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ナイトプールでナンパ男に胸を見られて、お仕置き嫉妬えっち♡ クリちんぽが負けるまでずーっとクリイキさせられる話♡


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広瀬:上司に片思い中の平社員。
藍川:主人公の上司。厳しそうな雰囲気を醸し出している。

※本作品では、名前変換①②のみ使用可能です。③、④は入力しても使用できませんのでご了承ください。



「お願いします、一回だけでいいので……っ!」
「……断る」

 会社のオフィスで帰り支度をしている藍川さんに、一生のお願いなんです――とわたしは両手を合わせてあるお願いをしていた。藍川さんはわたしの直属の上司である。髪をかき上げ困ったような顔でため息を吐く姿がとても色っぽく目が離せない。
 けれど切れ長の瞳が厳しい印象を与えているのか、親しい部下はいないようだった。

「プールへ一緒に行きましょうよ……!」

 そう、わたしのお願いというのは一緒にプールへ行くことだった。どうしたら藍川さんに自分へ興味を持ってくれるか考えた時に、この恵まれた体形――豊満な乳房で女性的な魅力を見せつけるしかないと思ったのだ。
 ただ、そんな胸を見せる機会なんて言うのは当然存在しないので、苦肉の策としてプールへ藍川さんを誘っているという経緯だった。

「そもそも……なんでプールなんだ。その辺の居酒屋へ飲みに行くのでは駄目なのか」
「だ、駄目です……っ、プールじゃないと……」
「……何故広瀬はプールにそこまで拘る?」
「そ、それは……」

 わたしは言葉に詰まってしまう。――まさか藍川さんに好きになってもらうために、水着姿を見せたいなんて言えない。ここは何とか誤魔化すしか方法がなさそうだった。

「ん?」
「あ…藍川さんこそ、なんでそんな頑なに断るんですか……! プールの一回くらい良いじゃないですか」
「いやだって……プールって混むし、人も騒いでてうるさいだろ……」

 あからさまに嫌そうな顔をされてしまい、困ってしまった。そんなことを言われてしまうと、これ以上誘っても無駄かもしれない。
 でも、空いていて、静かなプールなんて……――――あっ。

「あの……っ、藍川さん。だったら、ナイトプールは駄目ですか」
「――ナイトプール?」
「ええと、スマホで見るとこんな感じなんですけど……」

 ナイトプールと検索したスマートフォンの画面を藍川さんに見せれば、案外興味深そうに画面をしげしげと眺めていた。画面をスクロールしながら、雰囲気がよさそうな画像をどんどん見せていく。

「ナイトプールなら混んでないし、騒ぐような雰囲気でもないので……どうでしょうか」

 おずおずと藍川さんに尋ねたら、じぃっと切れ長の目で見つめられて、ドキンと心臓が高鳴ってしまう。

「……分かった」
「えっ」
「行くんだろ、ナイトプール。いつにする?」
「……ぇええ、ありがとう、ございます!」
「はいはい」

 わたしはニコニコと予定を確認しつつ、次の休みの夜に藍川さんと約束する。藍川さんの前だったのでいつものように微笑んでいたけれど、内心は心臓が爆発しそうだった。
 正直まさか了承されると思っていなかったから、水着買いに行かないと……っ。
 藍川さんの水着姿も見れちゃうんだ、と思ってしまい、わたしは煩悩を振り切るように仕事に励むことにした。

 とあるホテルの夜空の下で広大なプールが広がっている。昼間のプールとは雰囲気が全く違い、色鮮やかなライトがプール全体を照らしていて、おしゃれな音楽がゆったりと流れていた。探してみればナイトプールは近くに意外といくつもあるようで、そのうちの一つを予約したのだ。

「うわぁ……っ」

 藍川さんは人混みが苦手だったようなので、完全予約制の一番落ち着いた雰囲気の場所を選んだ。

「藍川さんっ、すごいです」
「確かに……これは、思ったより雰囲気がいい場所だな」

 隣に立つ藍川さんがほう……と感嘆のため息をついたのを見て、良かったとわたしは微笑む。水着は結局たくさん悩んで、上下が別れている黒色のものを選んだ。ほとんど下着みたいだけれど、藍川さんを悩殺するためだし、仕方ないだろう。

「ふむ……広瀬は、案外そういった色を選ぶんだな」
「え……?」

 藍川さんが言いたいことも分かる。わたしは普段、ピンク色や白色の小物を持っていることが多いので、そのイメージのことだと思う。
 いつものわたしだったら、迷いなく白色やピンク色を選ぶけれど、今回は目的が違う。だから、色っぽい黒をわざと選んだのだ。

「……似合わないですか?」

 こてん、と困ったような顔をして首を傾げれば、ぷいっと顔を逸らされてしまって、落ち込む。

「いや……新鮮だし似合ってる、が……」
「似合ってるが?」
「……何というか、複雑な心境だ」
「そうなんですか……?」

 なんだか含みのある言い方ではあったが、似合ってると褒めてもらえたので、こっそりガッツポーズをする。

 これで、少しはわたしのこと意識して貰えたかな……。

 さて、改めて藍川さんを見ると、スーツの下で普段は隠れて分からなかったが、鍛えているんだろう、筋肉が凄かった。海パンを履いているだけなのに、どうしてこんなに、かっこいいんだろう……っ。
 その体格に思わず見惚れていれば、「……なに?」と首に手を当てて言われてしまって、ひゃあ、と変な声がでてしまった。

「何をそんなに驚いている」
「いや、その、何でもない…です……」
「まあいい。さっさとプールへ入るぞ」
「はい……!」

 LEDのライトで照らされているせいで、若干紫色に光っているプールに二人で入っていく。ちゃぽん、と片足を水に浸ければ、思ったより冷たくて、ぶるりと身体が震えた。

「プールなんて、何十年ぶりだろう……」
「わたしも久しぶりです。藍川さんは泳げる人ですか」
「人並みには。広瀬は?」
「……ええと、あんまり」
「……それでよくプールに誘ってきたな…………」

 だって、藍川さんにわたしのこと意識して欲しくて、なんて当然言えず、わたしは泳ぎたい気分だったんですっ、と勢いよく顔を出したまま、前へ泳いでいく。

「あっ、おい……!」

 ――だから、まさか一定間隔で波が来るプールだったなんて思っておらず、思いっきり波に巻き込まれてしまった。

「うわ……っ」

 気がついたときには遅く、全身が波に飲み込まれて流されていってしまう。
 必死の思いで水の中を彷徨って、次にプールから顔を出した時には、随分流されてしまっていた。

「――けほっ、うう……酷い目にあった…………」

 よくよく考えれば、ここのプールの案内ページに波がくるエリアとそうでないエリアが別れて記載されていたような気がする。運悪く前者のエリアに来てしまったのだろう。どうしよう、藍川さんとも逸れてしまった。
 正直ここのプールは広いから、波でどのくらい流されたのかも分からない。最初の場所をもっとちゃんと覚えておけば良かった。

「……あれ?」

 やけに胸もとがスースーと開放されているような、そんな感覚。嫌な予感がして、ちらりと自分の身体を見れば、豊満な乳房がぷるん♡と揺れていた。

「……!?」

 水着がない……っ。
 慌てて今度は太腿のあたりをぺたぺたと触れば、下の水着は幸いにも無事なようだ。とりあえず手で胸もとを隠しながら、膝を少し曲げて乳房が隠れるようにした。そして、その格好で、とりあえず水着を探す。

「ええ……これ、どうしよ……」

 多分さっきの波で水着も流されてしまったんだと思うけれど……。水着は軽いし、簡単に遠くまで流されてしまうだろう。
 でもこのままだとプールから出ることもできない。困ったまま、キョロキョロとまずは近くを探していると――。

「っ、やっと見つけた……!」
「えっ、藍川さん……っ」
「いきなり波に呑まれるから、心配したんだぞ……!」
「す、すみません……」

 反射的にわたしは藍川さんに背を向けた。まだ水着は見つかっていないのだ。いきなり後ろを振り返ったわたしを不審に思ったのか、藍川さんの手が肩に乗せられる。

「何を隠れてるんだ? ――っ!?」

 藍川さんの息が詰まったような声がした。
 これ…絶対、バレた……っ。
 泣きそうになっていれば、「おい、端に行くぞ」と小声で藍川さんに囁かれて、身体を屈めるようにしながら手を引かれる。こんな時なのに、藍川さんの声はいつもの穏やかな低い声で、少しだけ安心した。
 プールの端に行けば、プールの内外を上り降りするため の段差があって、そこへ座るように促される。

「……その格好、どうした」
「あの……さっき流された時に、何処かへいってしまって……」
「この広い中、すぐに探すのは難しそうだな……」
「迷惑かけてすみません……」
「とりあえず俺は、広瀬が居た辺りを少し探してくる」
「え、あの……ありがとう、ございます…………」
「広瀬は絶対にここから動くなよ。いいか、絶対にだ」
「は、はい……?」

 そんなに念押しされなくても、胸を隠せていない格好では動けないけれど……。
 大人しくプールの中に身体を沈めて、藍川さんを待つことにする。藍川さんは納得したように頷くと、わたしが居た方向へ向かって泳いでいってしまった。

「あーあ……せっかく惚れて欲しかったのに……」

 それどころか迷惑をかけてしまっていて、本当に最悪だ。それに――。

「さっき、見られたよね……?」

 あの時一瞬だけ、藍川さんに胸を見られたと思う。それでも全然照れた様子もなかったし、あの人は脈なしなのかも……。
 一人でいると余計なことばかり考えてしまって、どんどん落ち込んでしまう。
 気分を変えようと、くるりと身体を反対に向け、プールサイドを見た。あたりを見回せば、お洒落なカクテルのようなものを飲んでいる人がいて、あとで絶対に藍川さんに奢ろうと誓う。

「――お姉さん、一人なの?」
「…………え?」

 不意に上から声が降ってきて、はっと顔を上げると、茶髪のチャラそうな男が二人立っていた。

「一人ならさ、俺らと遊ぼうよ」
「そうそう。一人なんて勿体無いって」
「あの、人を待ってるので……」

 冷たくあしらって、ぷいと顔を横に背ける。こんなところでもナンパはあるんだなとぼんやり考えていた。

「ふーん、素っ気ない態度。ねえ、お姉さん。今座ってるよね、ちょっと立ってみてよ」
「――は?」
「ほら、早く」

 ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべながら、二人のナンパ男はわたしの身体を舐めるように見てきていた。

 ――バレて、る?

 当然立つことなんてできず、わたしが座ったまま動けないでいると、痺れを切らしたナンパ男の一人がプールへと飛び込んでくる。
 そして、わたしの身体を無理やり立たたせてきて――。

「や……っ!」
「やっぱりお姉さん! 水着着てないじゃん」

 俺の思った通りだったわーなんて呑気な声で、わたしの乳房をふにりと指で触ってくる。

「ちょ、何するんですか……っ」
「何って……こういうことして欲しいんでしょ?」
「居るんだよね。誰でもいいから、エロいことされたいって人」
「いや……っ、そんなつもりじゃ……!」
「そういうのいいからさー」

 いつの間にか横にいた男がわたしの身体を動かしてきて、乳房をプールサイドへ強引に乗っけられてしまう……っ。たぷん、と乳肉が揺れて、その豊かさをナンパ男に見せつける。

「おほ、これは当たりだわ」
「これでエロいことしたいとか、最高すぎ」

 そんなつもり全くないのに、ナンパ男たちは勝手に話を進めていて。どうすればいいの……っ。
 既に隣にいたはずの男はわたしの背後に回り、逃げられないようにしてきているし、プールサイド側の男も舐め回すようにわたしの胸を見てきている。
 そしてついに、背後の男の両手がわたしの胸へと伸びてきて――。

「じゃ、さっそく触らせて貰って――」
「っ……!!」

 もう嫌だと現実逃避するように目を閉じた、その瞬間。

「――彼女に触るな」

 バシャンッ。
 キラキラと明かりで光るプールの水が跳ねる。
 いきなり誰かに身体を引き寄せられたかと思うと、そのままぐっと抱きしめられた。

 ――あ……藍川…さん……っ。きて、くれてっ。

 藍川さんが来てくれたという安心感から、思わずぎゅっとその身体に抱きついてしまう。

「……は、何お前? 俺たちこれから一緒に遊ぶんだから、邪魔しないでくれる?」
「お前らこそ……、人の彼女に手を出してどういうつもりだ?」
「え、彼女? ……ちっ、なんだよ。そういうプレイかよ、アホくさ」

 行こうぜ、とナンパ男二人はつまらなさそうに何処かへ行ってしまった。わたしは、ほっと安堵のため息を吐く。
 考えてみれば、今……藍川さんに抱きしめられてるんだ……っ。
 そう思ったら、急に頬が熱を帯びてきた。いくら夜とはいえ、プールの中で立って抱きしめ合っていると目立つだろう。離れないと駄目だと思うのに、離れたくない。

「……藍川、さん。あの…ありがとうございました……」
「…………ああ」

 後頭部に添えられた藍川さんの手が小さく動いたせいで、ぴくん、と身体が揺れてしまった。何もされていないか、と小声で確認されて、こくんと頷く。

「ええと、藍川さん……そろそろ、離れた方が……」
「……離れたら、広瀬の身体が他のやつに見えるだろ」
「え……っ、あ、そうです、けど……っ」

 言いたいことは分かるけれど、いつまでもこのままでは居られない。藍川さんの胸を両手で軽く押して、離れようとすれば、何故か抱きしめられている力が強くなった。

「藍川、さ……」
「分かってる。向こうまで移動するぞ。広瀬は少し前屈みになってくれ。広瀬の身体をこれ以上、見られたくない」
「……それ、って…………」

 わたしは藍川さんに言われるがままに、プールから二人で出て、隅っこのビーチパラソルがある場所へと連れていかれる。藍川さんに肩を抱かれて、思ったよりその手が大きいことに胸がきゅんとした。

「ここなら、人も来ないだろ」
「あの……藍川さん、もしかして……」
「……なんだ」

 ほんの少し、自惚れてしまっていいのだろうか。
 わたしの身体を他の人に見せたくないっていうのは、それは――。

「もしかして、嫉妬…してくれてますか」
「はぁ……」
「す、すみません。調子乗って……」
「…………悪いか?」
「っ……! わ、悪くないです、嬉しいです……っ」
「あのな……」

 ――全然知らない奴に、好きな女の裸を先に見られたら、腹も立つだろ。

 いつもと変わらないはずの藍川さんの表情に、ほんの少し赤みが増して、わたしも連られてしまう。

 なにそれ……っ。
 嬉しくて、心が震えて、なのに、動けない。

「ええ、と…………藍川さん、その、好きな女って……――っ!?」

 質問は途中で途切れてしまった。
 気がつくと、藍川さんの唇とわたしの唇が重なっていたから。

「――っ」

 この瞬間、わたしの周りだけ音が無くなってしまったみたいで、ちゃぽん、と水が跳ねる音がやけにクリアに聞こえた。
 鼻同士が触れてしまうような距離で、藍川さんと見つめ合って、視線が絡み合い続ける。ふわりと藍川さんの唇が離れたと思ったら、すぐに再び重ねられた。

「……とっくに、広瀬に絆されてる」
「そんな、っ、……んっ」

 何かを話そうにも、藍川さんが角度を変えて何度も口付けてくるので、上手く言葉にできない。

「んんっ、ぷぁ……っ、どう、いう……っ」
「……毎日懲りもせず、俺を誘っていただろう」
「藍川、さ、……んっ!」

 甘く蕩けるような口付けの合間に、もっと甘ったるい言葉が贈られる。

「――広瀬が好きだ。先程の男に嫉妬するくらいには」
「っ。わたし……も、藍川さんが、好きです……っ!」
「知ってる」

 藍川さんがわたしを、好き……?
 訳がわからないのに、けれど両想いだったことは確かで、わたしは自ら藍川さんの唇にキスをする。

「っ……」
「藍川さん……嬉しい……っ」
「俺もだ。なあ、本当にさっきの男たちに何もされてないんだな?」
「はい……あ、ちょんって胸を触られましたけど……それだけです」
「――――は?」

 空気が一瞬で固まったような音がした。
 あれ、なんだろうと思って藍川さんの顔を見れば、初めて見るような怖い顔。
 わたし、何か変なこと言っちゃったかな……?

「あの、どうかし――」
「触られたのか……っ」
「え、で…でも、ほんとに少しだけ……ですよ?」
「……そういう問題じゃないんだ」
「ええ……?」
「はあ……何処を触られたか、全部教えて貰おうか」
「ぇ、藍川さん……?」
「大丈夫。ここは誰も来ないから」

 誰も来ないって、確かに端っこだし……そうだろうけど。なんで今そんなことをと、不思議に思う。
 いつの間にか、わたしのことを見下ろす藍川さんの瞳から、光が失われていたことには気が付かなかった。

 ここのナイトプールはターゲット層が大人向けであるのか、プールサイドにはパラソルや、ビーチチェアが多く並ぶ中、小さな個室のような屋根付きのエリアもあった。
 そこはカーテンで目隠しができるようになっていて、カーテンを開けば、反射してキラキラと光るプールを眺められるようになっている。
 偶然にもわたしたちが居たすぐ側にあったその場所が空いていて、藍川さんに連れ込まれてしまった。

「あふ……っ♡♡ んんっ、っあ、はぁぁ…………♡♡」

 カーテンを閉めてしまえば、他から見えないことをいいことに、わたしは座ったまま後ろから藍川さんに抱きしめられて、ひたすら胸を触られていた。

「藍川さ、っ、♡ なんでこんな……っ♡ あんっ♡♡」
「何でって……他の男に触られた所、全部上書きさせてもらうぞ」
「上書き、って、んっ♡ もう充分、じゃ……あっ♡ ああぁ……♡♡」

 もうどれだけ触られているのだろう。
 むっちりとした乳房をやわやわと揉まれ、すっかり勃起してしまった乳首をコリコリと捏ねられる。ずっと触られているせいで、ぱんぱんに張り詰めてしまった乳房を、掬うように揺らされるだけで甘い声が出てしまう。

 たぷん♡ たゆん、たゆん♡♡ ぷるんっ♡

「ああん……♡♡ ゆるひ…て……っ♡♡ あっ♡ ン……ッ♡」
「俺が満足するまではこのまま、な」
「そ…んな、っ、♡ あうっ♡ 他も……っ、んくっ、♡」
「駄目に決まってるだろ」
「あぅぅ……っ♡♡」

 水着で隠れてはいるものの、わたしの秘部からは淫らな愛液が溢れてきている。ぴんっ、ぴんっ、と指先で固くなった左右の乳首を弾かれて、身体がいやらしく震えた。

「それに、広瀬も喜んでるだろう。そんなに身体をびくびくさせて……乳首もカチコチだ。ほら、自分で触って確認してみろ」
「え……♡♡」

 まさか自分で触るように言われるなんて思っておらず、困惑してしまう。分かりきった乳首の場所をとんとん、と太い指でノックされ、指示されるがままわたしは自分の乳首に人差し指で触れた。

「うう……っ♡ あっ♡ アッ♡ 乳首っ♡ 固い、れしゅ……っ♡♡ ふぅぅっ♡♡」
「ああ……少しくらいは声を抑えろ。大きい声だと目立ってしまうからな」
「やんっ♡♡」

 かり……っ♡と耳たぶを甘噛みされながら、熱い吐息を注ぎ込まれて、頭がくらくらする。そのままぬちゅり……と舌で耳の中を舐められてしまい、ぐちゅ、ぐちゅ、と淫らな音が直接脳内に響いてきた。

「はうっ♡ んんん……っ♡♡ 藍川さ、っ……♡ 耳っ♡ らめ……♡」
「……だから声、抑えろって」
「っ〜〜〜〜♡♡ う゛、うぅ…………♡♡」

 口もとを右手で慌てて押さえれば、くぐもった声が指の間から抜けていく。抑えろって言われても……っ。藍川さんが構わずわたしに触れているせいで、声を我慢するのが辛かった。ちゅぷ…ちゅぷ…と耳を舐める水音を大きく立てながら、藍川さんの指がわたしの乳首を弄ってくる。

「……っ、っ、っ、…………ああ――っ!♡♡」
「ふっ、エロい声。全然我慢できてないな」
「あ…あ……♡ ごめんなさ……っ♡ んあっ、♡ ごめん、な…さ……♡♡」
「口塞いでやるから、ベロ出せ」
「ぇ、ぁぁ…………♡♡」

 少し斜め後ろを振り返って、おずおずと舌を出せば藍川さんの舌でぬるんと舐め上げられた。

「ん、あ、あ…あ……っ♡♡ ふう、ぅ、っ、ん……♡ ちゅぷ♡ んちゅっ、ちゅ……♡」
「ん……っ、そのベロ出してる顔、そそるな」
「そ、そ…そる……?♡」
「ああ。俺に触られるのが堪らないって顔」
「っ……♡ はずか、し、♡ みないれ、くださ……っ♡♡」
「何今更なこと言ってるんだ。――そうだ、今度は俺の方向け。ん、良い子だ。それで、そのまま膝立ちして」
「……っ?♡ はぃ……?♡」
「指だけじゃ足りないからな」
「あ゛っっっ!?♡♡♡」

 びりり、と甘い痺れが急に乳首から伝わってきて、がくんと背中が仰け反った。見ると、藍川さんの口内に乳首が飲み込まれていて、ちゅぷ、ちゅぷ、♡ と熱い舌で舐められている。散々指で弄ばれた後の乳首を舌で甘やかされてしまうと、腰がヘコヘコと揺れてしまう。

「あ゛――っ♡♡ あ゛――っ♡♡ ちくびっ、♡ ふあぁぁ…………っ♡♡ ゃうぅ……♡ なめるのっ、らめ……っ♡」
「……駄目じゃないだろ」
「ひっ!?♡♡ うあっ♡ 指と…同時、っ、らめっ♡♡ あうっ、崩れちゃ――っ♡♡」

 思わず目の前の藍川さんの肩に両手を置いて、身体を支えた。片方の乳首をこりこりと指で捏ねられながら、もう片方の乳首を舌でくすぐられているせいで、休む暇がない。だらしなく口を開いたまま、ぼんやりと上を見上げていれば、藍川さんに名前を呼ばれる。

「なに呆けてるんだ。ほらこっち見ろよ」
「う゛ぐっっっっ!!♡♡♡」

 ずきんっ♡と痛むような強い快楽。
 左右の乳首をぎゅぅぅぅ……っと藍川さんに引っ張られていて、胸の突起が伸ばされてしまっていた。歯を食いしばった口の端から涎が零れる。

 だめ……っ、痛めつけられてるのにっ♡ きもち、い…い……♡

 ぎち、ぎち、と指腹で強く乳首を潰されると、雄に媚びた嬌声が漏れていく。

「かひゅ、……は――っ!♡ は――っ!♡ う゛あ゛あ゛♡♡」
「強くされるのが好きなのか? 広瀬の乳首ビンビンになったな」
「はう゛う…………♡♡ あ゛…ぁ……♡ ちくび……っ♡ とれ、ちゃう…っ、からぁぁ……♡」
「なら次は優しくしようか」

 左右の乳房をぎゅっと両手で挟まるように寄せられて、真っ赤に腫れた乳首がくっついてしまいそうになる。そして、その左右の乳首がまとめられたところに、藍川さんの唇が近づいてきて――。

「っ、ま…まって……!♡」
「待つわけないだろ。この勃起した乳首を優しく舐めてやるよ」

 そんな、っ、今…敏感にされてるのに……っ。

「あ゛っっっ!?♡♡♡ ひあ゛あ――――っ♡♡♡ ん゛ああ……っ♡♡」

 左右の乳首を同時に舐められるなんて、初めてで、膣がきゅん♡きゅん♡と喜び、愛液が水着の中で分泌された。一瞬で身体の力が奪われてしまい、がくん……っ♡と藍川さんに正面から凭れかかってしまう。ぴくん……♡ ぴくん……♡と情けなく震える身体を抱き留められて、すりすりと美尻を撫でられていく。

「あ…あ、んん……♡♡ ん、く……っ、♡ ふぇ、ぇああぁ…………♡♡」
「なんだ甘えてきて……そんなに乳首舐めが良かったのか。しかし広瀬にはもっと可愛らしい印象を持っていたが、とんだ淫乱だったようだな」
「ぅ……♡ ち、ちが……っ♡ 淫乱、じゃ……♡」
「だったらこれはなんだ」
「あうっっ♡♡♡」

 ぐちゅん♡♡
 もたれかかった身体に藍川さんの手が伸びてきて、わたしの秘部を掌で撫で上げた。わたしに音を聞かせるように、何度か掌が水着の上を往復する。

 ああ……っ♡ 音聞こえちゃってるよぉぉ……♡

 くすくすと揶揄われるように耳元で笑われているけれど、藍川さんの手が心地よくそれどころではなかった。藍川さんの手がもっと欲しくて、わたしは自ら腰をヘコヘコ♡と振ってしまう。

「……こら。まだそこは許可してないぞ」
「あっ♡ あっ♡ あんっ♡♡ アッ♡ ああ……っ♡」
「腰振りに夢中で聞こえてないのか。俺の手で自慰をしている広瀬を見るのも良いが……今日は駄目だ」
「あふ……っ♡♡ んっ♡ きもひ、い……♡♡」
「全く……もう終わりだ、離すぞ」
「あぁ…………っ♡」

 藍川さんの手が秘部から離れてしまい、弱弱しい声が思わず漏れた。とろんと半分瞼が閉じてしまった状態でぼんやりとしていれば、突然、藍川さんがわたしの水着に手をかけてくる。

「え……っ!♡♡」

 ずるん♡と簡単に水着を膝のあたりまで下ろされると、ぽた……♡ ぽた……♡と支えきれなかった愛液が垂れ落ちていく。

 いや……っ。濡れてるの、完全にバレてっ♡

「こんなに濡れてるんだから、もう要らないだろう。あとは自分で脱ぎなさい」
「うぅ……♡ そん、な……♡♡」

 こんなにも濡れた水着を藍川さんの手で脱がされるよりはマシだと、わたしは片足ずつ水着を脱いだ。すっかり裸になってしまった身体が恥ずかしくて、片手で乳首を、もう片手で秘部を覆うように隠す。
 けれど中途半端に手が離れてしまったせいで、身体がやけにムラムラしていた。膣の奥が勝手に喜び、太腿を伝って愛液が更に垂れてしまう。

「藍川…さぁん……♡♡」
「そんな切ない声出さなくても……今から無茶苦茶にしてやるから」
「っあ♡♡」

 お互い座り込んだまま、ぎゅっと正面から抱きしめ合う。藍川さんの声に身体中がもっと快楽を欲しいと叫んでいる。すっと藍川さんの太い指がわたしのクリトリスを優しく撫でた。

「あぁぁん……っ♡♡♡ らめぇぇ……♡♡」
「広瀬のクリトリスはまだ勃起しきっていないな。このクリトリスを指で潰して、真っ赤になるまで虐めてやるよ。そしたらズル剥けになって勃起するんじゃないか」
「ゃ……♡♡ クリ…っ♡ 弱いん、れす……♡ あぅ…ぅ……♡♡」
「まだ何もしてないが? 想像だけで気持ちよくなってるのか? 俺の指が広瀬のクリトリスに触れることを」
「っ…っ……!♡♡ ちが、う、っ、ん…れす……っ♡♡」
「はは……可愛いな……っ」
「〜〜〜〜ん゛あ゛ッッッ!?♡♡♡♡」

 プシュッ♡♡と小さく愛液が噴き出てしまった。秘部の花びらがひくひくと疼きながら、白く濁った液体を吐き出している。本気汁が出てしまって恥ずかしいのに、肉芽がぎゅむっ♡♡と指同士で潰されているせいで、足が勝手に開いてしまう……っ♡

「あ゛ぐ……ッッ♡♡♡ う゛――っ!♡♡ う゛――っ!♡ え゛っ、はな…ひて、くださ……っ♡♡ あ゛っっ♡♡♡」
「発情したクリトリスを指で強く潰されるの、いいだろ。ああ、広瀬は痛いのも好きそうだから、もっと強くしてしまおうか」

 既に小さな突起が潰れてしまうくらい、指で押し潰されてしまっているのに、藍川さんの指がぎり……っ♡♡と更に強くクリトリスを圧迫してくる。

「あ゛あ゛あ゛――――っ!♡♡♡ っあ゛、ぐ、♡ 藍川さ…、♡ まって、まってぇぇ……っ♡♡ これ……っ♡ イ゛グ……!!♡♡♡ イ゛ぎま、しゅぅぅぅっっ♡♡♡♡」
「クリトリスを潰されてイキそうなんて……広瀬は本当に変態だな……っ」
「い゛う゛う゛〜〜――っ♡♡♡ あ゛あ゛あぁぁっっ♡♡♡ っ゛〜〜♡♡ ほんとに、っ、イ゛グ……っ!!♡♡ イ゛グの――――ッッ♡♡♡ ひぎっ、……ぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛ア゛ア゛――――――ッッッッッ!!!!♡♡♡♡♡」

 腰が大きく跳ねてしまった。ガクガク……ッ♡と全身が痙攣して、絶頂を迎えたことをアピールしてしまう。息が詰まってうまく呼吸ができない。
 仰け反ったまま、ぶるん♡ ぶるん♡と乳房を揺らしていれば、ぴんっ♡とデコピンするように乳首を指で弾かれ、更に身体が激しく反ってしまった。

 あ……っ♡ わたし、イっちゃ…った……♡ こんなっ、プールで……っ♡♡ いつバレるか、わからない…のに……♡

 後ろで両手を突いて身体を支えていると、藍川さんがわたしの胸をトンと押してきて、寝転がされてしまう。

「……ぁ…………♡♡ はぁ……♡ は……♡ は……っ♡」
「この方が触りやすいからな」
「あん…………っ♡♡♡」

 すっかり力の抜けた脚をぱかりと割り開かれ、くぱぁぁ……♡♡と秘部の割れ目から愛液が零れ落ちていく。

「う、ぅぅ……♡♡ らめ…………らめ……ぇ……♡♡♡」
「すっかりクリトリスも勃起してるぞ」
「ゃ……♡」

 ふるふると力なく首を横に振って否定の意思を示すのに、藍川さんの指がわたしの肉芽をびんっ♡と弾く。

「ひあ゛ッッッッ!!♡♡♡♡」

 敏感になったクリトリスにはそれだけで強い快感となってしまい、下半身が勝手に波打った。先程絶頂を迎えたばかりだというのに、再び膣の奥が戦慄きはじめる。
 そしてそれを分かっているかのように、藍川さんの指がわたしのクリトリスをすりすり…♡と甘やかしてきて。

「ふぁぁ――っ♡♡♡♡ あ゛〜〜……♡♡♡ ん゛んんん……っ♡♡♡」
「分かりやすい声。なあ、広瀬がどうしたらイクのか教えてやろうか」
「は……っ♡」
「まずはクリトリスを潰すぞ」
「――――お゛おおっっ!?♡♡♡♡♡」

 親指の腹でグニュッ♡♡と肉芽を押し潰されて、あまりの強い刺激に頭の中が真っ白になる。そのせいで、はへ……っ♡♡と下品な声をあげながら、舌を突き出してしまう。

「しばらくこのままだ」
「う゛ぐぐっっっ♡♡♡ う゛あ゛……っ♡♡♡ フ――ッ♡ フ――ッ♡♡ ハッ、ハッ、ハ……ッ!♡♡ 指、っ♡ や、やめ……っ♡」
「でも、気持ちいいだろう?」
「ッ!!♡♡♡」

 気持ちいい――気持ちいい、?♡♡

 クリトリスを強引に潰されてしまっているはずなのに、駄目なはずなのに、わたしの身体は喜んだようにびくんびくんと跳ねて、身体の熱を高ぶらせている。
 だから、気がついたらわたしは、自ら腰を浮かせて、藍川さんの指に肉芽を押し付けてしまっていた……♡

「あ゛あ゛あ゛あ゛♡♡♡ ん、っあ、……っ♡♡ ……もっとぉぉ♡ もっと、ひて…くださ♡♡ ん゛ん゛んっっ♡♡♡」
「ようやく素直になってきたな。このまま弄ってやるから、クリイキの準備をしろ」
「……ぉぉお゛お゛おぉぉぉっっっ♡♡♡♡ 準備っ、て、何……っ♡♡ ん゛あ゛♡♡♡ ぐ……っ♡♡ クリっ♡ 潰さないれぇぇ……っ!♡♡♡♡」

 クリトリスを押さえている親指の力はそのままに、グリッ!♡ グリッ!♡と指の腹でクリトリスを擦り潰されてしまう……っ♡
 肉芽へ刺激を与えられるたびに視界が明滅し、鼻先に小さな火花が飛び散ってしまい涙が溢れ落ちる。

「ん゛ほお゛っっ!?♡♡♡♡ お゛――っ♡♡♡ お゛おっ♡♡♡ クリっ♡ イ゛ギ……っ♡♡ きて…る……っ!♡♡♡ イ゛グのきて、ましゅぅぅぅっっ!!♡♡♡♡」
「こうやってイク宣言を始めたら、わざと優しく触って焦らすんだよ」

 不意に藍川さんの指の力が弱まり、わたしの肉芽を優しく優しく可愛がり始めた。

「……ふぁ…………?♡♡♡ あ゛〜〜〜〜……♡♡♡♡ ふぇ、ぇあ゛あ゛あ――――――……っっっ♡♡♡♡ ああん……っ♡♡♡ あふんっ……♡♡♡♡」

 先程までとは違う、蜂蜜をたっぷり注いだような甘ったるい快楽。自然と漏れる声も蕩けてきて、口元がだらしなく緩んでくる。
 ふわふわと浮いた心地なはずなのに、ドクン、ドクンと自分の心臓の音がやけに大きく響いてくるせいで、何だか身体がおかしい。

「ッ゛〜〜!?♡♡♡ ん゛――っ!?♡♡♡ ゃ、う゛っ、んん…♡♡ なんれ、っ…これ、っぐぅ、♡ おかし……っ!?♡♡♡♡」
「ふっ。俺に、身体をコントロールされる気分はどうだ。さあ、仕上げだぞ」

 身体を屈めた藍川さんに両の太腿を抱えるようにされ、小さく震える肉芽へ唇が寄せられると――。

「ん゛お゛お゛おおォォォ〜〜――――――ッッッッ!!!!♡♡♡♡♡」

 ぢゅるるるるっっっ♡♡ とふしだらな音がわたしの下半身から聞こえたと同時に、押さえられていたはずの太腿が跳ねた。ばちん、と脳の血管が焼き切れるような、そんな衝撃。わたしは再び絶頂を迎えてしまったのだ。

「は……♡♡ あぁ……♡♡♡」

 わたしが絶頂の余韻に打ち震えている間も、藍川さんの柔らかくした舌先で肉芽を労うように撫でられてしまい、声にならない声がたらたらと零れ落ちる。

「あぅぅ……っ♡♡ はぁ…はぁ……は……♡♡♡ んぅ、っ……♡」
「本気汁がすごいな」
「ああぁぁぁっっ♡♡♡♡」

 雌が本気で感じた時に分泌される愛液を、ちゅぷちゅぷ、と藍川さんに吸い取られて、歓喜で全身が痙攣してしまう。自らM字のように開いた脚の内腿へ、藍川さんの口付けが与えられてしまい、どうしようもなく嬉しい。

to be continued……