
「いいんですよ。もう寸止めなんて意地悪はしませんから。佐倉さんもっと喜んでください」
「っ゛〜〜!、っ゛〜〜!、ち、ちが、あ゛……っ、イ゛ぐイ゛ぐッッッ!、イ゛……ッ!、ひあ゛あ゛ああぁぁぁ〜〜――ッッ!、…………あ゛っ!?、やら゛、イ゛っだぁ!、イ゛ぎまし、たぁ゛……!、やめ、でぇ゛」 
「どうして、連続イキは気持ちいいですから。ぜひ佐倉さんには体験してみて欲しくて……ほら、クリたくさん触りますから」
「やぁ゛あ゛んん゛っっ!、ん゛う゛う゛、イ゛グっ、イ゛グっっ……!、イ゛っぢゃう゛、あ゛あ゛あぁぁぁ゛――――ッッ!、う゛あ゛……っ!、無理なのにぃ゛、無理ぃ゛、あぁぁ゛」
「無理じゃないでしょう、ほら佐倉さん、もっとイってください。イって、イけ……っ!」
「イ゛っぐう゛ぅうぅ゛ぅ――――ッ!、あ゛あ゛あ゛、ん゛っ……イっでる……イ゛っでる……」

 爪先で何度もカリカリとクリトリスを引っ掻かれた瞬間、尿道から潮がぷしゃあぁぁっと噴き出した。たっぷりの多幸感に包まれ、ぐったりと背後の一之瀬さんにもたれかかる。「ぅ……あ、あ…………」と断続的な言葉しか漏らせず、ひくひく…っと全身が痙攣していた。

「あ、っあ……ああ……、一之瀬さ…………」
「潮吹きをしてしまったんですね。お漏らししてしまうなんて、敏感で可愛いですよ……」
「あう……ご、ごめんなさ……」
「ああ。謝る必要はありません。私は褒めているのです」
「きゃう……っ!」

 大きな手で乳房を揉みしだかれ、大げさな嬌声が出てしまう。既に乳房はぱんぱんに腫れており、ほんの少し触れられるだけでも身体が過剰に反応するのだ。ビクビクと揺れる身体を煽るように指腹でお腹をなぞられ、「う、あ、あ……」と蕩けきった声が漏れた。

「あ、あ……、一之瀬、さ……んんうっ!?」
「うん、すっかり中もぐずぐずになってますね」
「ゃ……っ、あぅ、んんっ……、や、やめ……、ふああああ〜〜……ッ、中っ、きもひ……」

 いきなりずぶっと指を二本差し込まれたというのに、膣内は簡単に指を受け入れ、ぎゅうぎゅうとその太い指を締め付ける。ちゅぽ、ちゅぽと緩く指を出し入れされると、それだけで子宮の奥がきゅんと疼いた。

「やぁぁ……っ、んんう、んっ゛、あっ、中……ひ、引っ掻いちゃ、らめぇ゛、ひあ、あ……ッ、んん、とけ、ちゃ……、あ、うう……っ」
「そんな物欲しそうな声を出さなくても、すぐに入れて差し上げますよ。四つん這いになって、俺の方へ尻を向けてください」
「っ……そ、そんな恥ずかしい……こ、と……」

 ――そんな恥ずかしいことできるはずないのに
 けれどもすっかりクリトリスの絶頂で陥落した身体は、早く雄竿が欲しいと疼いてしまっていて。わたしは重たい身体をゆっくりと動かすと、震える足を何とか奮い立たせて、汗で濡れた桃尻をベッドに座る一之瀬さんへ向けた。

「で……でき、まし…た……」
「さすが佐倉さん、いい子です。なら、俺に期待して濡れたまんこを見せてください。佐倉さんならどうすればいいか分かりますよね?」
「…ぁ……は、はい……」

 どうも一之瀬さんの声には逆らう気が起きず、わたしは四つん這いのまま自らの尻肉に両手をかけ、くぱぁ…っと秘部の割れ目を開き、一之瀬さんへ見せつけた。

「ぅぅ……」
「…………よく、できましたね……っ!」
「――――ん゛あ゛っっっ!?」

 突然激しい衝撃を下半身に受けて、わたしは思わず目を見開いた。桃尻と腰の間をがっしりと掴まれた状態で、ガツガツと腰を打ち付けられる。
 ――うそっ、これ……は、はいってる……!?、こんな急に入れるなん、てぇ゛、あっ、だめだめ、動いちゃ……っ、こんな状態で動いたら、わたし……すぐ、イ、イっちゃう……ッ!!

「あ゛っ!!、う゛あ゛あ゛っっ、こんな、急に……ッ゛、あ゛ああ゛ぁぁぁ――――っっ!、イ゛ぢゃう゛、イ゛ぐからぁ゛……!、一之瀬、さっ……!、んん゛ぅぅぅ゛」
「今入れたばかりなのに、もうイってしまうんですか……っ、本当にやらしい子だッ……!」
「っ゛う゛う゛、ご、ごめんなさ゛っ、あ゛イ゛グイ゛グッッッ……!、イ゛……ッ!、ふぇ、ぇ゛ぁぁ゛あああ゛〜〜〜〜――ッッッ!!」
「ぐ……っ!」

 背中が大きく仰け反り、わたしは子宮での絶頂を迎えてしまった。頭の中が真っ白に染まって、きゅう…っと身体の奥底が敏感に震える。唇を開きやっと食いしばった歯が離れると、「ふあ……っ」と悶絶したような甘い吐息が漏れた。

「あっ、あっ、あ……一之瀬、さ……っ、ん……ぅ、ふあ゛っ…!?、あ゛っ、あ゛っ、はげしっ……!、奥っ、あたってる゛、ん゛う゛」
「は、は……っ、佐倉さんの気持ちいい所に当たってしまいましたね、ッ……中が蠢いてて、すごいです、よ」
「あ゛――っ!、あ゛――っ!、イ゛っでる、イ゛……ぐっ、イ゛っぢゃぅぅぅ――――ッ!、あ゛あ゛あ゛、一之瀬さ、っ、奥…やめてぇ゛、お、おまんこ……こわ゛れぢゃ……っ!」
「奥が好きなくせに、どうして嘘をつくんですか、っ……ん、くっ……ほら、奥をちんぽで擦ると、中が締まりますよ……! 正直に言ってください。奥が気持ちいいんですよね……ッ?」
「っあ゛あ゛、あ゛……っう゛!、う゛〜〜〜〜ッ、ご、めんな゛さ、き、も゛ちい゛い、きもちい゛……っ゛、イ゛っぢゃ……う゛!、イ゛っぐぅぅぅぅぅぅ゛――――ッ!!」

 意識が飛んでしまいそうなほどの深い快楽に、手足の先っぽがぴぃんと伸びる。力尽きたようにベッドへ顎から崩れ落ち、後ろの一之瀬さんへ桃尻を突き出す格好になってしまう。恥ずかしいのに動けなくて、屈服したように突き出した尻肉の間に、再びずぶんっと雄竿が突き刺さった。

「ん゛お゛、お゛――ッ、あ゛…あ゛っ、ひい゛ん゛っっっ……!、あっ゛、やら゛…これ、だ…だめな、とこあたっでぇ゛……!、あ゛〜〜〜〜ッッッ!、ひあ゛あ゛っっっ」
「体勢が変わったから、当たる所が変わったのですね……っ、あ、こら……逃げようとしたら駄目ですよ? 悪い子にはお仕置きですねえ……ッ」
「やぁ゛んん゛っっ…!、に、逃げないです、からぁ゛っ、あ゛っっ、ん゛あ゛!、ずぼずぼっ、やめでぇぇ゛……ッ!」
「腰がひけてますよ、ほら、今も……っ、気持ち良すぎて怖くなっちゃったんですか? 仕方ないですね、こっち向きにしましょうか」
「う゛ぁぁぁ゛ぁぁ――……っ」

 ゆっくりと雄竿が抜き取られ、ひくひく…っと膣の入り口が収縮する。汗まみれの身体をゆっくりと抱きしめられて、今度はこの仰向けでベッドへ押し倒されると、そのまま挿入されていく。

「ひあ゛あ゛あ゛っっ!!、あ゛――ッ、あ゛――ッッ、う゛あ゛ぁあぁ゛っ、あ゛〜〜〜〜ッッッ、ま……まっでぇ゛、まっでぇ゛……!」
「種付けプレスであれば怖くないでしょう? ……ん、キスしますから、逃げないでこっちを向いて」
「あ……っ、あむっ、んん゛んんぅぅ゛…ッ、ん゛〜〜ッ、んう゛、あ゛…っ、一之瀬ひゃ゛、一之瀬ひゃ……ッ、しゅき、しゅきぃ゛」

 ぎゅうぎゅうと身体をくっつけ合った挿入による快感で、訳が分からなくなって、何度も一之瀬さんの名前を呼んでしまう。どうしようもない多幸感に包まれ、好きだと何回も叫んだ。

「可愛い……っ、佐倉さんは本当に可愛いです。俺も佐倉さんが大好きですよ、くっ……んう、精子を貴方の中に出しますからね……!」
「あ゛あああぁぁ゛っっっ、あ゛ぁぁぁ゛ぁ、は……は、ぃ゛、だひて、だひてぇ゛…くださ、っ、一之瀬ひゃ、の…くださ……ッ!、あぁぁ゛ぁ」
「……いい子です。早く動きますが、怖くないですからね、全部気持ちいいことですから、ッ!」
「ひっ!?、んあ゛あ゛あぁぁ――ッ!、あっ゛、こんなっ゛、らめらめ゛ッ……!、ひいい゛ぃぃぃんん゛っっっ……!、んんん゛ッ」

 強すぎる快楽を怖がるわたしに口付けをしながら、一之瀬さんの腰の動きが激しくなっていく。ぱんっぱんっぱんっと下品な音が鳴り響いているというのに、それを気にする余裕もなく、ふたりの世界に夢中になる。むわんと広がる雌の匂いに鼻を顰めながらも、わたしは必死で一之瀬さんにしがみついた。

「ぐ、う……ッ、佐倉さん、出しますよ……っ、貴方の中へ精子を注ぎ込みますからね……!」
「あ゛、くださ、いっぱい……っ、くだ…ひゃ、一之瀬さ、のほし……ッ、あ゛ああ゛、あ゛っ!、あ゛っ!、んむ゛っ、ん゛っ、ん゛」
「あ、出ます……っ、そろそろイきますね、っ……! ぐ――――っ!!」
「ひあ゛あ゛あぁぁぁ゛――――ッ!!」

 膣内に熱い精液を注ぎこまれた瞬間、わたしも同時に絶頂へ飲み込まれた。隙間が無くなるくらいびっちりと身体を重ね、大きい快楽になんとか耐えようとする。びくびく…っと膣内で雄竿が震えるの感じ、余計にぞくりと快感に打ち震えた。

「あっ、あ……っ、あう…………」
「佐倉さん。貴方は俺の恋人であることをちゃんと自覚してくださいね」
「は……は、い…………」

 更に強く身体を抱きしめられると、耳たぶを甘噛みされながら好きですよと囁かれて、わたしは恍惚とした表情になっていった。

fin