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会社で厳しい上司は私の旦那様♡
クリ吸引されたまま玄関でお出迎えしたり、休日ずっとクリを焦らされてたっぷり虐められたりする話♡


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七海:大人しく目立たないが、仕事は丁寧なため、評判は良い。
颯真:優秀だが会社では厳しいと恐れられている上司。実は七海の旦那である。
※本作品では、名前変換③④のみを使用することが可能です。①②は入力しても使用できませんのでご了承ください。



会社で厳しい上司は私の旦那様♡
クリ吸引されたまま玄関でお出迎えしたり、休日ずっとクリを焦らされてたっぷり虐められたりする話♡



「この案件の進捗はどうなっている?」

 静かだけれどよく通る低い声が、オフィスに響き渡った。周囲の人間がびくっと震え、すぐに彼のもとへ報告に行く。わたしは、自分の案件ではなくて良かったと心の底から安堵した。
 彼は、わたしたちの上司で、非常に優秀な人物である。
 ただ優秀であるが故に、一段と厳しく周囲に求めるレベルも高いため、職場の皆からは距離を置かれていた。
 ちらりと彼の姿を遠目に見れば、ワックスで少しの乱れなく整えられた黒髪、銀縁の眼鏡、皺ひとつないスーツが嫌みなほど似合っている。そしてその視線を少し落とせば、彼の左手の薬指には結婚指輪がきっちりと嵌まっていて――。

「……あんな人と結婚するのって、どんな女性なんだろうね」
「いくら顔が良くても、わたしは勘弁かも」

 ひそひそと近くの女性陣たちの声がわたしにも、届いてくる。
 苦笑いでこっそりと彼女たちの話を聞きながら、わたしは自分の薬指の指輪をそっと撫でた。
 その指輪が、厳しい上司と同じデザインであることには、誰も気づかない。

「おかえりなさい、颯真さん」

 わたしは、玄関で旦那様の帰宅を出迎える。上司である颯真さんは帰宅がわたしよりも随分遅いため、同じ職場ではあるが帰宅は別々であった。
 誰も知らない。職場の厳しい上司が、わたしの旦那様であるなんて。

「ただいま」

 これから起こるであることを想像し、わたしはもじもじと太腿を揺らした。頬を赤く染め動けないでいれば、颯真さんが銀縁の眼鏡をくいっと上げる。

「おや……七海は、出迎えの仕方を忘れたのか?」
「っ……」

 わたしは抵抗することもなく、震える手でスカートの裾を握り、そっと履いていたスカートを捲る。

 ――パンツは、履いていなかった。

 熟した秘部の上部では、クリトリスにスポイトのようなもの――吸引する玩具が取り付けられていて、そのいやらしさを強調していた。

「ご、ごめんなさい……♡♡」
「よろしい」

 雌の臭いがむわん♡と広がる股間へ、颯真さんの大きな手が伸びてきて、ちゅぽ♡と吸引の玩具が外される。

「やん…っ!!♡♡」

 開発されたクリトリスは、玩具を外されるだけでも敏感に反応してしまう。ぷっくり……♡と通常よりも大きくなったクリトリスが、その淫らな形を主張する。一日中、吸い上げられていたクリトリスは、ぴくぴく…♡と情けなく震え、完全に勃起してしまっていた。

「ふむ……七海のクリは、かなり大きくなってきたな」
「~~っ、そんな、っ……きゃうっっ♡♡」

 じろじろと秘部を颯真さんに観察されて、その羞恥に目を閉じていれば、肉芽へふーっと息を吹きかけられてしまい、びくんと身体を揺らす。

「あ、うぅ……♡♡」

 会社であんなにも厳格な男は、家で妻に玩具を装着させている変態であったのだ。
 わたしは、毎日、毎日、玩具の装着を命令されて、クリトリスがどんどん肥大化してしまっている。

「そのまま動かないように」
「ぁ……♡」

 玄関でわたしが立ち尽くしていると、靴を脱いだ颯真さんがその場でしゃがみこんだ。両の太腿を手で押さえ込まれて、雌の臭いが酷いクリトリスに、ぢゅぷ♡♡と口づけられる。

「あ゛あ゛あぁぁっ♡♡♡」
「こら。勝手に腰を振るな」
「あぁ、ごめんな、さっ♡ んああ……っ♡♡♡」

 今日はまだお風呂に入っておらず、汚いはずなのに……っ♡
 そんなことを全く気にせず、颯真さんはクリトリスを容赦なく吸い上げていく。

 ぢゅる♡ ぢゅるるっ♡♡ ぢゅ――っ♡♡ ぢゅるるぅぅっ♡♡

「ひゃあ゛あぁぁぁんんっ♡♡♡ あっ、あっ、あうう~~ッ♡♡♡ き、汚いのにぃ、っ♡♡」
「七海の身体に汚いところなんて無いが?」
「ぅ……♡♡ で、でも……ああんっ♡♡ あ゛ッ♡♡♡ ふああ~~……♡♡♡」

 膨れ上がったクリトリスを口内に含まれたまま、ひたすら吸い上げられ、膝がガクガクと震えてしまう。立っているのも辛くなってきてしまい、颯真さんの頭へ両手を乗せる。ぐしゃっと整えられた彼の黒髪が乱れて、何故かひどく興奮した。

「あぅ、あっあぁっ……♡♡♡ 颯真…さ、っ……イっちゃいます、からぁ♡ ああぁぁんっ♡♡♡」

 雌の弱点を貪られているせいで、身体は簡単に絶頂へ向かっていく。へこへこ♡と揺れるみっともない腰をぎゅっと押さえつけられ、腰がじん♡と痺れた。

「ああ……イっていいぞ」
「はうぅ……っ♡♡ あっ、颯真さ……♡♡ らめ、らめぇ……っ♡♡ イっちゃう♡ ほんとに、イっちゃ……っ♡♡♡ んくっ、んう……っ♡♡」

 こんな家の玄関でなんて、イカされたくないのに。
 クリフェラが気持ちよすぎて、おかしくなってしまう……♡
 颯真さんの舌がクリトリスを舐める動きが、全部伝わってきて、自然と手足の先っぽに力が入る。
 熱のこもった吐息を吐き出し、上目遣いの颯真さんと目が合えば、ぎらりとした欲望混じりの瞳で射抜かれてしまい――。
 そして、勢いよく、クリトリスを吸引された。

 ぢゅるるっるる~~~~っっ♡♡♡

「あ゛っ!?♡♡♡♡ あ、いくっ、イクイクっ、ぁ、や゛あ゛あああぁぁぁ――――――っっっ!!♡♡♡♡♡」

 がくん♡ がくん♡と全身が大きく痙攣して、わたしはクリアクメをきめてしまった。顎先から仰け反り、恍惚とした表情に変わっていく。じわ……♡♡と秘裂から愛液が溢れ、玄関マットに染みができる。仕上げとばかりにぢゅむ♡と肉芽の先端を軽く吸い上げられると、「ん゛あ゛♡♡」と濁点混じりの声を上げてしまった。

「あ゛…ぁ゛あ……ぁっ……♡♡♡」

 絶頂の余韻に浸っていれば、「お風呂に入ってきなさい」と颯真さんに低い声で囁かれ、わたしは重たい足を引きずって浴室へ向かう。
 これが毎日の日課だった。
 玄関で颯真さんにイカされるまで、わたしはお風呂に入ることが許されず、一日分の汗や体液で汚れた秘部を可愛がられているのだ。

 平日の出迎えもなかなかであるが、休日は更に過激なことを求められていた。

「持ち帰りの仕事があってな。すまないが、終わるまでテレビでも観て待っていてくれ」

 リビングの大きなソファに二人並んで座り、颯真さんはノートパソコンを開いて、休日であるのに仕事をしている。

「は…はい……♡♡」

 わたしはとろとろに蕩けた瞳で、颯真さんを見つめ、大人しく仕事が終わるのを待つ。ぴとり……♡♡と触れ合った腕がやけに熱い。颯真さんが長袖シャツにズボンというラフな格好に対して、わたしは太腿まであるカーディガンを羽織っていた。

「寒くないか?」
「だ、大丈夫です……♡」

 寒さよりも気にすることがある。
 確かにカーディガンを羽織ってはいるが、前開きになっており、わたしはその中で下着しか身につけていなかった。しかもその下着は特別なもので……♡♡
 白色の可愛らしいブラジャーは中心部に穴があり、乳首が丸見えになっているし、ショーツも秘部の所に布が無い。こんなにもいやらしい格好で、颯真さんに待つように言われてしまっていたのだ。

「いい子で待ってるんだぞ」
「ん……♡♡」

 もちろんクリトリスに吸引用のスポイトは装着したままで、ショーツの穴からはみ出ている。こんな状態のせいで、颯真さんに触られてもいないのに、乳首が勃起してしまっていた。クリトリスは吸引用のスポイトで隠れてしまってはいるものの、当然勃起している。

「ふーっ♡♡ ふーっ♡♡」

 旦那様の横で、恥ずかしい格好をしているせいで、呼吸が自然と荒くなってしまう。ちらりと覗き見た仕事をしている颯真さんの横顔はとてもかっこよく、勝手におまんこがきゅう♡と疼く。
 お情けで点けてもらったテレビは、録画した恋愛ドラマが流れていた。いつもわたしが観ているものだ。
 ――こんな淫らな下着を着けて、テレビなんて集中できる筈がないのに……っ。
 けれどもドラマを観ているしかできることはなく、ぼんやりとわたしはテレビを眺める。

「…………あ……♡」

 ふと恋愛ドラマなだけあって、想いが通じ合った二人がキスをしていた。一度触れるだけの優しいキスだ。それでもお預け状態のわたしからすれば、喉から手が出るほど欲しい行為であった。

「颯真さ…ん…………♡♡」

 思わず、吐息混じりの声で彼の名前を呼んでしまう。
 だって……キスして欲しい。せめて、キスだけでも。
 すると、その想いが届いたのか、颯真さんの視線がパソコンの画面からわたしの顔に移った。そして、いきなり後頭部に手を添えられると、一気に顔を引き寄せられて――。

「んっ!?♡♡♡」

 颯真さんにキスをされてしまった。突然の行為に頬を真っ赤に染めて困惑していれば、颯真さんの口もとがふっ、と緩んだ。

「七海、舌を出せ」
「え……あ、はい……♡」

 命令された通りに小さな舌をちろっと出せば、その舌を甘噛みされて引っ張られる。ぢゅぽ♡ ぢゅぽ♡と舌を扱かれて、舌腹でぐちゅぐちゅと舐められていく。

「んあ、あ、あ、っ、あ……っ♡♡♡」

 いきなりの深いキスなのに、恥ずかしい格好をされているせいで、わたしは感じてしまう。口外でぬるぬると唾液で濡れた舌でくすぐられ、びくんと腰が跳ねる。甘い痺れに蕩けてしまいそうになって、ぎゅうと颯真さんの腕を握った。腰に添えられた片手から伝わる熱にドキドキする。

「あう……っん、んう……っ♡♡ ふあ……っ♡♡♡」

 触れ合った舌が心地よく、癖になっていく。自らも颯真さんの舌を追いかけて、必死で絡め合う。ぞくぞくと背筋に快感電流が駆け抜け、じんじんっ♡と乳首が反応する。

「ちゃんと目を開けていなさい」
「……え…………♡♡」
「舌がぐちゅぐちゅと絡まるところを見なさい、と言っている」
「ひ……っ♡♡」

 恐る恐るわたしは目を開けば、舌先でチロチロ♡と責められているのが見えてしまい、頭が真っ白になった。
 颯真さんに、舐められてるっ……♡♡ いや、っ……舌がぬるぬるしてるの、見えて……♡♡
 目線を逸らしたくなるほどの光景であったが、いやらしく舌を動かしながら、颯真さんの言葉に忠実に、健気にもディープキスから目を離さない。

「はふ、っ、う……♡♡♡ んっ♡ あっ、んっ……♡♡♡」

 視覚的にも犯されている気分だ。
 淫らな水音を立てながら、歯列をなぞられ、甘ったるい快楽に瞼が落ちてくる。お互いの漏れる吐息さえも、興奮を煽る材料になっていく。

「んちゅ♡♡ ちゅ……♡ んむっ♡♡ んんう、んっ、はふ……ッ♡♡♡ んくっ、ちゅっ……♡♡♡ ん゛〜〜〜〜ッ♡♡♡」

 唇を覆うように塞がれて、奥まで舌を差し込まれると、息が苦しいのに、どうしてか身体が快感に震えた。颯真さんの唾液が舌を伝ってわたしの中に入り込む。けれども嫌悪感は微塵も感じず、むしろ心地良い。無味無臭の唾液をもっと吸ってしまいたいくらいだった。
 ちゅるんっ♡♡と酸素を求めて颯真さんの唇が一瞬離れた後、すぐにまた唇を押し付けられる。口内で舌が意思を持ったように動き、上顎の裏をこしゅこしゅ♡と舌先で擦ってきてしまう。

「あ……ッ!♡♡♡ あ、うっ♡♡ んう……っ♡♡♡ ん、ん、っ、んっ、ン……ッ♡♡♡」

 華奢な身体がくねくねと揺れてしまう。続きを望んで、きゅん♡と子宮が疼く。おねだりするように颯真さんの上唇を舌で舐めたら、さっと身体が離されてしまった。

「は――っ♡ は――っ♡♡ あ、う……颯真さ、っ?♡」
「そろそろ仕事に戻る。もう少し大人しくしていなさい」
「え……」

 だらんと突き出した舌はそのまま放置され、颯真さんは横に置かれたパソコンを手に取り、再び仕事を始めてしまった。わたしは、ぎゅっとこぶしを握って何とか快楽に耐えようとする。

「っ……♡♡ ぅ……♡♡ ん…………♡♡♡」

 仕事あとどのくらいかかるのかな、早く終わってほしい……っ。
 テレビを見る気にもなれず、ふと下を向けば、左右の乳首が下着の穴から大きく勃起していて――。

「ぁ……♡」

 いま乳首に触れたら……気持ちいいだろうな……♡♡
 幸いにも颯真さんは仕事に集中しているようで、わたしの方を気にかけている様子はない。少しくらい乳首を触っても気づかれないだろう。
 そう、本当に少し。少しだけ触るだけだ……♡♡
 少し触るだけで、絶対に気持ちいいから……♡
 快楽に逆らうことができず、乳首へ手を伸ばした瞬間。

「……言っておくが、自分で触るなよ」
「っ……」

 颯真さんに牽制されてしまった。
 わたしはびくりと乳首へ伸ばした手を引っ込める。
 見られていた。わたしの浅ましい心も全部。
 けれども、ちらっと鋭い視線を隣から感じ、え、と思えば、颯真さんの右手が胸へと伸びてきてしまう。

「……ぁ…………♡♡」

 触ってもらえるかも、しれない。
 気持ちいいことへの期待で、颯真さんの指から目を離せないでいれば、乳首のすぐ側へごつい指が寄ってくる。人差し指がリズムを刻むようにさらりと動いて、そして、乳首の真上ですりすり♡と揺れ動く。

「あ、あ、あ……♡♡」

 まるで乳首を触っているように、突起の上で、ふりふり♡♡と指が震える。どうして触ってくれないの……っ。
 あの指でぐりぐりっ♡と乳首をいじめて欲しいのに。

「ふ―っ♡♡ ふ―っ♡♡ ぁ、っ……はぁ……っ♡♡」

 わたしは自然と胸を突き出し、身体を緩く揺すってみるが、颯真さんの指は逃げてしまい、やっぱりあと少しが触って貰えない。ぴょこん♡♡と固く勃起した乳首が虚しく揺れてしまう。

「なんで……っ、颯真さ、ん……ッ♡」

 思わず漏らした声が届いたのか、太い指が左乳首の乳輪へ触れた。桜色の可愛らしい乳輪をすり……っ♡と指腹で撫でられ、快楽に溶けた吐息が漏れる。

「あ……ッ♡♡♡」

 近いけど、触って欲しいのは乳首なのだ。下着の穴から目立った胸の突起の周りを、くるくると円を描くように指でなぞられ、ぴく、ぴくと弱弱しく震えてしまう。

 も、う……乳首触って欲しい……っ♡
 乳首がいい……っ♡ あの指でカリカリって……♡♡

 颯真さんの指が乳首に当たるのを待っていれば、期待に反して、指が離れていってしまった。

「あ、そん…な……♡♡ 颯真さ、っ♡ 乳首……♡」
「乳首がどうかしたか?」

 一回でいいから触って欲しい、そう懇願しようとしたのに。

「う゛あ゛ッッッ!?♡♡♡♡」

 なのに、その前に、ぎゅっ♡と強く乳首を摘まれた。

「ああ、指が滑ってしまった、すまないな」
「あ゛ぁぁ……ぁ…………♡♡♡」

 一度限りで乳首を摘まれただけなのに、こんなにも気持ちいい……♡♡ まだ乳首がじんじんっ♡と甘く痺れて、くすぐったいような疼きがある。虐めれた方の乳首だけが、真っ赤に腫れて、更に膨れ上がってしまい、恥ずかしい。両方の乳首を見ると、左の乳首だけ大きくなってしまっていた。

「っぅ……♡♡」

 乳首の疼きに耐えていれば、ドラマが終わっていた。内容なんて全然頭に入ってきていなくて、もう一回後で見ようとぼんやり思う。

「む、番組が終わってしまったか。別のにしようか」
「…………ぇ、あ、ありがとう、ございます……♡」

 リモコンの操作をして、颯真さんが別のドラマをつけてくれる。見たことはないけれど、タイトルを見た限り、恋愛ドラマだろうか。わたしが恋愛系のドラマを好きだと知っていて、録画しておいてくれる颯真さんに、密かに胸がきゅんとする。
 ぴくんっ♡ ぴくんっ♡と勃起して震えている乳首をそのままに、ドラマを観ていれば、まだ開始して数分程度だというのに、セックスのシーンが始まってしまう。

「……っ!?♡♡」

 男女がベッドの上で濃厚な触れ合いをして、女性側が押し倒されている。すると、ふっくらとした胸の頂きにある乳首をぴちゃぴちゃと舐められていき――。

「あ、あ、あ…………♡♡♡」

 まるで自分が舐められているかのように、断続的な声が漏れてしまった。乳首をころころと舌で転がされ、音を立てながら乳首を吸引されている。

「七海。テレビを観ているだけなんだから、静かにしていなさい」
「ぁ、ごめん、なさ……っ♡♡ ぁぅ……ん、っ……♡♡」

 けれども、勃起乳首を放置されているこの状況で、こんな乳首を舐められているシーンを見せられて……♡♡ どうして、嬌声を我慢できようか。

「はあ…………」

 重たいため息。
 颯真さんに呆れられてしまったかもしれない。
 びくりと身体を揺らして怯えると、颯真さんは再びソファの横にパソコンを避けた。

「……そんなにも舐めて欲しいなら、自分で乳首を俺の口へ持ってきなさい」
「そんなの、っ、できる…わけ、ッ……!♡♡」

 そんな恥ずかしいこと出来るわけがない、その筈なのに、乳首を舐めてもらえると思ったら、わたしの身体は自然と動いてしまう。わたしはふらふらと立ち上がると、颯真さんの足を挟むように、ソファの上で膝立ちをした。乳首の位置を合わせて、彼の薄い唇に乳首を寄せたら、

「あっ、あああぁぁぁっっ♡♡♡♡」

 いきなり左の乳首を吸い上げられてしまい、身体がガクガクと痙攣する。待ち望んだ刺激は想像以上に甘く、視界が真っ白に染まっていく。

 ぢゅるるっ♡♡ ぢゅーっ♡♡ ぢゅううぅっっ♡♡

 温かい口内に乳首を含まれたまま、激しい音で吸引されて、胸を突き出すように背中が仰け反った。赤くなった頬に生理的な涙が流れ、指で拭われる。カーディガンの中に手を差し込まれて、腰をぎゅっと強く抱かれた。

「あっ♡♡ あっ♡ あうっ♡♡ ア……ッ♡♡ あんっ♡♡」

 これ……っ、乳首で、イっちゃう…かもっ……♡♡

 ふうふうと熱い吐息を零しながら、胸をずらし、右の乳首を彼の唇へ運べば、優しく突起を甘噛みされた後、円を描くように舌先でくすぐられる。

「ふああ〜〜……♡♡♡ んっ、あっあっ……♡♡♡」

 乳首の先っぽがずっとじんじん♡と熱く疼いて、もどかしい。颯真さんの唾液で濡れた乳首がてらてらと光り、そのいやらしさを強調する。ちゅぷ……♡ ちゅぷ……♡とはしたない音を響かせて、乳首を舐められていく。

「ゃぁあ、っあん……♡♡♡ あっ、んっ♡ あっ……?♡」
「もう終わるから、少しだけ我慢してくれ」
「っ、ぁ……♡♡」

 颯真さんは唾液で濡れた口もとをぐいっと袖で拭うと、パソコンでの作業に戻ってしまった。わたしのカチコチに勃起した乳首だけが、虚しく疼く。颯真さんの足元で膝立ちした格好のままであるけれど、穴の空いたショーツから見える秘部は、ひくひく……♡♡と発情していた。

「ぅ、ぅぅ…………♡♡♡」

 わたしの身体はとっくに限界だというのに。
 颯真さんは素知らぬ顔で仕事をしている。
 振り返ると、ドラマはクリトリスを舌で責めているシーンで、わたしはごくん……と固唾を飲んだ。

 はやく、はやく……っ、触って欲しい……っ♡♡

 じんわりと全身に汗が滲み、豊満な乳房の谷間に汗が垂れていく。今は何もされていないのに、腰が勝手にヘコヘコ♡と揺れてしまう。テレビから聞こえる気持ちよさそうな嬌声が、更にわたしを発情させてくる。

「ぁ、っ……ん、っ…………んっ……♡♡♡」

 仕事をしている颯真さんからすれば、腰ヘコ♡は目障りであろうに、何故か注意されなかった。びんびん♡に勃ち上がった乳首で、雌アピールをしながら、健気に颯真さんのご褒美を待つ。
 結局何度かセックスシーンをドラマが繰り広げた後、颯真さんの仕事が終わった。

「待たせて悪かったな」
「はい……♡♡」

 颯真さんの仕事が終わってすぐに寝室へ移動した後、わたしはベッドの側で立たされていた。

「さて……クリの様子を見せてもらおうか」

 羽織っていたカーディガンをそっと脱がされると、クリトリスに装着してあるスポイトの玩具に、颯真さんの手が触れた。

「あ゛ひ……ッ!!♡♡♡」

 軽く指で玩具を弾かれただけで、肉芽へ痺れるような刺激が広がる。くっ、と喉を鳴らしたような笑い声が聞こえて、ぞくん♡♡と背筋が震えた。そして、ちゅぽん♡♡♡と吸引のスポイトがクリトリスが外されていく。

「あ……っ♡♡♡」
「クリの開発は上々のようだな」
「ん゛あ゛あっ♡♡♡」

 膨れ上がった肉芽をぴんと指先で弾かれ、甘ったるい嬌声が漏れてしまう。だって、身体はずっと限界だった。そんなタイミングで弱点であるクリトリスを責められて、平気でいられる筈がない。

「ふあ……あ、っ……♡♡♡」

 興奮した秘裂から、ぽた……♡♡と愛液が垂れ、寝室のカーペットに染みができた。

「っ、ごめんな、さ……ッ♡♡」
「七海は悪い子だな」

 立ったままのわたしの太腿を抱え込むように、両手で押さえられると、座り込んだ颯真さんの唇が、濡れた秘裂へ寄せられて――。

「い、いゃああぁぁッ♡♡♡♡」

 じゅるるるっ♡♡ じゅるっ♡ じゅるじゅる♡♡

 秘部の穴から愛液を吸い上げられて、悲鳴のような嬌声を上げてしまう。ごくん……と颯真さんの喉が鳴ったのが聞こえて、ひっ、と羞恥に怯える。愛液を飲まれてしまっている、愛おしい旦那様に。
 秘裂の割れ目の始まりから終わりまでを分厚い舌で舐め上げられた後、花弁の一つ一つをちゅるん♡ ちゅるん♡と口に深まれていく。

「あ、んっ!♡♡♡ んう、っ……んふ、う……♡♡♡」
「全然綺麗にならないな、掃除をしているというのに」
「ぁ……ぅ、颯真さ……ゆるひ、て……♡♡」

 颯真さんにおまんこを舐められているせいで、愛液が溢れ続けてしまう。じんわりと温かい快楽が下半身から全身に広がっていき、腰がずくん♡と重くなる。立っているのが辛くなって、目の前の男に身体を預けそうになれば、ひょいと軽い身体を抱き抱えられた。

「わ……っ♡♡」

 ぼすんとベットのスプリングが跳ね、わたしの身体がベッドへ沈む。下着の穴から露出しているクリトリスは、包皮を被ったまま、勃ち上がっていた。仰向けになった柔い身体に男の影が差し込むと、すぐに唇を奪われていく。

「んっ♡♡♡ んむ……っ!!♡♡」

 唇ごと食べられてしまいそうな、激しいキス。
 職場で厳しいと恐れられているこの人の、こんな激しい姿を見られるのはわたしだけなのだ。そう思うと自然に身体が熱くなり、颯真さんの首に両手を回した。離れていく唇から透明な糸が伸びる。「は、あ……♡♡」と独占欲に近い欲望に支配されていれば、不意に、颯真さんの指がクリトリスをくちくち♡と弄り始めた。

「あっ、あっ、あ……ッ!♡♡♡ ひあ、あ、あ、あ♡♡」

 びくびくと太腿が揺れてしまう。人差し指の腹で肉芽をすりすりと擦られると、いとも簡単に絶頂へと向かっていく。潤んだ視界の中、颯真さんの前髪が汗で額に張り付いているのが色っぽい。包皮の上に愛液を塗り込みながら、クリトリスを撫でられるのは、堪らなく気持ちいい。

「あんっ♡♡♡ あっ、らめ……っ、颯真さ、イ…イっちゃう……ッ♡♡♡ すぐ…イっちゃい、ますからぁ……ッ♡ ふああっ、ああ……っ♡♡♡」

 わたしの身体が登りつめていくのに合わせて、颯真さんの指の動きがほんの少しだけ速くなる。両足の先っぽがぴんっ♡♡と伸びて、シーツを強く握りしめた。くりくりっ♡♡と肉芽を弄る指の音が耳から伝わり、耳が赤く染まっていく。

「腰が浮いてしまっているぞ……可愛いな、七海。そんなにクリが気持ちいいのか」
「〜〜っ♡♡ いわない、で…くださ、ッ♡♡ あうう、っ♡♡ あっ、あっ、あ――っ♡♡♡ ほんとに、イっちゃ……っ♡♡♡ んんんっうっ♡♡」

 腰がガクガクと浮き上がり、颯真さんの指へクリトリスを押し付けてしまう。瞳を閉じて、絶頂の快楽にどっぷり浸かる。あ、だめ……っ、もうイク……ッ♡♡

「やぁ、っ♡♡ イク……ッ、イクイクっ♡♡♡ イキましゅ、っ♡♡ う゛〜〜ッ♡♡♡ イ、ク、ッ……!!♡♡」
「――まだ、駄目だ」
「っ……!?♡♡♡」

 絶頂寸前のところで、颯真さんの指が離れてしまう。溜まりに溜まった快楽の熱が急激に冷えていき、わたしは暫く何が起きたのか理解できなかった。ヒクヒク……ッ♡♡と肥大化したクリトリスが弱々しく震える。

「ぁ、ぁ、ぁ……どう、し…て……颯真、さ、っ♡♡」

 どうしてイカせてくれないの……っ。
 甘い刺激の余韻で腰だけが虚しく揺れた。震えるクリトリスにふーっと息を吹きかけられた後、颯真さんがにっこりと微笑む。

「勝手にイったら、お仕置きだ」
「ぇ……ぁ、そんな……っ♡♡ お仕置き、っ……♡♡」
「俺が良いというまで我慢な?」

to be continued……