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堅物上司に発情した身体を見られてしまって♡
乳首イキするまで乳首に触れられた後、クリで何度もイカされてしまい、我慢できずに挿入を強請ってしまう話♡


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● ▲ :社会人2年目。大人しく、平和主義。ある日不思議な煙を浴びて、突然発情する身体になってしまう。
新井 ◆ :● の上司。寡黙で厳しいが部下思いで何かあれば必ず助けてくれる。普段の態度から誤解されがち。



乳首イキするまで乳首に触れられた後、クリで何度もイカされてしまい、我慢できずに挿入を強請ってしまう話♡



 ふと見上げた空はとても青く、快晴だった。
 だから●▲は、自分の身にこの後起きることを全く想像できなかったのだ。いつもの日常が始まる、そう思っていたから。日課の清掃のおじさんへにこやかに挨拶を済まし、横断歩道を渡ろうとした、その瞬間。

「――え!?」

 ピンク色――というほど可愛らしい表現が正しいのか分からないが、とにかくピンク色の煙に突然纏わりつかれたのだった。咄嗟にわたしは鼻と口を手で押さえ、目をぎゅっと閉じる。けれどどうも害のある煙ではなかったようで、身体に何の異常も起きなかったし、すぐにその煙は消えていった。

「…………何なの、今の」

 キョロキョロと辺りを見渡してみるも、そんな煙は無いし、発生源となるようなものも無い。わたしは内心首を傾げながら、再び信号が青になったタイミングで横断歩道を渡ったのだった。
 会社の会議室で会議の準備をしつつ、今朝の煙は何だったのだろうと思う。今のところ体調に問題はなさそうだけれど。今朝の出来事に気を取られてぼんやりとしていれば、いつの間にか朝の会議が終わっていた。

「あ……片付け、しないと……」

 わたしは使用したプロジェクターやモニターの電源を切ったり、器具を片付けたりしていく。ゆっくりとケーブルを纏めていれば、急に自身の身体に変化が起きた。

「……っ、なに」

 カシャン、と持っていたマウスが手から滑り落ちる。ドクンと心臓が強く鼓動を鳴らして、思わずしゃがみ込んだ。急激に身体が熱を持ち、ゾクゾクと背筋が震えてしまう。今、何が起きているの……?

「っ、あ……」

 無理やり性感を高められたような、そんな感覚だった。はぁ、はぁ、はぁと荒い呼吸が止まらず、額にじわりと汗が滲む。身体の奥底がきゅうと締め付けられて、苦しくて、疼いてしまうこの感覚をわたしは当然知っていた。

「これ……っ、もしかし、て……」

 ――――わたし、発情してる……っ?
 どうして、会社の会議室で、こんなこと。ぶるりと全身が大きく震えたのは恐怖か、それとも――。
 どちらにしろ、こんな会議室に座り込んでいるわけにもいかない。わたしは脱力した足を奮い立たせて、無理やり立ち上がろうとした。

「…………ん? まだ居たのか。って……●どうした?」
「ぁ……新井、さん……っ、はぁ、どうしてっ」

 会議室の扉が勢いよく開き、そこでは上司が怪訝そうに眉を顰めている。わたしの上司――堅物で面倒事が嫌いそうなタイプ。きっちりとワックスで固められた黒髪が、彼の性格を如実に映し出していた。

「どうしてって言われても、次の時間から俺が予約していただけなんだが……」
「す、すみませ……はぁ……出ていく、ので……」

 ふらふらとした足取りで、壁に手を突きながら歩いていく。けれど、やはり力が入らないせいか、ぐらりと身体が倒れてしまう。

「おっと……! 大丈夫か、●」
「あぁぁんっ♡」
「――――は?」

 傾いた身体を咄嗟に新井さんが支えてくれて、床へ倒れこむようなことはなかった。
 けれど新井さんに触れられた部分へ快感電流が走ってしまい、甘ったるい嬌声が勝手に溢れる。
 やだ……っ、勝手に、えっちな声が……っ。

「ちょっと待て、●。本当に大丈夫か……!?」
「あう♡ はぁ、はぁ……♡ んんっ……♡ 大丈夫、です、から……離して、っ、くださ……っ」
「っ、こんな状態で、離せるわけないだろ」

 心配してくれるのはありがたいが、今は誰かに触れられるだけで身体がおかしいのだ。とりあえず落ち着くためにも、離れて欲しい。だから抵抗を見せようと、力の抜けた両手でぐ……っと固い胸を押し返せば、また、新井さんの眉が顰められた。

「……何をそんなに気にしている。俺は上司なんだからこんな緊急事態くらい、気を遣わなくていいんだよ」
「んっ、く……♡ 分かりました、からぁ……♡ 一旦、離し、て……ほしい、です……♡ 触られてると、身体が……♡」
「――そうか。悪い…………」

 掴んでいた腰や腕が離されると、ずるずる壁伝いに身体がへたり込んでいく。心配したように新井さんも目の前に屈んでくれて、その黒い瞳と目が合えば、ふわりと甘い香りがした。新井さんの香水だろうか。何だか気を抜いたら惹きつけられてしまいそうな、そんな香りで、新井さんらしくない匂いだと思った。

「病院とか……救急車を呼んだほうがいいのか?」
「は……っ♡ は……っ♡ あの……新井さん、っ……大丈夫、ですから……♡ ちょっと休めば……治ると、思いますし……♡」

 正直少し休んだところでこの発情が治る気もしないが、新井さんにこれ以上迷惑を掛けたくもない。いやしかし……と納得いかなさそうな新井さんに、何度も大丈夫だと訴えれば、流石に口籠ったようだった。

「本当に、大丈夫っ♡ です、から……っ♡」
「……っ、大丈夫に、見えないんだよっ」
「――え」

 次の瞬間、新井さんがわたしの身体を強く抱き寄せた。甘い香りが一層強くなって、反射的に呼吸が止まる。たくましい腕。分厚くて硬い胸板。知らない男の人の顔。全てが欲情しているはずのわたしを、更に追いつめた。

「あ……っ♡ なん、で……♡ 新井、さっ♡ 触ったら、っ、んっ……おかしく……っ♡ なって……♡」
「……大丈夫だから。ほら、ゆっくり深呼吸して」
「は、うう……っ♡♡」

 右手で紳士的に頭を撫でてもらいながら、左手はわたしの肩を抱きとめている。言われるがままに息を大きく吸えば、くらくらするような甘い匂いが雄のフェロモンと混ざって、発熱したみたいに身体が熱くなっていく。

「やぁぁ……っ♡♡ んあ、っ♡ あっ……あう……っ♡♡」
「これ……●、一体どうなって……っ」
「ふや、ぁ♡ わかんない、れす……っ♡ 身体が、勝手に……あうっ、発情、して……♡♡」
「勝手に、か」

 よしよしと慰めるように背中を撫でられるのも、辛い。それでも、わたしを助けようとしてくれているのが分かるので、自然と心が温かくなる。じくじくとお腹の奥が疼いて、もっと触れてほしいと騒いでいるのは気が付かないフリをした。

「…………新井さ、ん♡ うう……っ♡」
「ああ」

 一人ではない安心感に、自然と涙がほろほろ溢れてくる。彼の紺色のスーツに顔を埋めて静かに泣いていれば、ひくっ、と嗚咽が鳴ってしまった。

「……こんなこと、っ、新井さんに、んっ♡ お願いすることじゃ、ないと思うんです、けど……っ♡」
「うん」
「…………助けて、ほしい、です……っ♡ 身体、おかしくて、んっ♡ 触って、欲しい、のっ……♡♡」
「最初に言っただろ。緊急時くらい気を遣わなくていいって。●は俺の部下なんだから、大人しく甘えとけ」
「あうっ♡♡」

 零れる涙をそっと指で拭われると、首筋を柔らかく湿った舌が撫でていく。堅物な上司の裏側に隠れた優しさに触れてしまえば、もう止まれる気がしなかった。

 新井さんは会議室の鍵を閉めた後、自らが着ていたジャケットを床に広げた。

「あっ……♡ あうっ……♡♡ んんっ♡ 新井、さっ……♡」
「とりあえず服を脱いだ方がいいな。このままだと汚してしまいそうだ」
「汚れる……? ひゃうっ♡ あっ……ああっ♡♡」

 床に座り込んでいるわたしのニットが脱がされると、ついでとばかりに肌着と桃色のブラジャーを取り除かれる。窮屈な下着から解放された乳房は、嬉しそうに四方へ揺れて、それを新井さんにゆっくりと揉まれてしまった。

「ひああ〜〜〜〜ッ♡♡♡」
「っ、そんなにイイのか」
「ぁ……っ、ごめんなさ、っ♡ 声……出ちゃっ、て♡」
「ああ、声は心配しなくていい。鍵は掛けてあるし、俺がこの会議室を今日一日予約しているから。誰も来ないよ」
「んあっ♡♡ あっ、ま……っ♡ おっぱい……♡♡ きもち、っ♡ んんっ♡♡ 揉んじゃ、らめ……っ♡♡」
「何故? 気持ちいいなら全く問題ないだろう」

 とん、と軽く胸を押されるとジャケットの上で、仰向けにされる。覗き込んできた新井さんの瞳と目が合い、かちり、と噛み合うような音がして。ああ、わたしはもうこの男に掴まってしまったんだ、と心臓が勝手に高鳴った。

「あ……あ……あっ……♡♡ 新井、さ……♡♡」
「……焦んなって」

 薄い唇が片方のふっくらとした乳房へ、スロモーションのように寄せられる。あっ、と呆気に取られたような声が出るのと同時に、ちゅう……っと乳房の丸みが吸い上げられてしまった。

「ひあっ!!♡♡♡」

 まだ乳房だというのに――これが乳首になったら、わたしはどうなってしまうのだろう。ぴちゃ、っといやらしい水音が耳元まで届き、かあ、と頬が赤くなった瞬間。新井さんの舌がつんとした突起を舐めてしまって。

「んああぁぁ――っ!!♡♡♡」

 びくんっ♡と全身が大きく跳ねると、じわ……っ♡とショーツのクロッチに愛液が滲んだ。何が起きたのか一瞬分からず、瞬きを繰り返していれば、くすりと微笑まれながら頬を撫でられる。

「乳首舐められて甘イキしているのか。本当に敏感になってるみたいだな……」
「ひあっ♡♡ あ――っ♡♡ あ――っ♡♡ ちくびっ、きもひ……っ♡ んんっ♡ とけちゃ……ッ♡♡」
「いっそのこと溶けるまで舐めてやろうか。……こら、逃げようとするなっ、そのままいい子にしてなさい」
「っ♡♡」

 乳首をひたすら責め立てられる恐ろしさと快楽を想像し、わたしの腰がずくんと重くなった。平均より大きい乳輪に合わせたサイズの乳首を口に含まれ、ぬるぬると舌先で転がされていく。

「うあ♡♡ あっ♡ あ♡♡ ア……ッ♡♡ や……っ♡ あ……イ、っ♡♡ 甘イキ……っ♡ あっ♡ んっ♡ おわらな、ぃ…れす、からぁ……ッ♡♡♡」
「甘イキじゃ足りないんだろう、そんな蕩けた顔して。乳首でイけばいいんだよ」
「そん、な……っ♡ できな、っ……♡♡ ひああっ♡♡ ちくびっ……♡ 無理、れすぅっ♡♡ んやぁぁ……ッ♡♡ あっ、あっ、あっ……♡♡ ううう……っ♡ きもひ、っ♡」

 乳首に強い快感電流を与えられ続け、気持ちよくて堪らないのに。乳首でイったことなんてなくて、どうすればいいのか分からない。足の先まで力がぴんっと入り、新井さんのスーツのジャケットをぎゅと摘むと、見知った快感が近づいてきた気がした。

「あう♡ あっ……♡♡ あっ♡ ひんっ……♡♡ え、あ……おかし、っ……♡♡ 身体、へん、れすっ♡ んんっ♡ 新井さ、っ♡ 乳首……っ♡ んっ♡ いっかい、やめて…くださ、っ♡♡」
「身体おかしいのを治したいんだろ。そのまま気持ちよくなってみな。乳首カリカリしながら、舐めてやるから。乳首出せ」
「ひい、いっ♡♡ ふやあ、ぁぁ……っ♡♡ ん――っ♡ ん――っ♡♡ んっ、んう、ん……やっ♡♡ 乳首っ♡ らめ……っ♡ らめぇ……っ♡♡」
「――違う。駄目じゃなくて、良いだろう? ちゃんと言い直しなさい。ほら今すぐ」
「ひんっ!♡♡ あっ♡ いい、れすっ……!♡♡♡ あふっ♡ んんっ♡♡ きもひ、っ♡♡ ちくびっ♡ イイ……ッ!♡♡♡」

 はは、と微かに渇いた声で笑われ、親指と人差し指で膨らんだ乳首を挟まれると、ぎゅむっと摘まれてしまった。

「あ゛あ゛――ッッ!?♡♡♡ イ……ッ♡♡ へ、あ、っ、ぁ、っ……!♡♡ イ゛ッ――――ッッ!!♡♡♡♡」

 ビクンッ!♡♡ ビクンッ!♡♡
 突然わたしの身体が痙攣し、腰が大きく浮き上がる。信じられないほどの快楽を目の前にしてしまい、涙を流しながら、初めて乳首での絶頂を経験した。あ、う、う、と言葉にならない声が小さく漏れ落ち、ぷしゅ……っ♡と愛液がショーツの中で弾けて、クロッチ部分の隙間から溢れ出ていく。

「あ……っ♡ あっ……♡♡ イ……っちゃ、っ……♡♡♡ ふ、んんっ♡ 新井、ひゃ……♡♡ あっ!♡♡ イ、イったのにぃぃぃ〜〜――ッ!!♡♡♡♡ なんれっ……乳首っ♡♡」
「だって●、まだ満足してないくせに」
「そ……そんな、ことぉぉ♡♡♡ きゃうっ、あっ♡♡」
「そんなこと? 俺の指に乳首押し付けてきておいて、何を言ってるんだ。俺には、●の身に何が起きてるか分からないが……もっとして欲しいんじゃないか?」

 汗で湿った太腿を持ち上げられて、履いていたショーツを脱がされる。そのタイミングでスカートが一緒に動き、少し下がってしまったが、そんな乱れを直す余裕は無かった。ぬとぉぉぉ♡と愛液の糸がクロッチと秘部の間で伸びきって、やがて、ぷちんと途切れる。

「や……ぅ♡♡ 見ない、れ、くださ……っ♡♡ 新井、さ……♡ 恥ずかし、の……ッ♡♡ あうっ♡♡♡」
「ああ、悪かったな。下着が汚れてしまった」
「はううぅぅ……ッ!♡♡♡」

 濡れた秘部に顔を寄せられ、すんっと臭いを嗅がれてしまい、思わず両手で秘部を覆った。とんでもない辱めを受けている気がして、背中がぞくぞくと震える。
 けれど、それさえもわたしの興奮材料になってしまっていて――。わたしの身体、おかしくなっ、て……っ。
 そしていやらしく疼く秘部へそっと吐息をかけられた。

「ふあ……っ♡♡ うう……ッ♡♡ 新井、さっ♡ やめ、て……くださ、っ♡ ………………んあ゛ああぁ――ッッ!?♡♡♡♡」

 ぬるんっ♡♡
 新井さんの人差し指が秘部から垂れる愛液を掬うと、小さく勃ち上がりかけた肉芽へ、その指が触れる。そして、数回その指が動いて、左右に肉芽の側面を擦られた。

「あっ、ぁぁぁあああ゛あっっ♡♡♡♡」

 たった数回。それだけの愛撫で、天にも昇る心地の性感が全身を巡っていく。なのに当然それだけでは愛撫が収まらず、新井さんの指がクリトリスを撫でてくる。真っ赤に熟れた突起が嬉しそうに揺れ、じんじんと腰が痺れた。

「ん゛〜〜ッ♡♡♡ あっ、あっああっ♡♡ や……っ!♡ イクッ……!♡♡ イクイクっ♡♡ クリ触っちゃ、ああっ♡♡ すぐ…イっちゃい、ましゅ……っ♡♡♡」
「やめてって言っていた割には、もうイキそうじゃないか。こうやって、クリトリスを優しく撫でるのはどうだ?」
「あ、っ♡ ふあぁぁぁ〜〜〜〜っ♡♡♡」
「イイ反応。先っぽをトントンするのはどうかな」
「ひんっ!♡♡ あっ♡ あっ♡♡ あ♡ ああっ♡♡ あ♡」
「優しく先端をノックされるのも良いだろ。あとはそうだ、デコピンするのはどうだ?」
「――はっ?♡♡ ひゅ……っ……う゛あああぁぁぁっっっ♡♡♡♡♡」

 濡れた人差し指が、ぴんっ♡と肉芽を弾いた。瞬間、絶頂で膣内がひくつき、受け止め切れないほどの重い快楽に、喉の奥で声が詰まる。汗で濡れる首を晒せば、ぬるりと舌で汗を拭い取られて、ひっ、と息を漏らした。

「ん、っく……ああ……♡♡ ふや、ぁ……♡♡ んん……っ、きもひ、っ……♡♡♡ なんれっ……まだ、っ♡♡ ううう……っ♡♡♡ やら、っ♡ じんじんっ♡ 終わらな……♡♡♡」
「大丈夫、●が落ち着くまで付き合うから。とりあえずまたクリでイってみるのがいいかな」
「んんっ……!♡♡ っ、今……クリっ……♡♡ ああっ♡♡ 敏感、でぇぇ♡♡♡ あっ♡ んあっ♡♡ やっ、指でぴんぴんっ♡ んひいっ♡♡ とまってぇぇ……!♡♡♡」

 クリトリスでイっても身体の疼きは収まらず、むしろ酷くなっている。ちらりと新井さんの下半身を見れば、雄竿がズボンを押し上げていて、わたしはごくりと喉を鳴らし唾を飲み込んだ。

「へあ、っあ……♡♡ あっ……♡♡ あ、の……っ♡ んひいいぃぃっっ!?♡♡♡ やっ、クリっ♡♡ もうっ……やぁぁぁっ♡♡♡」
「だが、イカないと治らないだろ、それ……っ」
「あ゛あぁぁぁ――ッ♡♡♡♡ ふっ、う♡♡ スリスリッ♡♡ しゅきぃぃ……っ♡♡ あっ、きもひっ♡♡ んんん……っ♡ イ、ク……ッ!!♡♡♡ ひああぁぁぁっっっ!!♡♡♡♡♡」

 イカないと治らない、そうなのかな。そうかも。
 余裕のない表情で新井さんにクリトリスを擦られ、頭が全く働かない。触られても、触られても、もっと欲しくて堪らなくなってしまう。
 絶頂の余韻で震える腰を押さえつけられながら、もう片方の手の指で、クリトリスを可愛がられていく。

「あっ♡ あっ♡♡ あ♡♡ あっっ♡♡ あ――っ♡♡ ずっと、クリ……で、イっ、て……ッ♡♡♡ ふぇ、ぇああぁぁ〜〜――♡♡♡♡」

 こぷっ♡と愛液の塊が秘部の割れ目から溢れて、新井さんのジャケットを濡らした。恐らくもう使い物にならないだろうに、新井さんは気にせず、わたしの秘裂を指でなぞってくる。とろとろの液体がクリトリスへ塗り込まれる感覚が、わたしを狂わせてしまう。

「あ〜〜〜〜ッ♡♡ ふああっ――……♡♡♡ クリっ♡ あんっ……♡♡ しゅき……ッ♡♡♡ ああぁぁ……っ♡♡ んっ、んんう……っ♡♡」
「ああ……っ、そうか。しかし、部下を助けるためとは言え……なかなか堪えるな、これは」
「んんん……っ♡♡ 新井、ひゃ……?♡♡ あぁぁんっ♡♡♡ きゃんっ♡♡ クリ……っ♡♡ また、っ♡ ああ、イクぅぅぅ〜〜〜〜♡♡♡♡ んあぁっ♡♡♡」

 ふとした瞬間に、新井さんの動きがぴたりと止まり、苦しげに唸るような声が聞こえた。けれどそれは一瞬のことで、すぐにまたわたしの肉芽を優しく指で撫でてくれる。
 ああっ、クリっ、きもちいい。きもちいいよぉぉ……。
 こんなに何度もイってるのに、どうして、身体は満足しないのだろう。段々イクのが苦しくなっていく。

「う゛う――ッ!♡♡♡ 新井、さっ♡♡ あ、っ、あっ、うあ……っ♡♡♡ ね……っ♡ 新井ひゃ、っ♡♡ わたひ……っ♡♡ もう……っ!♡♡♡」
「ぐ……っ、●……っ! そんなところを触るな……ッ」

 無意識のうちに新井さんの股間へと手を伸ばし、わたしは膨らんだ部分へ触れた。硬くて、熱くて……どくん!と心臓が激しい鼓動を鳴らす。身体の奥底が、これを――新井さんの雄竿を欲しいと叫んでいた。

「ね……新井、さっ♡ んん♡♡ これ、これ……っ♡♡ 挿れて、欲し……っ!♡♡ あんっ♡♡ おちんぽ……っ♡ 挿れて、くださ…………っ♡♡♡」

 ぐったりした身体を無理やり起こし、新井さんの股間へ顔を寄せる。すんっ、と鼻を吸えば、たっぷりの雄フェロモンが身体に入り込み、瞳がとろんと落ちていく。
 はやく、はやく、これが欲しい……っ。お腹の奥をいっぱい突いて、疼きを止めて欲しい。
 思わずズボン越しにその肉棒にはむ、と食い付けば、慌てたように後頭部の髪を掴まれ、引き離されてしまった。

「んんう……っ?♡♡ 新井、ひゃ……♡♡ なんれ、っ♡ ほし……ッ♡♡♡ はうっ♡♡ いれて、ほし……っ♡♡♡」
「……っ、挿れるって、●……意味わかってるのかっ」
「わ…分かって、る、からぁ♡♡ ん……っ♡ もっ、おねがひ、っ……しましゅっ♡♡♡ 新井ひゃ……ッ♡♡ 挿れて、挿れて、くださ……ッ!!♡♡♡」
「っ――」

 ぎゅうと目を瞑ったまま、恥ずかしい言葉を紡げば、勢いよく抱きしめられた。はーっ、はーっと近くから荒い鼻息が聞こえてくる。唇を貪るようにキスをされながら、新井さんが早急にズボンを脱いでいた。すぐに無言で雄竿を秘部に擦り付けられて、はしたない声が漏れてしまう。

「ふあぁぁんんっっ♡♡♡♡」
「ぁ、ゴム……っ、着けるから。ちょっと待ってろ」

 新井さんは投げ出されたズボンのポケットから財布を取り出すと、中からコンドームを出していた。ピリッと外袋が破られる音。このコンドームを雄竿へ装着している時間は、なんだか気恥ずかしくて、でも、待ちきれなかった。

「挿れるぞ……っ」

 両肩を支えられながら、ずぶんっ、とペニスが膣へ入ってくる。膣の浅いところを擦られただけで、信じられないほどの快楽がわたしの身体を巡った。自然と足がM字に折れ曲がり、新井さんのペニスを受け入れていく。

「……ぁぁあ、っ♡♡ あっ……はい、って♡♡ んあ――ッ!♡♡♡ あっ、あっ、あっ、あ♡♡♡ あ――――ッッッ!!♡♡♡♡ っ――♡♡♡」

 深くて、苦しい。
 コンドームを装着している時思ったが、新井さんの雄竿はかなり大きい。通常サイズのペニスでは届くはずもない場所を、今まさに、開拓されてしまっている。

「う゛ぐっ、うっ……♡♡♡ 新井、さっ♡♡ あっ、あ゛――ッ♡♡♡ も、入り、まひた……っ?♡♡ んん゛っ♡♡♡」
「……まだ、半分ほどだ。もう少しだけ、頑張ってくれ」
「ん゛むっ♡♡♡ んっ♡ んっ♡♡ んんっ♡ んふう〜〜――ッ♡♡♡ はぁ、はぁ……♡♡ あ゛っ!!♡♡♡♡ ひぎっ、あ゛……ッ♡♡ あっ、なにっ……そこっ、知らなっ……!♡♡♡」

 不安を取り除くように甘い口付けをされて、更に深いところへ雄竿が入り込んでいく。半分って……もう無理だよぉぉ。わたしの身体、壊されちゃう……っ。
 誰にも暴かれたことのない弱い所を雄竿で擦られ、がくん、がくんと腰が可愛らしくない動きで跳ねた。思わず握りしめたジャケットに皺が刻まれる。

「ひあ゛ああぁぁっっ♡♡♡ ぇ、っ、う゛あ゛っ♡♡♡ ん゛ぎいッッ♡♡ ゃ……っ!♡♡♡ イ……ッ♡ イク……ッ!!♡♡♡♡ まっ、て……っ、新井ひゃッ♡♡ イキ、ましゅ♡♡♡ ん゛ああ〜〜〜〜――ッッッ♡♡♡♡♡」

 奥をぐっと押し潰された瞬間、頭の中も、意識も全部真っ白に染まっていった。ふと下半身を見れば、結合部から愛液が噴き出している。ああ、わたしイったんだな、とどこか他人事のように感じていると、腰を掴まれ、肉棒がずるずると抜かれていく。

「ア゛――ッッ!♡♡♡ ぁ……ぁあ゛ぁぁ……っ♡♡♡ ひぐう゛うう――――――ッッッ!!♡♡♡♡ あ゛っ?♡♡ え゛、うっう゛っ……♡♡♡ かはっ、はぁ、はぁ…………っ!♡♡♡」
「挿れて欲しいと言ったのは●だろう? こら、今更なに逃げ出そうとしてるんだ、逃すわけないだろ……っ。たっぷりイカせてやるから、なっ!」
「っ゛あ゛♡♡♡ やあ゛あぁぁぁっっっ♡♡♡♡ ごめんなさっ♡♡ ん゛ぎっ!!♡♡♡ 逃げない、れす、っ♡♡♡ あ゛あっっ♡♡♡ イ゛グっ、イ゛グぅぅっ♡♡♡♡」

 ばちゅん!ばちゅん!と最奥に肉棒を打ちつけられたら、わたしは背中を弓のように仰け反らせて、はしたない雌のように「んへえ♡♡」と舌を突き出してしまった。絶対に人へ見せられない顔になっているだろうに、耳元でいい子だ、と褒められてしまえば、へにゃりと口元が緩んでしまう。

「あ゛〜〜ッッ♡♡♡ ふや、あ゛ぁぁ♡♡♡ イ゛っでる、イ゛っでるのぉぉっ!♡♡ 新井さ、っ♡♡ イ゛って、ましゅぅぅッ♡♡♡ ゆるひてぇぇ――ッ♡♡♡」
「おいおい……許して、じゃないだろう? 気持ちいい、そう言いなさい。ぐ――っ、急に締め付けるな、っ。俺に余裕があるわけじゃないんだからっ」
「締めてなっ♡♡♡ あ゛ぐっ♡♡ ん゛――っ♡♡♡ はっ、はっ、はあ……!♡♡♡ っ゛う゛う゛〜〜〜〜♡♡ きもひ、っ♡♡♡ きもひ、ぃぃ……っ!♡♡♡ きもひ…ィィ、れすぅぅぅ〜〜〜〜♡♡♡♡」
「うん、気持ちいいな。●、きちんと言えてえらいぞ」

 頭を撫でられて、いい子だと甘やかされて、心がとろんと蕩けていく。ずちゅ、ずちゅと腰を固定されながら、肉棒の先端と子宮口がディープキスをする。

「……ぉぉお゛お♡♡♡ お゛っ♡♡ ん゛お゛♡♡♡ きも゛ちっっ♡♡ イ゛グっ♡♡ きもひ……っ♡♡ イ゛……グッッッ!!♡♡♡♡ イ゛ッ――――グ!♡♡♡ ん゛う゛うぅぅぅっっっ♡♡♡♡」

 理性を失った獣のような喘ぎ声を出して、わたしは全身を痙攣させた。ずるんっと雄竿がすっぽ抜けてしまい、同時に潮が噴き出し漏らしてしまう。白濁の愛液も溢れてしまって、思わず「ごめんなさ、っ♡♡」と謝罪する。ヒクヒクと動く秘部の花弁がいやらしい。

「……ぅぁ゛ぁぁ…………っ♡♡♡ んん、っ、くぅ゛……♡♡♡ あっ、ぁぁ、っ……♡♡ 新井、ひゃ……♡♡♡」
「……勝手に俺のを抜いたら駄目だろう? ほら自分で今度は挿れなさい」
「ぇ……っ、ぅ♡♡ 自分、ってぇぇ♡ ふあ、っ♡♡♡」
「……挿れられない? なら体位を変えるか。俺の上に乗れよ、座ってるから」
「ぁ……っ♡♡」

 新井さんが床へ両足を伸ばして座ったところへ、わたしは引き寄せられるように近づく。彼と向き合いながら、膝を立てて、勃起したペニスに膣口を当てた。どろどろに解れたそこは、簡単に雄竿を受け入れていく。

「う゛……っ、あ゛ッッ♡♡♡ あっ、あぅ、はいっちゃ……ッ!♡♡♡ や゛っ♡♡ うう゛――っ!♡♡♡」
「大丈夫だ。ゆっくり挿れろ……っ」
「っ゛〜〜〜〜♡♡♡」

 足に力が上手く入らない……っ。顎先から汗が垂れて、新井さんのお腹に零れてしまった。少しでも気を抜いたら、膝から崩れ落ちてしまいそうだ。新井さんの両肩に手を置き、少しずつ腰を下ろす。

「ん゛ぐ、っ♡♡ ふ――っ!♡♡ ふ――っ!♡♡ あ゛っ、う゛ふうっっ♡♡♡ ん゛ううっ♡♡」

 本当にちょっと腰を進めるだけで、目が眩むほどの快楽が身体を襲うせいで、なかなか雄竿が入りきらない。縋るように新井さんを見れば、手伝いが必要か、と囁かれ、わたしは小さくこくんと頷いた。

「……しっかり俺に掴まれよ」
「は、はい……っ……♡♡ ――――う゛ぐッッッ!?♡♡♡♡ あ゛〜〜〜〜っっ♡♡♡ っ゛――――♡♡♡」

 ぎゅうと目の前の男にしがみついた瞬間、腰を両手でがっしりと掴まれ、ずぶん!と一気に挿入されてしまった。「あ゛が……ッ♡♡」と苦しげな声が漏れつつ、油断したように晒した首が戻らない。
 さっきとは違う箇所に当たってる……っ。これ、奥のイイとこ引っ掻かれちゃって……っ。やば、とんじゃい、そう。

「ぐ……っう、っ♡♡♡ イ゛っあ゛ああぁぁ〜〜――っっ♡♡♡♡ っあ゛あ♡♡ イ゛っでるっ♡♡ イ゛〜〜ッ♡♡♡ あ、っ深……ぃっ♡♡♡♡」
「●……イってるところ悪いが、動くぞ……っ」
「ひぎいぃっ!?♡♡♡ ん゛ふう゛うぅぅぅ――っ!!♡♡♡♡ やっ、や゛あっっ♡♡♡ ぱんぱんっ♡ らめぇぇ!♡♡♡」

 腰を打ち付ける乾いた音が響いて、ぢゅぷっ♡ぢゅぷ♡と最奥を肉棒で押し潰される。お互いの身体を抱きしめ合いながら、腰を上下に揺らされていく。身体が跳ねる途中で唇が触れ合いそうになり、そのままキスをした。

「ん゛ッ♡♡♡ ん゛、っ、んんっ、んっ♡♡♡ はぁ……!♡♡ はぁ……っ♡♡ 新井、さっ♡♡ ん゛ひい゛いぃぃぃっっっ!!♡♡♡♡」
「……今日会議室に来なかったら、君のこんな顔、知ることもなかったんだろうな」
「う゛う、っ♡♡ すみま、せ……っ♡♡♡ ん゛っ♡♡」
「そういう意味じゃない。来たのが俺で良かったという意味だ。万が一他の男だったらと思うと、ゾッとする」
「……ぇ、あ゛の、新井…さ……♡♡ あ゛あぁぁっ♡♡♡ ん゛ふう゛ぅぅ♡♡♡ あ゛っ!!♡♡ また、イ゛グっ!♡♡♡ イ゛――ッ♡♡ イ゛グぅぅぅっっ♡♡♡♡」

 新井さんの言葉を咀嚼し理解する前に、絶頂が来てしまい、すり抜けていってしまう。ガクガク震える両足を新井さんの腰に巻きつけ、目の前の男との距離を縮める。すると、膨らんだ肉芽と新井さんの恥骨が擦れて、更に快楽が深まっていく。

「ふあ゛――っ!♡♡♡ んっ♡♡ んっ♡ きもひ、っ♡♡ きもひぃ゛ぃ〜〜〜〜♡♡♡ ん゛あ♡♡ あ゛っ♡♡ 新井ひゃ♡ クリっ……♡♡ 当たって、っ♡♡ ふぇ、ぇあ゛ああぁぁ〜〜――♡♡♡♡」

 きもちいい、きもちいい。頭が馬鹿になってしまって、何も考えられない。目の前の男が酷く扇状的に見え、わたしも自ら口付けを何度もした。

「っ、そろそろ出そうだ……っ、中で出すぞ……!」
「あ゛あっ!♡♡ あ゛っ♡♡♡ だひてっ♡♡ いっぱいだひて、くださぃ……っ♡♡ ん゛んっ♡♡♡ わたひのなか、にっ♡♡ あ゛〜〜――ッッッ!!♡♡♡♡」
「っ、●、煽んなって……! あっ……イクっ……!」
「――――っっ゛!?♡♡♡ イ゛ッ♡♡ イ゛あ゛ああぁぁぁぁ――――――っっっ!!♡♡♡♡♡」

 コンドーム越しに精液を吐き出され、それと同時に自らの尿道から潮が強く噴き出した。開きっぱなしの口から唾液が溢れて、悲鳴みたいな嬌声を上げ続ける。ふと新井さんに後頭部を掴まれ、舌をぐちゅぐちゅと絡められた。

「ん゛っ……んん゛……んむっ……♡♡♡」
「ぐっ、●……っ!」

 びゅるっ、びゅるるとお腹の奥で肉棒が律動するのを熱く感じる。蕩けるような心地に、やっと身体の疼きが少し治ったような気がした。

「…………ぁ、ぅ……♡♡♡ は……はっ……は……♡♡♡ 新井、さ……♡♡ んん……っ♡♡♡」
「……待ってろ、ゴム変えるから…………」

 財布からコンドームを新たに取り出す新井さんを見て、いくつ持っているんだろうと不思議に思う。それでも、肉芽を優しく可愛がられながら、雄竿を身体に擦り付けられてしまえば、ずくん♡とお腹の奥が疼き出してしまった。


to be continued……