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イケメン上司の研修受講で演習問題を間違えたら、罰ゲーム♡
乳首とクリをカリカリされて欲情した後、クリへローターを当てられ間違えるたびに威力アップ&連続イキさせられる話♡


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水瀬:新入社員。ようやく仕事にも慣れてきたところ。
入谷:隣の部署のインテリ系イケメン上司。主人公の研修を担当。



 わたしはゆっくりと深呼吸をして、自席のパソコンの電源を付けた。わたしが働いているオフィスでは、デスクが五つ横並びになっていて、それが何列もあるレイアウトだ。
 ただ最近では在宅勤務も取り入れられているし、今日は研修が行われることがあらかじめ周知されていたので、出社している人はほとんどいなかった。
 研修、久しぶりだな……と思いつつ、今日の研修は一対一のマンツーマンであるので、何気に緊張している。ゆるゆるとパソコンの準備をしていると、不意に隣の席に人が来た。

「おはようございます。本日研修の講師を務めさせていただきます、入谷です」
「お、おはようございますっ、今日はよろしくお願いします。水瀬です」
「こちらこそ」

 ばっちりと目が合い、わたしは思わず入谷さんから目を逸らしてしまった。事前に講師の名前を確認していたので、知ってはいたが実際に会ってみると破壊力が違う。
 入谷さんは隣の部署の上司であるけれど、わたしでもその名前を知っているほど有名な人であった。丁寧な仕事をすることで取引先からの評判も高く、なによりモデル並みに顔だちが整っている。更に黒髪を清潔感があるようにワックスで整えていて、キリッとした目つきに銀縁の眼鏡が、まさにインテリ系のイケメン上司であることを物語っていた。

 うわ……近くで見ると本当にかっこいい……。どうしよ、直視できないかも。

「……どうかされましたか?」
「い、いえ……! なんでもありませんっ」
「そうでしたか。では始業時間ですし、本日の研修を始めていきましょう」
「は、はいっ!」

 邪念を追い払いつつ、わたしは仕事モードに入っていく。研修の内容は、プログラミングの研修だっただろうか。正直講師の名前に気を取られていて、きちんと研修の内容を確認できなかった。隣の入谷さんの説明を聞きながら、内容を理解しようと試みる。

「分からないところがあればいつでも質問してください」
「分かりました」

 研修とはいえ、仕事の一部……頑張らないと。
 そうして、わたしはパソコンに移された資料を眺めながら、入谷さんの解説に聞き入っていった。

 午前の研修を難なく終えて、次は午後の研修だった。お昼ご飯を食べてばかりのせいか、何だか入谷さんの声が子守歌に聞こえてきてしまう。うつら、うつらと瞼が落ちてきそうになるのを必死で耐えつつ、説明を聞こうとするが入谷さんには眠いのがばれてしまっていたようで――。

「……眠いですか」
「っ、あ、その……入谷さんすみません!!」
「ふむ。午後のこの時間に説明だけを聞いているのも辛いものがあるでしょう。そうですね、少し演習を取り入れましょうか」
「演習ですか」
「そうです。先ほどまでの復習をかねて、問題を解いていただきます」
「あ、ありがとうございます……」

 正直ありがたい提案にわたしは大きく頷く。説明を聞いているだけでは睡魔に襲われてしまうから。入谷さんが問題形式になっている資料をパソコンの画面に映してくれた。

「しかし、これだけでは少し緊張感が足りないかもしれません」
「え……?」
「演習問題を間違えるたびに、罰ゲームを受けてもらいましょうか。これなら緊張感があるでしょう」
「んん……? 罰ゲーム、?」
「そう難しく考えなくて結構ですよ。さあ始めましょうか」
「は、はい……?」

 てきぱきと入谷さんに進められ、わたしは言われるがまま演習問題を読んでいく。AからDの選択形式の問題のようで、この場で口頭にて答えればいいようだ。
 けれど――。

 あれ……こんなの午前中に教えてもらったかな……。聞いたことがない単語が問題に並んでいて、わたしは冷や汗をかく。

「では最初の問題の解答をお願いします」
「え……! ええと、……その………こんなの午前中の内容にありましたっけ……?」
「はい、もちろんです」
「あ……そ、そうでしたか……すみません……」

 入谷さんに断言されてしまえばそれまでで、わたしは仕方なく当てずっぽで答えてみる。

「それで答えは?」
「A……だと思います」
「……違いますね」
「……うぅ」

 知らない単語が並んでいるのだから、当然の結果だろう。入谷さんに冷ややかな目で見下ろされ、いろんな意味で心臓がどきどきする。「それでは罰ゲームですね」と入谷さんの淡々とした声が聞こえて、わたしはびくりと身体を揺らした。

「ば、罰ゲームというのは……?」
「そうですね。では、今回の罰ゲームは『俺と一分間目を合わせる』にしましょうか」
「えっ、目を、ですか」
「はい。水瀬さんは研修が始まってから、俺と目をほとんど合わせていませんからね」
「いや……それは、緊張で……」
「緊張? ――まあいいでしょう。さっそくやりますよ」
「うぇ!?」

 顎を入谷さんの大きな片手で持ち上げられて、強引に入谷さんと目が合ってしまう。

 っ……やっぱりかっこいい……っ。わたし絶対、顔、赤くなっちゃってる……。

「あぅ……入谷、さん…………」
「まだです。俺の目を見てください」
「っぅう……」

 心臓の鼓動がどくん、どくん、とやけに大きく聞こえてくる。指先は小さく震えてしまっていた。
 唇をぎゅっとつむりながら、何とか入谷さんの目を見つめ続ける。入谷さんの黒目は若干茶色で、その瞳の中には頬を真っ赤に染めた自分が映りこんでしまっていた。

「~~っ」

 視界が潤みそうになるのに耐えていれば、いつの間にか一分経過していた。

「――はい、終了です」
「は……は、い…………」
「よくできましたね。では次の問題にいきましょう」

 少し心臓を休ませてほしいと思うが、入谷さんは気にする様子もない。次の問題を見てみるが、やはり全く聞いたことがないような単語ばかりだった。

「では二問目の答えをどうぞ」
「え…え……あ、B……です……?」
「……残念ながら不正解です」
「っ、そんな……っ!」

 連続で間違ってしまったことに絶望する。

「次の罰ゲームは『手を繋ぐ』でいきます」
「……は、? 手って……誰とですか……?」
「もちろん俺と水瀬さんです。さ、手を出して」
「あ……」

 わたしが戸惑っている間に、入谷さんと向き合った状態でわたしの手と入谷さんの手が左右それぞれ指先から絡められる。手を繋ぐというのはてっきり握手のような形を想像していたのだが、これでは恋人繋ぎのようだ。絡まった指をきゅ、きゅと優しく動かされて、じわじわと身体が火照っていってしまう。

「っ、あ……なんで、こんな…こと……」
「罰ゲームですよ、ただの」
「っう……あっ、親指なぞっちゃ……っ」
「細くて綺麗な指ですね」

 手のひらが熱い。汗が滲んできて恥ずかしいのに、がっちりと入谷さんの手で包まれてしまっていて手を離すこともできない。下を向いたまま耐えていれば、ふっ、と優し気な微笑みが聞こえて思わずわたしは顔を上げた。

「ではそろそろ終わりましょうか」
「ん……」

 するりと入谷さんの長い指がわたしの手からあっさり離れていき、急にその熱が名残惜しくなった。じぃっと入谷さんの瞳を物欲しげに見てしまい、慌てて視線を逸らす。

「さあ次の問題ですよ」

 わたしは無言で入谷さんのパソコンの画面を眺め、問題を確認する。手を握られて心を乱されたせいで、問題が頭に入ってこない。何度か問題を読み返し、ようやく意味を理解できるほどだった。

「そろそろ答えて頂きましょうか」
「んん……Cです……っ」
「不正解です。なかなか正解できませんね」
「あ……すみませ、ん……」
「いいんですよ。一緒に学んでいきましょう。さて罰ゲームはどうしましょうか……」
「?」

 先程までと違い言い淀んだ入谷さんが、ちらちらと周囲の様子を伺い始めた。不思議に思いながらわたしも周囲を見渡せば、朝と変わらずほとんど人は来ていないようだ。しばらくして入谷さんの視線がわたしに戻ってくる。

「入谷さん?」
「ああ、すいません。今回は、これにしようかと思いまして」
「……? あ……っ!?」

 不意に入谷さんが椅子ごとわたしに密着してくると、ぎゅむとわたしの乳房をワイシャツ越しに揉んできたのだ。

「ちょ、入谷さん何して……!」
「静かにするように。いくら人が少ないとはいえ、大声を出せば目立ってしまいます」
「でも……これはっ」
「ただの罰ゲームですよ。『乳房を揉む』という、ね」
「っ……!?」

 乳房をもにゅ、もにゅと揉まれていれば、息が徐々に上がってきてしまう。抵抗しようと入谷さんの腕を掴んだけれど、思った以上に男の人の力で、わたしの力ではどうしようもなかった。

「あっ、っうぁ、ああ……っ」
「可愛らしい声ですね。もっと聞きたくなってしまう」
「入谷さ……っ、何言って、っ、んんっ、ぁ、っ……」

 最初は優しく揉まれていただけなのが、時に強く揉んだり、わざと弱くしたりと責めに緩急が付けられてしまい、どんどん入谷さんに翻弄されていく。いやいやと首を振る力も弱弱しくなってしまった。

「ぁ……う、っ、く……っ、んぅぅ……、も、もう……っ」
「……そうですね。そろそろ終わりましょうか」
「あ……っ」

 ぱっと入谷さんの手がわたしの身体から離れていった。揉まれていた乳房がやけにじんじんっとする気がする。「ふ――っ、ふ――っ」と呼吸を整えていれば、入谷さんが次の問題を準備しているようだった。

「まだ、あるんです、っ、か……」
「ええ。もちろん、演習問題はたくさん用意させて頂いてますから」
「そう…ですか……」

 複雑な気持ちのまま、新たな問題文を読んでいくが、明らかに今のわたしでは分からない問題だった。適当に直観で選択肢を選んでみるが、やはり「間違いです」とにっこり入谷さんに微笑まれてしまう。

「さてまた罰ゲームの時間です」
「っ、……わかって、ます」

 もはや抵抗する気も起きず、大人しく入谷さんからの言葉を待つ。わたしは流されてしまっているのだろうか。それとも――次の罰ゲームを期待、してしまっている?

 入谷さんの次の言葉を待って、今か今かと艶やかな唇を凝視していれば、ゆっくりと入谷さんの口が動き出した。

「決まりました、罰ゲーム」
「……は、ぃ」
「椅子から降りて、しゃがんで頂けますか」
「わかり、ました?」

 言われるがままに椅子から降りて、床にしゃがみこむ。すると入谷さんも同じように私の前に座り込んでいた。お互い座り込んでしまえば、他の席からわたしたちが見えることはないだろう。

「こちらへ」
「え……」

 入谷さんに手を引かれて、わたしは床に胡坐で座り込んでいる入谷さんの上に座り込むことになってしまう。お互いの胸が密着しどきどきと心臓を高鳴らせていれば、急に入谷さんの片手がわたしの後頭部に回り込み、口づけをされた……っ。

「ん……っ!」

 突然の口づけに戸惑いを隠せないというのに、身体は正直に喜んでしまっている。ぎゅっと目を閉じて、入谷さんとのキスに酔いしれていれば、ぬる……と入谷さんの舌で唇をゆっくり舐められ、「あんっ」と甘えたような声が漏れてしまう。

「罰ゲームは、『俺とキス』です、っ」
「っ、ぅ、、ぁぁ……、ん、っ、……」

 やがてすぐに離れてしまうような口づけから、長くねっとりとした口づけに変わっていく。

「んぁ……っ、っ、あ、入谷……さ、これ、いつまで……っ」
「はぁ……そう、ですね。んむ、っ、あと五分、くらいに…しましょう」
「んむぅぅぅっ」

 いつの間にか入谷さんにしがみつくような恥ずかしい格好になってしまっているのに、それを気にすることなく、入谷さんの唇を求めてひたすらキスをする。舌先でとんとんと唇をノックされ、わたしがゆっくりと唇を開けば、ぬるりと入谷さんの舌が口内に入ってきた……。

「あ、あ、あ、……、んんん……っ」

 ぐちゅ、ぐちゅとはしたない音を立てながら、入谷さんの長い舌にわたしの舌が絡めとられて、舌先が甘くびりびり痺れてくる……
 舌で歯列をなぞられている間に、後頭部を優しく指でなぞられるのも堪らない。この男のキスが欲しくて、欲しくて、頭がくらくらしてきた。

「あうぅ……、はふ、っ、ん、くぅ、っ、……は――っ、は――っ、おわ、り……です、か……っ」
「……っ、まだ、駄目です…よ、っ」
「んぶっっ」

 五分って、まだ…なの……

 永遠とも感じられてしまうような甘い口づけ。
 そのうち舌を入谷さんの口内へと招かれると、入谷さんの唇が窄められ、ぢゅるると舌先を吸われてしまった。

「あ゛……っ!」
「声っ、抑えてください……っ」
「あ゛むぅ、ん゛んんっ、……すみませ、っ、ん゛、ぁぁ、……」

 舌先を吸われると、びりびりと全身に快感電流が走っていき、びくん、びくんと身体が勝手に震える。入谷さんの動きに合わせて、揺れてしまう身体は滑稽なはずなのに、何故だか嬉しくて、両足を入谷さんの腰に絡めて喜んだ……

「あああ……、入谷…しゃ……、舌、っ、びりびり…して、んっ、ぅ……」
「く……っ、そうですね、そろそろ、終わりましょうか……」
「んあっ」

 入谷さんの唇が離れていくとき、銀色の唾液の糸が引いてしまっていたので、慌てて口元をぬぐった。入谷さんの足の上から降りるように言われて、ゆっくりと腰を上げればぐちゅ……とショーツの中で水が跳ねる音が響き、思わず赤面する。

 いやっ、こんなの、ずるいっ、こんなえっちなキス……っ、絶対、濡れちゃってる。

 ぼんやりとしたまま自席の椅子に座り、はぁ……、はぁ……と熱っぽい息を吐いた。入谷さんを見れば頬がほんのりと赤く染まっていて、入谷さんも興奮してくれていたんだと胸が高鳴る。椅子の背もたれに凭れたままぐったりとしていれば、入谷さんがカチカチ……とパソコンを動かしていた。

「さあ、演習を続けましょうか」
「……ぇ…………」
「次の問題に答えてください」
「そ…んな……」

 ふわふわとした視界で入谷さんのパソコンの画面を見るが、正直問題なんてもう頭に入ってこない。どうしようもなくて、わたしは選択肢も見ないで「……A」と答えた。

「ふむ……少し難しかったですかね。不正解です」
「ぁ……」
「では再び罰ゲームといきましょうか」

 こんな状態でまともに演習なんてできるわけがないのに、ひどい人だと思った。もじもじと太腿を無意識のうちに擦り合わせながら、入谷さんからの罰ゲームを待ち望む。

「……水瀬さんの胸が窮屈そうになっていますね」
「きゃう……っ」

 ワイシャツの上からたぷんと乳房を揺さぶられ、いやらしい喘ぎ声が漏れてしまった。慌てて口元を押さえれば、入谷さんにくすくす笑われながら「そのくらいの声なら大丈夫ですよ」と艶やかな声で囁かれて、耳たぶを甘噛みされる。

「あ……っ」
「まずは下着を脱いでください」
「……した、ぎ…………?」
「この胸元を覆っているものです。さ、脱いでください」
「で…でも、さすがにっ……会社で…………」
「ああ、下着だけで結構ですよ。なにも上のシャツを脱げとは言っていません。それならいいでしょう」
「っ……」

 デスクに肩肘をついた入谷さんに見つめられ、身体がじくじくと疼いてくる。気が付けばわたしは震える手でぷち…ぷち…とワイシャツのボタンを外してしまっていた。

「そのキャミソールも脱いで頂きましょうか」
「わか、り……まし、た……」

 恥ずかしいならデスクの下で隠れて脱いでもいいですよ、と言われ、わたしはその言葉に甘えて、みんなに見えないようにこっそりとキャミソールを脱いだ。そして、背中にゆっくりと手を回して、ぷちんとブラジャーのホックも外す。ぷるんと汗でしっとりと濡れた乳房が揺れると、入谷さんが確認するようにデスクの下を覗いてきた……。

「やぁ……、み、見ちゃ…らめ、です……」
「ああ、すみません。けれど机の下は暗くてほとんど見えませんから、大丈夫です」

 さっと反射的に両手で乳房を隠したが、不要だったということだろうか。入谷さんが膝をついたままわたしの方へと寄ってくると、じぃっと胸元のあたりを見つめて、ちゅうと乳肉に吸いついてくる……っ。

「あふっ、な、に…して……っ」
「美味しそうだったので、つい。味見をさせて頂いてしまいました」
「やぁん……っっ」
「ふふ。ではきちんと脱げたようですので、ワイシャツを着てもらって結構ですよ」
「ッ、このまま……です、か……?」
「はい。――もちろん、脱いだままでも俺は構いませんが、ね」
「うぅ……」

 わたしは諦めて、下着も何も着用しないままワイシャツのボタンを留めていく。ボタンを最後まで留め終わった後、立ち上がり椅子に座れば、確かにぱっと見おかしな所はない。
 けれど、よくよく見れば先ほどまでの行為で興奮してしまった乳首がワイシャツを押し上げるように、ぷっくりと主張してしまっていた。

 あ……っ、これ、乳首……勃ってるの、ばれて……。

 急いで両手を使って勃起乳首を隠そうとしたが、入谷さんに目ざとく気付かれてしまい、両手を椅子の背もたれの後ろに回すように誘導されてしまう。

「手はそこから動かさないように」
「そ、んな……、見ない、で……っ、くださ……!」
「そう、ですか? 水瀬さんの乳首はこんなに期待しているというのに?」
「っ、あ…あ……、――――ひゃんっ」

 ワイシャツ越しに乳首を指先で弾かれ、びくんっと身体が震えた。入谷さんがわたしの反応に満足そうに笑うと、両方の乳首をカリ、カリカリと爪先で引っ掻いてくる。

「あっ、あんっ、アッッ……、っ、あ……」

 うう……っ、カリカリっ、腰に…きてっ、あんっ、腰、浮いちゃうぅ……。

 直接引っ掻かれるのではなく、ワイシャツ一枚を通して引っ掻かれると、布と擦れて余計に気持ちがいい。疼くような、悶えるような、もっと触ってほしくなる感覚。

 あああ……、もっと、触って、ほし……っ。

「そんなに腰を揺らすと、椅子も壊れてしまいますよ?」
「っ、、ごめ、んなさ……っ、んんっ、あっ、ひあ……っ、っうう……、腰、っ、、動いちゃ……っ、あうぅぅ……」

 丈夫な椅子とはいえ、わたしが腰ヘコをしてしまっているせいで、ガタ、ガタと揺れてしまっている。近くに人がいないからいいものの、誰か来たらすぐに不審がられてしまうだろう。何とか腰を止めようとは思うものの、カリカリッと勃起した乳首を引っ掻かれてしまえば、ひとたまりもない。

「なるほど」
「……ぁ、ぇ…………?」

 不意に入谷さんの指がわたしの乳首のほんの少し手前でぴたりと止まってしまった。あと少しで乳首に触れてしまいそうなのに、触れないギリギリの距離。は――、は――と息を荒くして入谷さんの指を待つが、しばらく待っても乳首を触ってもらえない。

「なん……れ、っ、、入谷、しゃ……っ、指っ、ほし……っ、届か…ない、の……」
「確かにこのままだと届きませんね。どうすればいいか分かりますか?」
「しょれ、は…………」

 わたしはじっと入谷さんの指を見つめた。あと少しが……足りない、どうすれば……って、どうすればいいかなんてとっくに分かっていて、わたしは自ら胸を突き出し、入谷さんの指にぷっくりと腫れた乳首を当てる。

「はあぁ……っ!」

 そしてそのままわたしは、乳首を指で擦るように、身体全体を、んっ、んっと揺すった。身体が揺れるたびに、乳首に当たっている指が擦れて、恍惚とした表情になってしまう……。

「んあっ、ああっ、ふうぅぅ……、あっ、っ、ぅあ、んっ……、きもひ、い、きもひ、いぃ……!」
「よくできました」

 ご褒美とばかりに乳首を、つぽつぽ……っと上から押し込まれたり、戻されたりして、はしたない声が止まらない。

 ああ……、乳首、ボタンみたいに、っ、押されるのも、いい……っ。

「フ――っ、フ――っ、入谷、しゃ……、も……っ」
「――ああ、罰ゲームが長くなってしまいましたね。水瀬さんの望み通り、これは終わりましょうか」
「……ぇ?」
「ん? もう終わってほしいということでしょう、もちろん」
「あ…………」

 入谷さんはすぐ切り替えるように、わたしからパソコンへと視線を移す。次の問題を準備しますから、少しお待ちくださいという絶望的な言葉とともに。

「…ゃ……も、もう…………」
「では次の問題、こちらです」

 こんな欲情しきった身体では、演習なんてできるはずないのにっ、そんなの、入谷さんだって分かってるはずなのにっ、ちらりと問題文に視線を移そうとすれば、 クニュッと乳首を摘まれてしまう。

「あうっ、な、なんれ……っ!」
「……ふざけてないで、きちんとやりなさい」
「ち、ちがっ、らって、入谷…しゃん、が……っ、あふんっ」

 既に頭の中は真っ白で何も考えられないというのに、入谷さんが追い打ちをかけるようにわたしの乳首を弄んできていた。

「ぅぅ……わかんな、……っ」
「……分からない、ですか。回答なしだと当然、不正解の扱いになりますよ。よろしいですか?」
「っ、いいっ、れす……っ、それで、いいっ、からぁぁ……っ」
「なら、罰ゲームですね」

 ぐったりした身体をじいっと入谷さんに見つめられ、つぅ、と太腿を優しく指先でなぞられると、ぴく……っ、ぴく……っと小さく足先が震えてしまう。

「はふ……っ」
「両足を椅子の上にあげなさい」
「……ぇ…………ぁ、はぃ……」

 おずおずと靴を脱いで、両足を椅子の上にあげれば、小さな山を作るような格好をさせられる。そして、どうすればいいのかと困ったように入谷さんを見れば「自分で太腿を抱えて股を開きなさい」といやらしく命令された……っ。

「え……っ、そ、そんな……」
「今回は開くだけです。簡単でしょう」
「ぅ…ぅぅ…………」

 命令されている意味を理解してしまって、わたしはぎゅっと目を閉じたまま、両方の太腿をそれぞれの手で抱えて、ゆっくりと股を開いていく。たらり……と太腿から汗が垂れていった。

「……っ、ぁぁ……、見ない…で…………、はずか、し……っ」
「ほう……」

 椅子の上でM字開脚をさせられてしまって、わたしは小さくいやいやと首を振る。入谷さんに弄ばれて発情した秘部は、ショーツの隙間から、だらだらと愛液を溢してしまっていた……。

「すっかり気持ちよくなって。ショーツに染みができていますよ」
「っ!、そんなの、っ、、言わない、れ……っ、くださ、っ」
「まあ、いいでしょう。では次の問題へ行きましょうか。もちろん、その格好のまま」

 自分で股を開いているということを認識するだけで、わたしの身体はきゅんきゅんと喜び、こぽ……っと更に本気汁を増やしてしまう。
 そうこうしているうちに、入谷さんは、さあ、次の問題をどうぞ、と憎らしく微笑んだ。

「も……っ、もんだいっ、、無理ぃぃぃ……っ」
「はぁ……また回答なし、ですか? 仕方ない人ですね」

 ショーツの淵を丁寧に指腹でなぞられ、ぴくぴく……っといやらしく腰が揺れる。次はどうしましょうか、と楽しそうに入谷さんはわたしの乳首をコリッ、コリッと虐めてきた。

「あっ、きゃうっっ、ちくびっ、らめ……でしゅ」
「乳首が駄目であるなら、今度はこっちにしましょう」
「……ぇ…………、…………あ゛あ゛ッッ!?」

 反射的に自分の下半身を見れば、入谷さんの指がわたしのクリトリスをカリカリ……ッと指の爪先で引っ掻いていた。

「ぅ、そ……っ、あ゛っ、あ゛ッッ、っあ、んんっ、、く、クリはぁぁぁ……っ、よ、弱いっ、からぁぁぁ」
「そんなことはどうでもよろしい。……こら、足を閉じないように」
「ひぃぃんっっ、ら、らってぇ……、あ゛っっ、ん゛っ、あ゛っ、あ゛っっ、ア゛ッ、カリカリっ、らめ……っ!」
「だから足を閉じないようにと、言っているでしょう……!」
「あ゛ぐッッッ」

 先程よりも力を入れてクリトリスを引っ掻かれてしまい、顎先が仰け反るほど反応してしまう……っ

 これ……っ、このままだとっ、わたしっ、あっ、会社で…イカされ、ちゃ……っ。

 快感を逃すために、入谷さんの指をずらそうと腰を揺らすけれど、時折手のひら全体を使って秘部を叩かれてしまい、まるで躾をされているようだ。

「う゛……っ、い、入谷さ……っ、ま、まっ…て……っ、くださっ、あ゛あ――っ、これ、イっちゃ……っ!」
「……今は研修中ですよ、イクなんてとんでもないです」
「ん゛ぐ……っ、っ――、っ――、あ゛あ゛あ、っ、う゛、ん゛……っ」

 だったら指、止めてよぉぉぉ……っ。

 ずっと指でクリトリスをカリカリされているせいで、絶頂は遠ざかるどころか着々と近づいてきている。ぴくっ、ぴくっ、ぴくぴくっと、太腿の痙攣は小刻みになってきており、足先はピンッと伸び始めていた。

「フ――ッ!、フ――ッ!、あ゛、あ゛、あ゛、あ゛、……ゃ…………っ、入谷、さ……っ、イ、イキ…ます……っ、イキっ、ましゅぅぅぅ――!」
「……我慢しなさい」
「っ゛う゛うぅぅぅ〜〜――、ん゛ぐ、っ、無理……っ、無理ぃ……っ、あ゛っ、無理、れしゅうぅ……!」
「本当にもう無理なのですか?」
「ひぎ……っ!、ん゛ぐぐぐくぅぅぅ――――っっ、はっ!、はっ!、ハ……ッ!、無理無理無理――――ぃぃぃ!!」
「――なら、終わりましょうか」
「…………ぁ、?、ぇ…………っ?」

 躊躇いもなく入谷さんは私への責めを止めてしまった。火照った顔と潤んだ瞳で、入谷さんに懇願するように訴えるが、気がついてもらえない。
 虐められたクリトリスは、ショーツの上からでも分かるくらい勃起してしまっていた……。
 気がつけば全身汗まみれになり、前髪が額に張り付いている。こんな格好……っ、バレた、ら、……、ぶるりっと背筋が震えるが、それさえも快楽に変化していく。

「はぁ……、は…………っ、ハッ……!、ん、ん、ん……っ、入谷、さぁ、ん……」
「はい、お待たせしてしまいましたね。次の問題です」
「そ、そんなのっ、いい、からぁぁ……っ、さ、さわって、っ、さわって……くださ……っ!、っ、う、イカ、せてぇぇぇ……っ」
「そんなのとはなんですか。今は研修中ですよ。……どうやら水瀬さんには、仕置きが必要なようですね」
「――ぇ、っ、、仕置、き……?」
「一度、気を引き締めて頂かないと。水瀬さんの、この主張している突起に仕置きさせて頂きます」
「……ぁ…ぁぁ…………」

 クリトリスをちらりと見られ、お腹の奥が期待でずくんと疼く。入谷さんの親指と人差し指が伸びてきて、クリトリスに触れる瞬間、耳元に入谷さんの顔が寄せられた。

「――ああ、もちろんイクのは駄目ですよ」
「っ――!?」
「さあ、始めましょうか」

 低いハスキーボイスが耳の中に注ぎ込まれた刹那、クリトリスに甘い痺れが一気に広がった。

「う゛あ゛ッッッ!?」

 嬌声を漏らしてしまった後、数秒経ってからようやく、クリトリスを指で挟まれ潰されたことが分かった。びくんっ!、びくんっ!と太腿が目立つように揺れる。

「あ゛あ゛あ゛…………、こ、こりぇ……っ、イク……っ、んっ、クリ、っ、イク……っ」
「あと九回にします。全部で十回、さあ頑張ってください」
「い、いゃ……、いゃぁぁ――っ、ん゛ひい゛い゛ぃっっっ!!」

 ぎゅむぅぅ……っとクリトリスを指で挟まれると、一気に激しい快感が伝わってきてしまい、ガクンッと腰が跳ねてしまう。けれども「逃げないように」と腰を戻されてしまい、甘ったるい快楽はひたすら送られる……っ。

「入谷さっ、入谷しゃ……っ、入谷、っ、さ……!、イキ…たい…………、イカせ、て……っ、あぁぁ……っ、イカ…せて、くださ……っ!」
「仕方ないですね、では十回目でイってください」
「っ、あ゛、う゛――っ」

 あと、っ、何回……っ。

 ぎゅっっっと強くクリトリスを握られ「あ゛あ゛――ッ!!」と悲鳴に近い嬌声を上げつつも、何とかイクのを我慢する。あと七回……っ、と心の中で必死に数えながら。

「ん゛あ゛あぁぁぁ、フ――ッ!!、フ――ッ!!、ふっ、、っ、ぅぅ……、ひい゛――っっっ!」
「足ピンしていますが、まさかイってないですよね?」
「イ、イってな……っ!!」

 指摘されて、伸びた足先を戻そうとするも、クリトリスに触れられてしまえば、すぐに足の先っぽがぴーーんっと伸び切ってしまうのだ。こぷ……っと音を立てて、また本気汁がショーツの間から溢れた。

「はぅ゛ぅぅ…………、ぁ、ぁぁぁ、っ、、ん゛ぐう゛うゥゥッッ!!、……ぁ……ぁぁ…………、も…………無理、っ……………………」
「あと四回ですから耐えなさい」
「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ――!、あ゛ッッ、イクゥゥゥ――ッッッ!!、っ……ぅ…………」

 まともな言葉が話せなくなってきて、嬌声の合間にイクイク……っ!!と虚ろに叫ぶ。もうあと少しでイける……っ、それのことしか考えられない。
 緩みそうになる手に必死で力を入れて、股を入谷さんに見せつけていれば、ぷっくりとクリトリスが完勃ちして震えている。

「無理無理無理…………っ、次っ、イク……っ、ぜったいっ、イっちゃぅ…………っ!、ぁあ……っ、クリ掴んじゃ――っ、が、っあ゛あぁァァッッ!!」

 かっと目を見開き、一瞬ふっ、と意識が飛んでしまう。すぐに意識が取り戻されると、身体が小刻みに震えてしまっていた……

「ふむ。イったわけではないようですね。いいでしょう」
「……っ、ぁ、くっ…………?、ぁ、れ…………?、にゃ、に……っ、ん゛あ゛あ――――っっっ!!」
「おや、耐えましたか。次が最後です。もう、イっていいですよ」
「はひ…………っ、は――っ!、は――っ!、はっ、はっ、はっ、つ、ぎ……っ」
「では、最後です」

 入谷さんの親指と人差し指がショーツの上から、わたしのクリトリスに当てられ……。
 そして、ぎゅむっっっとわたしのクリトリスが強く押し潰された……っ。

「あ゛っ、あ゛あ゛あ゛ぁぁァァ――――――――ッッッ!!!!」

 ガクンッッ!!と大きく身体が揺れて、プシュッッ!と愛液が秘部から噴き出てきた。絶頂を迎えた瞬間、身体が勝手に硬直して痙攣し、酸素を求めて必死に呼吸する。

「ハッ、ハッ……、はっ、はっ、はっ、は……!、ふぅぅぅ……っ、ぁぁああぁぁぁ………………っ」

 いまだに絶頂で痙攣する身体を覆い被さるように抱きしめられると、敏感になった身体はそれだけで、ピクピク……ッと気持ちよさそうに震えてしまう……っ。

「んぁぁぁ…………っ、っ、う゛……、ぎゅーっ、らめ……ぇ……、気持ちよく、なっ…ちゃ、、んんんん……っ」
「いつまでイっているのですか、いやらしい。さっさとこの痙攣を止めて頂けますか」
「す、すみま…せ……っ、はぅぅぅ…………、んっ、くっ、」
「……仕方ないですね。次の問題を準備しますので、その間に収めてください」
「っ、ぁぁ、……んん…………」

 その格好だと見づらいですかね、と入谷さんが気を利かせたように問題文を読み上げてくれる。けれど全く意味のない気遣いで、わたしの頭の中は真っ白のままだ。

 ああ……、我慢してっ、イクの……っ、きもひ、よかったぁぁ…………、まだっ、ふわふわっ、ひて、るっ。

「は――……、は――……、んっ、く……」
「……聞こえていますか?」

 反応を確認されるように、三本の指でショーツの上から、おまんこを擦り上げられる……っ。

「アッ、ああぁ…………っっ」
「全くほら、早く答えてください」
「……ぇ………………ぁぁ…………B………………?」
「よく答えられました。ですが、不正解です」

 にっこりと入谷さんに微笑まれるけれど、答えた言葉なんて意味はなかった。次の罰ゲームはこれです、と入谷さんが鞄の中なら、丸くて小さな何かを取り出す。

 ――あれって、もしかして……ローターじゃ。

 食い入るように入谷さんの持つソレを見ていれば、カチリ、というスイッチ音とともに、ぶるぶると震え出した。

「ローター、入れましょうか」
「っ、い、入れる……っ、て……」
「大丈夫ですよ、これは静音タイプなので」
「そういう、問題じゃ……っ、あっ、うそ……っ!」

 隙だらけのショーツのクロッチを指でぐいっと引っ張られると、その中にローターを入れ込まれてしまった……。
 そして位置を調整するようにショーツの中でローターを動かされて、ショーツがぱちんっと音を立てて戻される。

「あふぅぅぅぅ――――っ、あっ、あぁ、ア……ッ、やっ、クリっ、当たっ、て……ましゅ」
「クリトリスに当ててるんですよ。絶対にずらさないように」
「しょ、んな……っ、あぁぁ…………っ、んん……っ、ふぇ、ぇあ…………っ、あふっ……」
「ふっ、振動の強さが弱になっていますから、気持ちいいでしょう」
「あん……っ、あふん……っ、ふぅ、ぅ、っっ、っ、ぁぁ……んんっ、、きもひ、い…………」

 無理やりイカせるような強さではなく、あくまで優しくクリトリスに振動を与えられているせいで、とろっとろに蕩けた声が溢れてしまう……っ。
 そして眉がだらりと下がり、口元はへにゃりと緩んでしまっていて、わたしは快楽に堕ちた雌の顔になっていた。

「あ――っ、あ――っ、きもひ、ぃぃのぉぉ――、はへぇぇぇっ、あぁ……っ、きもひいぃ――っ」
「気に入ってくれたようで何よりです」

 ぐっ、とショーツの上からローターを押し込まれ、クリトリスへの刺激が強くなり、びくんっと腰が揺れた。

 あ…あ……、きもひ、いぃ…のっ、きて……る。
 これ……イキ、そ……っ。

 ピク……ッ、ピク……ッと小刻みに身体が震え始め、ぎゅ――っと全身に力が入っていく。その間もローターは絶え間なくクリトリスと密着しながら震えていた。

「んんんんっっ、イク……っ、あ、イキ…ましゅ、、あ゛あぁぁぁ――――っっっ、…………はふっ、、はぁ、はぁぁ……、ん、きもひ、い…………」

 舌をだらんと突き出し、ゆっくりと絶頂に押し上げられる……っ。甘やかされているような、ふわふわとした絶頂で癖になってしまう。もっと、もっと、と望んでしまって、腰ヘコを無意識のうちにしていた。

「あぁぁんんっっ、あふ……っ、もっとぉぉ……、はぁぁ――っ、あ――っ」
「あんまり腰を揺らすと危険ですから、押さえていてあげますね」
「っ〜〜〜〜、あっ、腰っ、とめひゃ……っ、あ、あ、あ、あ、っ、イク……っ、また、イっちゃ……っ、〜〜〜〜イクぅぅぅぅっっっ」

 どろっどろに身体を蕩けさせられながら、軽い絶頂を繰り返す。ずっと気持ちいいのが続いて、今イっているのか、イっていないのかも分からない。

 きもひ、よくて……、蕩けちゃ、っ。

 それでも人の手とは違いローターはわたしの反応にかかわらず、一定の速度で振動を与えてきていた。

「ゃ、ん……っ、ひ…うう……っ、っ、あ……、また、イクのき、て…る……っ、あ――っ、あ――っ」
「俺からだと水瀬さんは今もイっているように見えますが……」
「ぇ…………?、あうぅぅ……、イってる…のに、イ…く……、ずっと、イク……っ」
「甘イキを繰り返しているせいで、絶頂が長引いているのかもしれません」
「きもひいっ、きもひ…いぃ……っ、入谷、しゃ、きもひ、いいのぉぉ~~、イっちゃうぅぅぅ~~――」
「イクイクしてるの可愛いですね」
「い……っ、ああっ、イって……、はあぁぁぁ――、んっ、く……、うぅぅぅ…………」

 よしよしと涙で濡れた頬を入谷さんの温かい手によってなでられ、思わずすりすり……と甘えてしまう。この気持ちいいのにずっと浸っていたい……。
 くったりと全身から力が抜けて、股が閉じてきてしまっていた頃、入谷さんがくるりと身をひるがえして、パソコンを操作し始めた。

「さ、次の問題を読みますよ」
「ふあぁぁぁ…………、っ、ぇ……、こ、こにょ…まま…………」
「はい、もちろんです」

 なにやら入谷さんが近くで問題を読んでいる気がするが、ローターのことしか考えられず、言葉が聞こえてこない。さあ、答えはなんですか、と入谷さんに耳元で囁かれて、わたしは「うあ……っ」と意味のない声を発した。

「はあ……もう答えられないようですね。では次の罰ゲームとして、ローターの強さを中にあげましょう」
「っ…………、――――ひぃぃっっ!?」

 カチリと無機質なスイッチの音が聞こえた後、突然ショーツの中でローターの振動が強くなった。その快感の強さに耐えきれず、ガクンっと身体が大きく揺れる。

「あ゛あ゛あぁぁぁぁっっっ、ら、らめぇぇぇ――、強く、しちゃ……っ、あ゛ぐっっ」
「罰ゲームですから大人しく受け入れてください」
「イ゛、イ゛グうぅぅぅぅ――――――ッッッ!!!!、あ゛っ、ア゛ッ、あ゛あ゛あ――――ッッ、らめっ、らめらめぇぇ……」

 開きっぱなしの口からだらだらと唾液が垂れると、顎を伝って胸元が汚れていく。手の力が緩んで閉じそうになった太腿をぱかりと入谷さんに開かれ、「ひっ」といやらしい声がでてしまう……っ、その間もローターの振動が、勃起して膨れ上がったクリトリスを更に襲ってきていた。

「……ぉぉお゛お゛おおおぉぉぉ…………、あ゛ぐっっ、お゛ッッ、イ゛…グ……っっっ、イ゛――っ、お゛ほお゛おおぉぉぉ――――っ!!」

 ビク……ッ、ビク……ッと足の先がM字開脚をしたまま伸びきってしまい、絶頂を無抵抗で受け入れてしまう……。
 あまりにもクリトリスを刺激されているせいで、ショーツの中でクリトリスがむくむく……っと包皮から飛び出そうとしている。そのせいでさらに刺激が強くなってしまい、こぷ……っと愛液の塊が再びショーツから溢れた。

「…………お゛ぉぉ……、い゛っでる…………、まだ、い゛っで…………、ん゛ほお゛おぉぉぉ――…………」
「びくびくと蛙みたいに震えて……喜びすぎですよ。これは罰ゲームですから」
「フッ――!!、フッ――!!、イ゛グイグ――ッッッ!!、イ゛――――――ッッッ!!!!」
「良かったですね。何回もイクことができて」
「うあ゛あ゛あ゛、ハッ、ハッ、ハッ、ハ――ッ、っ、やすま…せて、、くだしゃ……っ!、ん゛お゛おおお゛ぉぉぉ、イ゛っで、おまんこっ、こわ゛れちゃ……っ!!、ん゛んん――ッ!!」

 イキすぎているせいで、息がうまくできない。「かひゅ……」と必死で酸素を拾いながら、ばたばたと椅子の上で暴れてしまう……っ。

「腰を押さえていてあげましょうか」
「ん゛ぐ――――っっっ、うあっ、腰っ、に、キて……っ、イ゛グウ゛ゥゥゥッッッ!!、お゛ほっっ、イ゛ギましゅ、からぁぁぁっっっ」

 逃げるようにじたばたする身体を入谷さんに押さえつけられてしまい、ダイレクトに刺激が送られてきた。

 も…も゛う…………、限界……っ、おまん゛こっ、お゛かしい゛ぃ…………っ。
 本気汁……っ、止まんない……っっっ。

 ぶぴゅゅぅう……と秘部の割れ目から愛液がひたすら零れていて、まったく止まらない。ショーツはすでにぐちょぐちょで、若干クリトリスが透けてしまっていた。けれどもローターは無慈悲にもクリトリスを責め続けている。

「ん゛ひい゛い゛ぃぃぃぃッッッ!!、イ゛っでる、イ゛っで、ますからあぁぁぁ、おねがひっ、しましゅ!!、ん゛おっ、止めて…くだしゃ――っ!!」
「そうですね。では次の問題に正解できたら、止めてあげましょうか」

 耳たぶをぬるぬると舌で舐められつつも、囁くように問題が入谷さんに読まれていく。けれど性感帯の一つである耳を一緒に舐められているせいで、「あっ、あっ、あっ」と嬌声が零れてしまい、入谷さんの声がほとんど聞き取れなかった。

「ほら選択問題なんですから、一つくらい答えたらどうです?」
「ん゛お゛お゛おおおぉぉぉ――――――ッッッ!!!!、う゛ぐぐぐ…………っ、ぁ゛……ぁ゛……、…………Aっ……………………?、イ゛グうぅぅ――――――っっっ!!!!」
「……不正解です」
「ぁぁぁぁぁ…………、ぃや…………いゃ…………」
「では振動を強にしますね」
「ま……まって…………くださ、っ…………、………………ん゛あ゛あああああああ――――――――ッッッ!!!!」

 プシャァァァッッッと音がして、わたしのショーツの隙間から潮が噴き出ていった。溢れんばかりの潮は、ぽたぽた……とオフィスの床に垂れていく。あまりの衝動にどうすればいいか分からず、わたしは抱えていた太腿を掻きむしる。

「お゛おぉぉ――――っっっ!!、お゛おお――――ッッ!!、い゛ぐい゛ぐい゛ぐ――――――っ!!」
「床が汚れてしまっていますね……あとで一緒に掃除しましょう」
「あ゛あ゛あぁぁっっっ、い゛ぐっっっっ、い゛ぎゅ――――ぅぅぅ」

 何度もプシュゥゥ、プシュウゥゥと潮が噴き出てしまって、わたしの秘部はひどい有様だった。潮が噴き出る瞬間の、あの開放されるような、感覚……っ、気持ちよすぎて、癖になってしまいそうだ……、こんなのっ、、ひどすぎるよぉぉぉ……っ。
 仰け反ってしまって戻せない身体に入谷さんの手が伸びてきて、ワイシャツのボタンが外されると、ぶるんと真っ赤な乳首を揺らしながら、ぱんぱんに腫れた乳房を外気に晒される。ぎゅむ、ぎゅむと乳房を指が食い込むように揉みしだかれ、更に嬌声が上がってしまう。

「うあっっっ、う゛んぅぅぅっっ、はぁ……っ!!、はぁ……っ!!、ぐ……っ、い゛ぐっっっっ、ひぎいぃぃ――――っっっ」
「最初に触った時とは全然反応が違いますよ? まったく……もう少し真面目に研修を受けて頂きたいものです」
「わ、わ゛がりまし、たからぁぁっっ、も、止めてっ、とめてぇぇ、い゛ぐのっ、つらいぃぃぃ…………、おごお゛ぉぉぉぉぉぉ――――――っっ!!!!」
「まあ、そうですね。ではあと一回イったら終わりましょうか」

 そう言うと入谷さんはわたしのローターをびしょびしょのショーツの上から強く押し付けてくる……っ。

「……っ!!??、お゛ほお゛おぉォォォォ――――ッッッ!!!!]
[いいですよ、遠慮なくイってください」
「お゛っ、お゛っ、お゛、イ゛グっっっ!!、イぎましゅ、最後イキっ、しましゅぅぅぅ、イ゛グっっっ、…………ん゛お゛お゛お゛おおぉぉぉぉぉ――――――――――――――っっっッッッ!!!!!!」

 ひと際大きな音でプシャアァァァッッッ!!と潮が噴き出た後、わたしの身体がガクンっ!、ガクンっ!と痙攣した。「ふっ、ふっ、ふ――っ!」と苦し気に呼吸をしていると、入谷さんに口づけられて舌がぬるりと口内に入り込んでくる。

「ん゛む゛うぅぅぅ…………」

 しばらく全身が小刻みに痙攣してから、絶頂で硬直していた身体の力が緩んだ。わたしは両手を太腿から離すと、入谷さんの身体に抱き着くように両手を伸ばす。ぎゅむ……と強く搔き抱かれ、それさえも気持ちがいい……。

「はふ………………、っ、く…………、……ぁぁぁ…………」
「これで演習は終わりですが、必ず復習するようにしてください」
「は…は…ぃ…………」

 入谷さんの腕の中でぐったりしたまま、次の研修はいつになるんだろうとわたしはぼんやり思う。秘部の奥が切なそうにきゅんきゅんと疼いているのに、気が付かないようそっと目を閉じた。

fin