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ラブホテルで、挿入を我慢できたら勝ち♡
長時間ベロチューされた後、乳首虐められたり、クリ責めされたりして、我慢できなくなっちゃう話♡


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白石:社会人2年目の新米。桜木先輩のことは信頼している。
桜木:茶髪で気さくな先輩。顔はイケメンで人気がある。

※本作品では、名前変換①②のみ使用可能です。③、④は入力しても使用できませんのでご了承ください。



「ねえ、俺とセックスしない?」

 居酒屋で隣に座る男の言葉に、わたしは無言でビールを飲んだ。

「……桜木先輩、セクハラですよ」
「えー興味ない? 白石ちゃん、案外経験ありそうだし、いけるかと思ったんだけどな」
「経験はともかく、先輩とのセックスは興味ないですね」

 わたしは再びビールジョッキに口をつけた。普段なら迷わず帰るところだが、大きな仕事のプロジェクトが終わって、わたしも桜木先輩も気が大きくなっているのだろう。先輩のセクハラ紛いの会話を、意味もなく続けていく。

「ひどいなあ、言っとくけど俺上手いよ?」
「……なんですか、その自信」
「今までヤった子、みんな気持ちよさそうにイってたし」
「あーそういうのありますよね。でも大体女の子が気を遣って、イった演技をしてくれてるんですよ」

 桜木先輩の茶髪が、店内の冷房でふわふわと揺れていた。天然パーマなのかくるくると跳ねているところもある。桜木先輩は、空のビールジョッキを掴んだまま、わたしをじっと見つめてきた。

「本当に演技だったか、白石ちゃんが確かめてみてよ」
「桜木先輩、何を言い出すんですか……」
「だって白石ちゃんが酷いこと言うからさー」
「酷いことって。ただの一般論です」
「一般論に、俺が当てはまるとは限らないよね」
「まあ……」
「白石ちゃんが言い出したんだから、その言葉には責任を持ってもらわないと」
「はあ」

 会話の終着点が曖昧で、よく分からない。そもそも何故この男は、わたしのことをセックスに誘ったのだろう。
 イケメンだから、引くて数多だろうに。わたしのタイプではないけれど。
 ただ、まあこうやって部下のわたしと気さくに話してくれるところは、この人の魅力の一つなんだろうなとは思う。

「結局、桜木先輩は何が言いたいんですか?」
「要するにホテルへ行って、白石ちゃんが俺のものを入れて欲しいって強請ったら、俺の勝ち。今までの子も演技じゃなかったってわけ。でも白石ちゃんが入れて欲しいって言わなかったら、俺の負け。女の子たちは演技だったんだろうね」

 わたしは、追加で注文したハイボールをくいっと飲んだ。正直わたしにとって、どうでもいい内容だった。

「うーん。わたしにメリットないので……」
「じゃあ負けた方が、勝った方の言う事を一個聞くのでどう?」
「何でも……高い食事とかでも良いんですか」
「もちろん。俺は構わないよ」
「じゃあ、いいですよ」

 たまには、いつもと違うことをするのも良いかもしれない。それに……桜木先輩のものを強請ったらなんて、負ける気がしないし。わたしは桜木先輩の提案にゆっくり頷く。

「お、さすがだね。なら早速いこうか、ホテル」
「あ。今から行くんですか」
「善は急げっていうじゃない? 支払い済ませておくから帰る準備してて」
「はあ……ご馳走様です」

 わたしは黒色の鞄を手に持つと、慌てて桜木先輩の後を追うことにする。ノリで変な提案を受け入れてしまった感は否めないが、このイケメンはどうせ顔がいいからという理由で、女の子が演技をしてくれていただけだろう。
 ホテルの時間がつまらなくなければ、良いけれど。
 そうして、会計を終えた桜木先輩と一緒に、わたしは夜の街へ繰り出ていった。

 元々わたしとセックスするつもりだったのか、それともよく行くのか。多分後者ではないだろうか。桜木先輩は迷うことなく、一軒のラブホテルへ案内してくれた。

「ああ、空いてるね」

 桜木先輩は、まだらに空いている部屋の中から一つの部屋を選ぶと、おいで、とスマートにわたしの手を引く。その手が思ったよりも大きくて、少しだけ心臓がどきりと鳴った。

「……はい」

 こっそり部屋の案内文を読めば、休憩は四時間となっていた。つまりその時間を筒なく過ごせば、勝負の内容としてはわたしの勝ちになるわけだ。まあ、さらっと流すくらいのつもりで過ごそう、そんなつもりだった。

「とりあえず座っててよ」

 部屋に入ると、桜木先輩は紺色のスーツを脱ぎながら、黒い大きなソファへ座るように促してきた。こういうホテルのソファが大きいのは、ソファでも致せるということだろうか。下世話なことを考えながらソファの端に座れば、ジャケットとネクタイを脱ぎ捨てた、一人の男が横に座ってくる。

「ほら、もっとこっちへ来て」
「……はい」

 肩を抱き寄せられて、桜木先輩の熱がじんわりと感じられた。そして、目の前のテーブルにあったリモコンを手に取ると、ピッ、と電子音が響く。はっと顔を上げれば、テレビの電源が入ってえっちなビデオが流れ始めた。

「ええ……桜木先輩、なんでテレビを……」
「え? ただの雰囲気作りだよ、気にしないで」
「そうですか……?」

 テレビから、あんっ、あん、といやらしい声が聞こえてくる。とはいえ気にする程でもないので、わたしは肩を抱いてくれている桜木先輩に、大人しく身を任せることにした。くすりと微笑まれると、ちゅ……と優しく口付けられる。

「ん……」

 頬に大きな手を柔らかく添えられながら、軽い口付けを繰り返されていく。この男の普段の態度みたいな、穏やかな口付け。このくらいの愛撫であれば、問題なくこの時間を終えられそうだとわたしは安心した。ソファの上での口付けは、続いていく。

一時間後。

「あっ、んっ、桜木…せんぱ、っ、あうぅぅ……っ、もっ、いつまで……キスっ、してるん、れすか……っ……ああっ、んあ」
「いつまでって言われてもな。白石ちゃんが俺のちんぽを欲しいって言ったら、終わるかもね?」

 本当にっ、いつまでチューしてるの、この人……っ。
 あれからソファに座って抱き合ったまま、ひたすら口付けを繰り返されていた。最初は触れるだけだったキスも、今や舌同士をくっつけ合う、下品なディープキスになっている。分厚い舌でベロベロと唇全部を舐め上げられて、桜木先輩に口を丸ごと犯されてしまう。

「んああっ……口っ、びりびり……してる、からぁぁ、やぁん、あっ、あ……」
「気持ちよさそうな声。――それともこれも演技なのかな」
「〜〜〜〜っう、あっ、演技、って……そんな、の……んむっ、っ、んんっ……」

 居酒屋では気にならなかったけれど、今ではこの先輩の長い睫毛も、鼻筋が通っている顔も、興奮を煽ることになってしまっている。
 こんな……っ、快楽を求めた猿みたいなキスっ。
 あ――、乳首びんびんっ、になってるし、おまんこ絶対濡れてるっ、気持ちいい――っ。
 瞼をとろんと下げて、口の端から溢れる涎もそのままに、わたしは必死に舌を突き出した。その舌腹のざらざらしたところを、ぢゅるぢゅると音を立てて吸われてしまえば、ビクビクと細い身体が揺れ動く。

「うあ、んっっ、フ―ッ、フ―ッ、やぅぅ……気持ちい……っ…………っ!? ち、ちが……」
「違うのか、残念。……そうだよね、この程度じゃ流石に白石ちゃんも、おねだりしないよなあ」
「っ、ん、そ、そうれ…すっ……」

 この程度……って。
 そんな言葉で片付けられないような、蕩けた声を垂れ流していると、桜木先輩の掌がわたしの太腿をストッキング越しに撫でてきた。ぴく……ぴく……と触れられた太腿が可愛らしく震える。

「あ、あっ…………」
「スカート脱ごうか」
「ぇ……で、でも……」
「大丈夫。挿入するためとかじゃなくて、白石ちゃんの反応を伺うために必要なんだよ」
「そ、うなんです…か……」

 よくよく考えれば意味不明な理屈である。しかし、長時間のディープキスにより、頭がぼうっとしてしまっていて、わたしは正常な判断ができなかった。
 汗でピチピチに張り付いたストッキングとスカートを少しずつ脱がそうとされるので、腰を浮かせてそれを手伝う。

「やぁ、ぅ……」
「……この音聞こえる? 白石ちゃんの下着から可愛い音してるね」

 くちゅ、ぐちゅ、ぐちゅん、くちゅくちゅ……。

「っ……!? や、やめ……んむっ、ん…ん……」

 白色のショーツの中に桜木先輩の片手がさっと入り込むと、秘部を掌全体で撫でられ、淫らな音が大きく響いた。

「あふっっ、あっ、あっ、あ、まっ、てぇ……そこっ、触るのは……っ、んあ」
「ん? でもほら……挿入してるわけじゃないからさ。ルール上は問題ないでしょ」
「え……あ、そっ、か……?」

 問題ないって言われているけど……。
 でも、こんなベロベロってキスされて、手マンでおまんこぐちゅぐちゅされて……っ、挿入していないのに、こんなのセックスと変わらな…っ…。

「ああっ、んふぅぅ……ひっ、あっ、あ、ああんっ、桜木…先輩、っ、おまんこっ……らめぇぇ」

 すっかりぬるぬるになったわたしの秘部へ、桜木先輩の人差し指がずぷんと入り込み、何度も出し入れされる。愛液で潤った膣内は、いとも簡単に桜木先輩の指を咥え込み、きゅうきゅうと締め付けていた。

「アッ、あ……っ、あ――っ、あ――っ、っん、ふ、んっ……んんっ、ン〜〜〜〜ッッ」
「俺のちんぽ入れて欲しくなったら、いつでも言ってくれていいからね」
「……ッ」

 入れて欲しいと言ったら、勝負としてはわたしの負けになってしまうのに。それでも、まだ時間はたっぷりある。この制限時間内で、わたしは理性を崩壊しないでいられるのだろうか。

二時間後。

 黒いソファで、恋人同士のように身体を密着させて、ディープキスをしている。もう部屋に入って二時間も経つというのに、今だに舌をぐちゅぐちゅと絡め合っていた。

「は―っ、は―っ、あ゛っ、あっ、あ゛、はぁ、はぁ、は…ん゛――ッ、あ―っ、乳首……っ、ちくびっ、……」
「乳首がどうかした?」
「っぅう……ちくび……っ、疼い、て……」

 無意識のうちに突き出した胸は、ブラジャーの下で、乳首がじんじんと痺れていた。身体が発情させられて、汗でびしょびしょになっている。身体が敏感になっているせいか、少し桜木先輩に触れられるだけで、過剰に反応してしまう。

「乳首も触ろうか?」
「んっ……で、でも……っ……」
「ほら、もう白石ちゃんのまんこも触ってるしさ、乳首触るくらい今更変わらないよ」
「っ……かわら、な……」
「そうそう。だから乳首触ってーってお願いしてくれたら、全然触ってあげる」
「ぁ……ぁ……」
「まあ勿論、無理にとは言わないけどね。白石ちゃんがココを触って欲しいならってことで」
「ん゛んんっっ」

 ブラウスの上から乳房をキツめに揉まれて、甘ったるい快感に嬌声が漏れる。
 そんなの……っ、触って欲しいに、決まってる。
 ジンジンしてる乳首っ、直接虐めてほし……。
 桜木先輩が言う通り、おまんこ触られてるなら、乳首触られても問題ないのかも……。

「桜木…先輩、っ、ちくび……ちくびをっ、んっ、触って、くださ……」
「ああ、いいよ。ちょっと待ってね」
「あう……」

 優しく穏やかに声をかけられ、身体の力がすとんと抜ける。ブラウスのボタンをぷちぷちとゆっくり外され、ぱさりと床へ服を落とされた。わたしはショーツとブラジャーのみになってしまい、羞恥で顔を真っ赤にする。

「あー触って欲しいなら、自分で下着脱いでくれる?」
「え……っ」
「ホック外して、脱いでくれればいいからさ」
「っ……でも………………んあっ」

 脱がされるのと、自分で脱ぐのでは気持ちの持ち様が全然違う。わたしが渋っていれば、下着の上から乳首を引っ掻かれてしまい、ぴくんと腰が揺れた。

「で、どうすんの?」
「ふ―っ、ふ―……っ」

 ここまで来て、今更触ってもらえないなんて、あり得ない。わたしは震える両手を背中に回すと、三箇所あるホックを丁寧に外した。その下では、絹肌でもっちりとした乳房の先端に、ビンビンに勃起した乳首が桜木先輩を待ち侘びている。

「胸も大きいと思ってたけど、乳首もでっかいね」
「……っ、そんなのっ、言わないれ……くださ、っ、あむっっっ、ん――ッ、んんんん……っ」

 濡れた唇を重ねられると、熱で犯されたような舌が口内へと捩じ込まれる。ぢゅるぢゅると舌を吸われながら、乳首を人差し指でコリコリと虐められてしまえば、頭がぼうっとして何も考えられない。

「あ゛あ、ん゛ぐぐぐ……っ、ん゛―ッ、ん゛―ッ、ふあっ、あう、んっ、んく、あっ、んん、っ」

 こんなのひどい……っ、ふぁぁ……ちくびっ、きもひいいっ、蕩けるっ、腰とけちゃう……っ……。
 もう……口っ、お゛かしいぃぃ……。

 ぬちゅ、ぬちゅと舌で上顎をなぞられ、じわりと視界が滲む。フ―ッ、フ―ッと自然に息が荒くなり、呂律もまともに回らない。少し休憩したいと頭を引こうとすれば、乳首を捏ねくられ無理やり舌を吸われてしまう。

「ん゛ッッ、もう……っ、らめぇぇ……んうぅぅぅ、んぶ、ちゅー、長い、からぁ……」
「なに、もうキスしたくないの? 入れて欲しくなっちゃったかな」
「っ……そうじゃない、っ、ですけ…ど、んっ、口……つかれ、て……っ、あむぅぅ……っ」
「まあそうだね、違うところにしよっか」
「……ぁ…………?」

 ちゅむとリップ音を立てて、桜木先輩の唇が離れていった。ぐったりとソファの背もたれに身体を預けて、呆けていれば、桜木先輩がソファから降りてくる。

「あ……せんぱ、ぃ……?」
「うん。足開いてね」
「やぅ……」

 太腿へ手をかけられ、簡単にぱかりと股を開かされてしまう。その足を思わず閉じようとすれば、間に桜木先輩の身体が入り込んできた。え……っ、なに……っ。
 途端に、すりすり……とショーツのクロッチを手で撫でられてしまい、甘えたような声が出てしまう。

「ああぁんん……」

 わたしの秘部の感触を確かめられた後、桜木先輩の左手がぐいっ、とわたしのクロッチをずらし、とろとろになった秘部の割れ目が外気に晒される。そして、その熟れた秘部へ桜木先輩の唇が近づけられて――。

「ん゛ひい゛ぃぃぃ……!? えっ、あっ……? んあ゛あぁぁ、なに、っ、舐め……っ? ああ、アッ、ああ、んくっ……」
「……こっちなら、疲れないでしょ」

 確かに疲れないけれど……っ、おまんこっ、舐められる方が絶対っ、おかしく…なる……っ、ああっ……待ってぇぇ……。
 腰をいやらしくクネクネと揺らしていれば、駄目だよ、とがっしりと両足を掴まれ、逃げられない。ぬるりと舌で割れ目を舐め上げられたら、じぃぃいんと腰が甘く痺れた。

「はあぁぁぁ……っん、う……! おまんこ……っ、とけ、る……とけちゃ、あうっ、んあ――っ!!」
「白石ちゃんのまんこを舐めてはいるけど、挿入してないから問題ないよね」
「あふん、ん゛ううぅぅぅ――っっっ」

 ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃん……ぴちゃっ
 背筋がゾクゾク震えるような、快感電流が身体中に広がってくる。思わず桜木先輩の頭を掴んで退けようとするけれど、力では敵わないことを思い知らされただけだった。
 そして、ぬるぬると動く舌が、今度はわたしの肉芽をにゅるんと舐めてきてしまう。

「ふあ゛ぁ……っ!? うそっ、クリ……ッ、らめぇ、んっ、ああ、くっ、あ゛〜〜〜〜ッ」
「クリ、好きなんだ? 可愛い反応だね。腰ビクビクしちゃってるよ」
「っう゛う、ん゛あ、あ、あ……〜〜〜〜っ゛、ひんっ、あっ、あ……ッ!? っ、うあ、ん……あ、イク……っ、っ、ん…………くぅぅぅ――――!!ッ」

 ぬるっと柔らかい舌で肉芽をなぞられた瞬間、腰がガクンと跳ねて、プシュッッと愛液が垂れた。雌の弱点であるクリトリスを優しく責め立てられて、一気に絶頂を迎えてしまったのだ。

「はぁ、はぁ、は…………んん……きゃうッッッ……!? あっ、まっ……んああぁぁ……クリっ、やめてぇぇ……」
「クリは気持ちよくない?」
「きもひ、いいけどぉぉ……あっ、クリ……イっちゃう、から……っ……! んっ、イった、ところ……なんれすっ」
「そう? じゃあこっちにしようか」
「ん……っ」

 ぱちんっ、と伸ばしたクロッチが戻されると、桜木先輩の両手が乳房に触れた。カリカリと爪先で左右の乳首を引っ掻かれてしまい、じん、じんと乳首が弱々しく震える。

「ああっ、あっ、ああ……んん……っ」
「少しは落ち着いたかな? 休めたらクリに戻るからね」
「っ……! そん、な……っ、んふうぅぅぅッッ、あ、んっ、ああ、っく……」

 尖らせた舌先で、勃起肉芽の先端をくにゅくにゅと弄られてしまえば、背中が大きく仰け反っていく。ソファに座って投げ出した足が、ぴんっと伸び切って、雌に成り下がっていることを桜木先輩にアピールする。
 ああっ、あっ、と蕩け切った声を出しながら、お腹の奥がじくじくと疼いて、切なさそうに収縮するのには気づかないフリをした。

三時間後。

「ん゛お゛、お゛――ッ、お゛――ッ! イクイクッ、イクウゥゥゥ……ッ……!!」
「あ――……またイっちゃってる」

 大きなソファで寝転がされたわたしは、足をM字開脚に曲げて、ゴリゴリと雄竿で肉芽を擦られていた。わたしの下着は脱がされているし、桜木先輩も服を脱いでいて、お互い全裸である。
 擬似挿入するみたいに、クリトリスを肉棒の側面で押し潰されてしまえば、簡単にイカされてしまう。

「ほお゛おぉぉぉ……っ……! お゛ふ、お゛ッ、んお、お、っ゛――」

 欲にまみれた低い声で、わたしは全身を痙攣させる。雄竿が割れ目を往復するたびに、きゅんきゅんと奥が疼いていく。

「うあぁぁぉお゛おおぉ…………!」
「そろそろ、俺のちんぽが欲しくなってきたんじゃない? 白石ちゃんのまんこが物欲しそうにヒクヒクしてるよ……」
「あはぁ……はぁっはぁっ……ぅ……っ……欲しく、なぃ……れすっ……!」
「えーそうなの? 白石ちゃんのここ、俺のちんぽを当てると勝手に飲み込もうとしてるのに」
「はぅぅ゛ぅ……っ、ち、ちが……」

 わたしの意思を確かめるように、桜木先輩の雄棒の先端が秘部へ当てられる。くぽくぽっ……と花弁が開閉し、これが欲しいと蠢いてしまっていた。

 あ……っ、だめ……入っちゃ、うっ…………なんで、だめなんだ、っけ……?

 まるで自分から挿入するように腰をヘコヘコと動かせば、ニヤニヤと桜木先輩に笑われる。

「へえ。おねだりしてるってことでいい?」
「あ……っ、らめ……っ……」
「でも膣内がこんなにヌチュヌチュだと、入っちゃうよ」
「んくぅぅぅ――っ」

 わたしの膣へ入り込もうとする肉棒から、目が離せない。それでも挿れたら駄目だというその一心から、わたしは腰をなんとか引いた。スポッと気の抜けた音がして、太い雄竿がわたしの膣から抜けていく。

「はっ、はぁ……はひ……桜木、先輩……あと、っ、時間……は……」
「んー? あと一時間くらいじゃないかな。それより腰逃げないでよ」
「はあ゛ああぁ――っ! ん゛、お゛、イクッ、イ…ク……イクぅぅぅ……ッ……!!」

 ゴリっと膨れた肉芽が重い肉棒で潰されて、細い腰が跳ねてしまう。ソファに身体が沈むような音とともに、桜木先輩がわたしを抱きしめてくる。ぎゅうぎゅうと発汗した身体を密着させながら、深くキスをされていく。

「ん゛むう゛うぅぅぅ……! んんん゛ん……はぁ! は、はっ、は……っ、ちゅーしながら、らめぇ……!」
「なんで? キスしながらクリをちんぽでゴリゴリされるの、気持ちよくない? 俺は気持ちいいよ……っ」
「……ぇ、あ…………それ…は……あ…あ゛あ……」
「気持ちいいって、言ってみな? 言うだけじゃ何も変わらないし、大丈夫だって」
「〜〜〜〜っう゛、んお゛…………きもひ、いっ、きもひいぃ……!! あ゛あぁぁっっ……! お゛お、きもひ…い゛いぃぃ」
「……ああ。俺も気持ちいいよ」

 眉が勝手に下がって、口が半開きになり、恍惚とした表情へ変わってしまう。
 言うだけでは何も変わらないって、言われたけれど。
 これ、そんなことない……っ、口に出したら、自覚させられて……頭っ、ふわふわしてるっ、もっと、きもちいいのほしぃぃ……ああぁぁ……。
 レロレロと舌を重ね合わせながら、ズリズリと肉芽を擦られて、お腹をぐっと手のひらで押されると、いやらしい嬌声が溢れる。

「ん゛お゛おぉぉ、あう゛、っく……やぁぁぁ……! おまんこ……っ、っあ、おまんこぉぉ……むずむずっ、んん、きてるぅぅ……!」
「あーそうなんだ」
「ん゛んん゛んんッッッ……! イクイクっ……はぁあ゛あぁぁ…………! イク――ッ!! イっちゃ、……ああ! イッウゥゥゥ――――――ッッッ!!!!」

 桜木先輩の肉棒で押さえつけられた秘部から、潮が噴き出し、透明な液体が四散してしまった。身体がぐぐっと硬直した後、すぐに弛緩して、ぐったりとソファに身体が沈む。瞼で半分隠れてしまった瞳からは光が失われ、汗と唾液でひどいアヘ顔だった。ピク…………ピク…………と弱々しく震える身体を掴まれると、すぐに再び肉棒でクリトリスが押し潰される。

「…………ん゛やあ゛あああ……っ!! クリっ、クリっ……も、ゆるひて……! お゛、お、お゛っ、お゛お、イってる……から……イ゛って、る…………」

 すっかり腫れ上がったクリトリスは、何度もクリアクメをきめてしまう。掴みにくいソファを無理やり掴もうと、両手に力を入れたせいで、ぎりっ、とソファから変な音がした。

 これ以上は……もう……っ……おかしくなるっ、おまんこっ、疼く……っ、どうしよ……。
 …………入れて……ほし……おちんぽっ、欲しいよぉぉぉ……っ……。

 ムキッと肉芽が包皮から自然に剥き出しとなって、お互いの性器の突起同士がキスをする。

「ほお゛おお゛おぉぉ…………!! イ゛ったあ、イ゛っだの……んぐぐぐく……っ、ん゛あああ゛!!」
「こら。そんなに腰を動かしたら、ちんぽ入っちゃうでしょ」
「あ゛あぁぁッッ」

 仕置きとばかりに乳首をぎゅむと摘まれて、思わず舌が突き出てしまう……っ。
 っぅぅ……なんれっ、おちんぽっ、らめ……なの…………ああっ……何でもい、から……っ、欲しいぃぃぃ……。
 わたしは肉芽を擦る桜木先輩の雄棒を、無意識に手で掴む。わたしの手では一周できないくらい太くて、質量も熱もすごかった。

「……ん? 俺のちんぽ握ってどうしたの」
「あ……うぅ……その…………」
「んん? 暇だから白石ちゃんの乳首触ってるね」
「ひぎっっっ、んあ゛……ま、まっ……頭とける……っ、ばかになりゅぅぅ……! あ゛ああぁっあっああ、っう゛」

 カチコチに勃起した乳首をぴんぴんと指先で弾かれると、思考が飛ぶ……っ。
 肉棒を握っていた手がするりと落ちて、我慢汁の糸が引いた。こんな目の前にご褒美があるのに、入れて貰えないなんて……っ。勝負とか何でもいいから、もう、入れて欲しかった。

「――――っ゛!! 桜木、先輩……もう、もうゆる゛ひてえ゛ぇぇぇ!!!! 入れて……っ、入れてください゛いぃぃぃぃッッッ!!」

 腰に両足を絡めて、甲高い声で叫んでしまった。ついに、わたしは桜木先輩に陥落してしまったのだ。乳房を四方に揺らし、早く早くと雄竿を強請る。

「へえ……なら俺の勝ちってことだね」

 ゆっくりと桜木先輩は、わたしの肉芽を肉棒でグリグリと潰しながら、微笑んできた。

「ん゛お゛おぉおォォ、いいからぁぁッッ……!! もう、負けっ……でいい…ですからっっ!!!! 入れて……っ、入れて…くださッ……!!」

 今すぐ入れて欲しいのに……っ。
 腰を縦揺れさせて雄を誘っても、桜木先輩は呑気にコンドームをピチピチ……と着けていた。

「ゴムなんていいから……っ……はやく……入れてよぉぉ……お願い……あっ、あ……あ……入れて……ッ……!!」
「うーん。ゴム要らないの?」
「いいっ……! いらな……っ!」

 そう懇願すれば、桜木先輩は装着しかけていたコンドームを外すと、ずっしりと重い雄竿の先端をわたしの膣口にあてがってきた。

「んっ……」
「……そんな嬉しそうな声出すなって。一気に挿れたくなっちゃうからさ……っ」
「あ……っ」

 ぐぷんとはしたない音が響いた。正常位のまま、じっくりと肉棒が膣内へ押し込まれていく。

「あ゛…あ゛あぁぁ……あ゛ぁァァ……ッ……」
「ぐ……っ、そんなに締め付けられると、すぐ出そうになるな」
「ひあ゛――ッ」

 徐々に腰を押し進められて、ばちばちと火花が目の前に飛び散る。膣壁を抉られると、頭が真っ白になってしまう。身体が仰け反ってしまい、腰が大きく浮く……っ。

「ん゛お゛おぉぉぉッッッ……!! お゛ほおぉぉ、お゛お……っ、しゅ、しゅごいぃぃ……っ……!!!!」

 奥へ入ってきた肉棒は、わたしのポルチオをグリグリと擦ってきて、全身が震えてしまった。

「あ……っ、イク!! っ゛う゛うぅぅ〜〜〜〜!!」
「っ……!」

 こんなの……耐えられない……っ……!
 これ……深いぃぃ……!

 チョロロッと白濁の本気汁を垂らしながら、腰を振って、桜木先輩にしがみついた。訳もわからずイヤイヤと首を横に振っていれば、唇を塞がれ逃げられない。

「ん゛、ん゛むう゛ッッッ、ん゛ぅぅ――――っ、ん゛んんん……」
「いきなり締め付けすぎ……っ、出ちゃうかと思ったよ」
「ぉぉ……ぉ゛……はぁ、はぁ、はぁ……っく、ハッ……! ひぐっっっ!? あ゛ああぁぁ――ッッッ!! イ゛っだのにぃぃ……」

 ドチュンッ、ドチュッ、ドチュッ、ドチュ
 最奥を太い雄棒で叩かれて、息が苦しい。酸素を求めて口をぱくぱくと開閉すれば、キスを求めたと思われたのか、口付けをされてしまう。ぐったりと力が抜けた腰を引き寄せられると、腰を深くまで叩きつけられる。

「お゛ごッッッ、お゛――ッ、お゛〜〜〜〜ッッ、ひあ゛、あ゛……桜木、先輩……っ、も……無理ぃぃ……――イ゛グッッッ!!!!」

 ぎゅうぅぅっと奥でその太い雄竿を締め付けた。思わず跳ねてしまう腕を力強く押さえつけられて、代わりに足がじたばたと戦慄く。ビクン! ビクン!と水を失った魚のように全身を跳ねさせれば、楽しそうに跳ねた腰を掴まれ、肉芽を親指で潰されてしまった。

「……ぉお゛おお゛おぉぉっっっ!! なんれっ、クリ゛……ッ、おかしく、な゛るっ……あ゛―っ、あ゛―っ」
「流石にこんな反応は、演技じゃないよね……っ? でも万が一ってことがあるし、本気で責めさせてもらうよ」
「オ゛ッッッ!」

 降りてきた子宮の入り口と、雄竿の先端がディープキスをする。演技って……そんなわけ、っ、あっ、ないのに……っっ。
 しかし、腰をずりずりと引き寄せられてしまえば、ぐっぷりと肉棒を飲み込んでしまい、動けない。ソファの上で膝立ちになった桜木先輩に腰を持ち上げられながら、雄竿を出し入れされて、すぐに足の先っぽがぴぃんと伸びた。

「……っ!! やぁ、っ……! ん゛お゛、お゛、奥ッッッ!! 奥…は、いって……っ……!!!! ん゛ああ゛あぁぁ――ッ!!」

 奥を突かれた瞬間、プシャァァッッ!と潮が盛大に噴き出した。足の爪先が伸び切ってしまうと、ダイレクトに快感が伝わってきてしまう。しかし更にぐりりっ、と奥へ擦り付けるように、肉棒を動かされてしまい、脳が焼き切れてしまいそうだった。

「お゛っ、お゛お……ッ!! イ゛っだ……っ!! イ゛ぎま゛したっ!! ……かはっ、あ゛、きゅーけ、っ、くださ……っ」
「休憩は後でゆっくり取ろうね」
「はっ、はっ、はっ、ハッ――!! けほっ、あ゛ああ…………ぁぁ……奥……っ、らめ……はめ……なの…………」

 体勢のせいか、挿入が先ほどよりもずっと深い。そのくせ両の太腿を握られているせいで、奥をひたすら叩き潰されていた。甘い痺れが全身にじぃぃぃんんと広がり、多幸感と苦しさで身体中が満たされていく。

「あ゛あぁぁあ――――ッッッ!! イ゛グイ゛グ……っ……! イ゛っう゛――ぅ゛ぅっっ!! ――っ゛っっっっ」
「ちょ、まっ…て、急に締め付けないで……っ。出ちゃうから……っ」
「んん゛ん゛ん……っ! フゥ――ッ、フゥ――ッ、イ゛、あ゛……あ゛……桜木……先輩っ、も……ゆる゛ひて……っ!」
「ぐ……っ、あ、やば……っ!」
「ひあ゛あ゛あぁぁぁ――ッッッ!!??」

 ズブンッッッと深く雄竿が刺さった瞬間、お腹の奥へ熱い何かを叩きつけられ、頭が白一色に染まった。
 ああ……っ、中にっ、出されてる……っ。
 ドクドクと膣内で震える肉棒を感じながら、わたしもどっぷりと重い絶頂へと追いやられる。

「あ゛あ…あぁ………………」
「ふ――っ、ふ――っ、まだ出るな……」

 腰を両手で掴まれたまま、精液を全て奥に注ぎ込まれた。やっとのことで射精が終わると、たくましい手が離される。ずしん、とソファにわたしの身体が沈んだ後、勢いで桜木先輩の肉棒が膣から抜けた。

「お゛お……ッ」
「白石ちゃんの膣内が良すぎて、出ちゃった」
「はぁ…………はぁ……は…………んん……桜木、先輩…………あぅ……」
「まあ一回出たから、次は長く持つと思うよ」
「…………ぇ、つぎ………………?」
「そうそう。てかベッド行こうか。ソファ動きにくいからさ」
「あ……」

 戸惑っている間に、身体を乱雑に抱き抱えられると、ベッドへ身体を落とされた。そして後ろ向きに四つん這いにされてしまい、今度は背後から挿入されてしまう。

「ん゛ぎッッッ!!??」

 思わず本能的に腰を引いてしまえば、ぐっと桜木先輩の方へ引き寄せられて、解れた奥に雄竿を押し込まれる。

「お゛ほ……っ! お゛オォォっっ! あ゛っ! あ゛っ、あ゛、あ゛っ、ア゛ッ…………!! う゛あ゛、なんれっ、出たの…にぃぃぃっっ!?」
「あ――でもほら、入れて欲しいって言ったの白石ちゃんだよね? 大丈夫だよ、まだ時間はあるし」
「あ…あ…そん゛な……――――ん゛あ゛あ!! パンパンっ、らめ゛え゛!! あ゛ぐっ、あ゛っっ」

 体勢が変わってやりやすくなったのか、桜木先輩の腰が激しく打ち付けられる。

 パンっパンっパンパンパンパン……ッッッ!!
 っ、らめ、そこ……っ、弱いのにぃぃぃ――。

「あ゛、あ゛、あ゛っ、あ゛ッ、あ゛、無理っ、無理…なの゛っっ!! い゛…ぐ……!! い゛ぐから゛あ……っ、イ゛ッッッ――――――!!!!」

 膣内の気持ちいいところばかりを小刻みに擦られ、ぽたぽたと愛液がベッドのシーツへ垂れていく。絶頂を迎えている間、むっちりと桃尻を両手で揉まれて、恥ずかしい声が溢れてしまう。

「アンッ、ああ……やぁぁ……っ……」
「白石ちゃんばっかりイキすぎじゃないか? そんなので、演技がどうとかよく言えたもんだな」
「っ……ご、ごめんなさ……ほお゛お゛おぉぉ!! っ゛う゛うぅぅ――!! また……っ、イ゛ぎそ、でしゅッッッ!! オ゛ッ」
「だから……イキすぎだって言ってるだろ……っ」
「あ゛ふん゛」

 桃色に熟れた美尻を強く手で叩かれ、白目を剥いて背中が仰け反ってしまった。なんで……っ、お尻っ、たたかれるのも…きもち、いい……っ……。
 何をされても反応してしまう敏感な身体に成り下がり、わたしは雌声をずっと出し続ける。何度もイったせいで、秘部が馬鹿になってしまったのか、チョロチョロ……と愛液が漏れてしまっていた。

「はう…………あ゛あ……んっ、あ゛…っ……桜木…先輩……ん゛ん……桜木……先、輩……っ……ああ……」
「はは……っ、俺に負けちゃってて可愛いね。腰をヘコヘコと振って、誘惑しちゃってさ」

 柔らかい物言いとは裏腹に、ズボズボズボ……ッと後ろから肉棒をガン突きされて、自然と顎先が仰け反っていく。
 ううう……っ、もう……何回、イったか…わからな……っ。
 ズチュンッッ!!と捩じ込むように、雄竿が深く突き刺さった瞬間、呆けたまま瞼がとろんと落ちてしまった。やば……っ、意識とびそぅ……っ

「イ゛っっ、イ゛って…イ゛っでる………………ぁぁ゛……あぁ……っ…………」

 崩れた身体へ覆い被さるように、桜木先輩が乗しかかってきて唇を貪られる。まるでわたしの事を本気で求めているかのような口付けに、心まで奪われそうになってしまう。安易にこんな話乗るべきではなかった、と思うのと同時に、そういえば言う事を一つ聞かないと駄目なんだった、とぼんやり思い出した。

「んん゛ん……っ……きも……ひ……い…………」
「さあ、もうちょっと頑張ろうね」
「――――っ」

 わたしは身体を起こされると、再び後ろから肉棒を押し込まれる。跳ねた身体とともに、汗で張り付いた髪が宙を舞った。

七時間後。

 あれ……わたし、何してたんだっけ……?
 たしか、桜木先輩と一緒に飲んでて……それで…………それで………………?

「――――お゛お゛おっっっ!?」

 ものすごい衝撃にハッと目を見開く。仰向けで寝たままのろのろと顔を動かすと、桜木先輩の雄棒が挿入されていた。

「……ぁ゛あ……ぁぁっ……? なに……っ、ぇ……あぁ……桜木……先、輩……」
「目が覚めた? 白石ちゃん、気を失ってたんだよ」
「……気を…………? あ゛あっっっ!? あ゛! お゛ッ」

 ガクガクと全身を揺さぶられて、本能的にベッドのシーツを強く握りしめる。桜木先輩の愛撫に合わせて動く乳房を片手で掴まれると、乳首をぢゅっと吸われてしまう。

「お゛ほぉぉぉッッッ、やぁ……っ、ちくびっ……らめっ、あ゛うぅぅっっっ……」
「あーやば、また出そう……っ」
「ん゛んんん……っ、もう…ら゛め……出さない、れ……オ゛ォォォ……ッッッ……!!」
 ドチュッ! ドチュドチュドチュ……ッッ!
「あーまた出る……!」
「あ゛――ッ、あ゛――ッ、い゛ぐっ、い゛ぐぅぅぅぅッッッ!! ん゛ぐう゛う゛う゛〜〜――――っ!!!!」

 お腹の奥に熱い液体を注がれたのが、分かってしまう。じぃぃぃんんと痺れる腰を大きく浮かせれば、クリトリスをずりずりと擦られた。甘い刺激が身体中に広がってきて、愛液が溢れ出る。

「あふ……っ、ア゛〜〜〜〜ッッッ、あ゛、あ゛、あ゛っ、クリっ、らめなのぉぉ……っ!」
「ふーっ、出したからちょっと休憩しようか。水持ってくるね」
「ぁ……」

 ベッドから降りた桜木先輩が、冷蔵庫からペットボトルの水を持ってくる。そして、自らその水を口内に含むと、わたしに口移ししてきた。

「んん……」

 冷たい水が、酷使した喉に染み渡っていく。コク…コク……とゆっくり喉を鳴らし、水分を補給すれば口の端から水がこぼれてしまった。

「あう」
「まだ夜は長いし、水分はちゃんと摂らないとね」
「……っ、まだ、って…………」
「ああ、大丈夫。休憩って言ったでしょ。少し挿れるのは休むからさー」

 その言葉を聞いてわたしは思わずホッとする。もうずっと挿入され続けていたせいで、身体が言うことを聞かないのだ。正直なところ、少しくらい休みたいのが本音であった。

「だから、暫くこっちね」
「え……っ!?」

 ベッドに沈んだ身体を持ち上げられると、桜木先輩の膝の上に座らされる。背中から桜木先輩の吐息を感じて、ぶるりと身体が震えた。そして、強引に股を開かされてしまえば、わたしの太腿の上に桜木先輩の太腿が重ねられてしまう。

「あ……っ、なに、して…………」
「んー? 動くと危ないからね。固定しただけだよ」
「危ないって…………あっ」

 背後から桜木先輩の右手が伸びてくる。人差し指が肉芽の先端にちょんと乗せられると、ヒクヒク……ッとズル剥け肉芽が期待したように震えた。

 や……っ、クリっ、駄目なのに……っ
 桜木先輩の指先から目が離せない。

「まあ、白石ちゃんは休憩にならないかもだけどね」
「っ……あ゛ああっ、ああ――っ、はふ、ああっ、なんれっ、クリ……っ、休憩って……っ」

 休憩だと言っていたのに、桜木先輩の指が勃起肉芽を擦り付けてきた。びくんと腰が跳ねて、けれど、足を押さえつけられていて。わたしは思わず桜木先輩の手を握る。

「あ゛あぁぁぁ――――っっっ、い゛っぢゃうぅぅぅ……っ、イクイク……ッ、クリアクメ……っ、きてま、しゅ、ああっ、あんっ、アッ……!」
「すっかりクリが勃起しちゃって、可愛いね。そんな弱い力で手をぺちぺちされても、全然意味ないよ」
「あ゛、イ゛ッ――――――っっっ!!」

 親指の腹でぎゅっと肉芽を潰されると、目の前に火花がいくつも飛び散ってきた。はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、と荒い息を吐いて、甘ったるい快感に耐える。
 こんな簡単にイカされて……っ。
 クリをこしゅこしゅされるの、きもひぃぃ……っ。

「あ゛ああ……っ…………」
「クリも乳首もビンビンだね。俺に触って欲しいのか真っ赤になってる。そうだ、乳首も触ってあげるよ」

 絶頂で震えている中、桜木先輩の二本指でわたしの乳首を挟まれてしまって……。

「ンあああぁぁぁ――――ッッッ!!!!」
「乳首だけでエロい声出しちゃってさ。白石ちゃんがこんなに変態だったなんて、知らなかったな」
「うぅ゛……っ……ぅぅぅ…………」
「ほらクリから手を退けてよ」
「んはあっ、うあぁぁぁっっっ……!! い゛ぐい゛ぐい゛ぐい゛ぐっ! いくう゛うぅぅぅ――――ッッッ!! はぁ、はぁ、はぁ……」

 うわ言のように、イ゛グイ゛グ……と言いながら、わたしは桜木先輩を見上げた。ニコリと微笑まれた笑顔がやけに怖くて、ゾクゾクと背筋が震える。コリッと乳首の側面を擦られたと同時に、プシャッッと潮が噴く。

「はぅ……あっ……うぅ……はひ……っ……イ゛っで…る……イ゛っで……ああっ、んんぅ、っく」

 潮吹きをしている間も、桜木先輩の指はとまらずわたしの弱点である裏筋を、ひたすら撫でてくる。そのせいか、潮吹きが終わらず、プシュッッ、プシュッと小さく潮を何度も漏らしてしまう。

「アア……ッ、はっ、はぁ、は……っ、もう……っ、クリっ、やらぁぁぁ……やなの……っ、やぁ……ぁ……」
「そんなこと言われてもなー」

 悪びれる素振りもなく、桜木先輩の指はわたしの肉芽をしゅりしゅりと摩っていく。

「……あ゛あ゛ぁ…お゛おぉぉぉ……っ……!! クリ゛ッ、お゛かしい゛ッッッ、あ゛ああ、んあ、っはぁぁ、んんんっ……!!」

 ずっとイって…る…………イって……る……
 ガクン、ガクン、ガクン、と震える身体を抑えることができず、わたしは泣き喚いた。ぬるり……と舌で唇を舐められ、あんっといやらしい声が漏れる。

「桜木……先輩……あううう…………」
「あーあ。こんなに気持ちよくなっちゃって。でも、白石ちゃんのおかげで今までの子たちが、演技じゃないことが分かって良かったよ」
「んんんん…………」
「さて、そろそろ休憩できたよね。今度はこっち」
「や……っ、休憩、なん…て……っ……できて、な……」

 それでも構わず、よいしょ、と両脇に手を入れられて、向き合うように今度は桜木先輩の膝の上へ座らされる。そのまま再び身体を持ち上げられると、秘部の入り口へ、そそり勃つ雄竿を押し当てられてしまい……。

「ア゛……」
「自分で入れてみて」
「ん゛あ……そん、な……っ、……ぁぁぁああ゛あ゛」

 持ち上げられた腰を支えて貰えるかと思いきや、すぐに桜木先輩の手が離れてしまう。当然力が抜けた身体はガクンと崩れ落ちてしまい、一気に雄棒がわたしの膣内を突き抜けた……っ。

「ほお゛お゛おおぉぉ――――ッッッ!!??」
「あ、入っちゃった」
「は――っ、は――っ、は…………っ」

 うまく息ができなくて、口がぱくぱくと開閉する。ちゅうと仰け反った白い首を吸われてしまい、小さく吐息が更に漏れた。あまりにも奥へ肉棒が突き刺さっているせいで、少しも動ける気がしない。

「っ……っぅ…………っ…………」
「はい、じゃあ頑張って動いてくれるかな」
「うあ………無理ぃぃ……っ……無理…………」
「さっき休んだでしょう。全く……乳首こんなにデカくしてる場合じゃないよ」
「ん゛オ゛」
「ほら動いて」
「〜〜〜〜っう゛うぅぅ!! う゛ぅ……っ、ぁあ゛…………ふ――っ、ふ――っ」

 動かないでいると、乳首を虐められてしまうので、わたしは桜木先輩の足に両手を突いて、なんとか腰を浮かせようと努める。浮かせたおかげで太い肉棒がだらだらと汁を溢しながら、わたしの膣内から抜けていく。

 あ……っ、抜くのも……っ、きもちい……中っ、擦れて……腰っ、力抜けちゃ……。

 膣壁を肉棒がゴリゴリと抉ってくるせいで、腰が抜けてしまい――

「あ…………ん゛やあ゛ああ――――っ!!!!」

 ズブンンンッッッ!!という鈍い音ともに、解された膣の最奥を肉棒で押し潰されてしまう。子宮口がコリコリと音を立てて、わたしの全身に快感電流が広がっていく。

「お゛おぉぉぉ……ぉぉおぉぉ……っっ、きもひ……ぃぃぃぃっっ! あ゛あぁぁぁ……っ!」
「そうだね、俺も気持ちいいよ……っ」
「あ゛あぁぁぁっっっ!! う゛ぅぅ……ぅぅ……っ……イ゛グっ、イ゛グッッッ! ひあ゛あァァァァ――――――ッッッ!!!!」

 わたしが動かないことに痺れを切らしたのか、桜木先輩の腰が動き出した。下から上に押し上げるように腰をゆさゆさと揺さぶられ、目の前が明滅してしまう。
 もう……っ、むりっ、無理なのに……っ
 にゅるにゅると舌を絡ませ合いながら、ゆっくりと腰を揺らされ、淫らな声が漏れていく。

「あ゛〜〜〜〜ッッッ、また……っ、イク……ッ、い゛ぐい゛ぐい゛ぐ!! い゛ぐうぅぅぅ――――ッッッ!!!!」
「っ、そんなに締め付けられると、俺もまた出そう……っ」
「ら゛め……ら゛め、なの……っ……! ん゛んんんっっっ……!! あ゛あぁぁぁッッ」

 パンパンパン……ッ!と激しく腰を打ちつけられて、桜木先輩の腰の動きが速くなった。身体が揺さぶられてしまい、上手く口付けも出来ないのに、何とか桜木先輩の舌を追いかける。

「ん゛やあ゛ああぁぁ――――――ッッッ!!」
「ああ……っ、出るっ……!」
「〜〜〜〜〜〜っ゛ぅぅう゛ぅっっ!!!!」

 膣内で射精された瞬間、がばっと身体を抱きしめられて、押さえ込むように奥へ精液が注ぎ込まれた。桜木先輩の身体の熱を感じさせられ、脳内が蕩けていく。

「は―っ、は―っ、はぁ……はぁ…………うぅ……っ、んん……ぅ…………」

 絶頂が深くて、気持ちいいところから戻ってこられない。ピクピクと身体が小刻みに痙攣し続けている。

「あ――ふぅ……全部出たかな……」
「……ぁぁぁ…………」

 力の抜け切った身体を桜木先輩の胸に凭れさせて、わたしは息を整えようとする。桜木先輩の顔を見上げれば、愛おしそうに唇を重ねられた。

「ん……っ」
「でもそろそろ疲れてきたね。白石ちゃんも眠くなってきちゃった?」

 無言でこくりと頷くと、よしよしと頭を撫でてもらえて嬉しくなる。一旦休もうかと微笑まれ、桜木先輩にベッドで添い寝されてしまう。

「あぅ……桜木…先輩……」
「少し休んだら、また続きをしよう」
「っ……」

 続きと聞いて、わたしは身体の奥がきゅん……と疼いたことには気がつかないフリをした。

fin